山口(王子)が自ら語る意外な一面?!
山口:僕、“すごく意外”って言われることがあって、人生で高校生活の三年間が一番つまらなかったんですよ。僕にとっての高校三年間は本当に闇だったんです。授業が終わったら一人で帰って、スカパーで野球の試合を全部観ながら、YouTubeで爆笑問題さんを見続けた三年間だったんです!
小澤:え?! なんで???
山口:小中高一貫の私立の高校に僕は高校から入って…追いやられている少数民族。部活も顧問の人とも合わず、友達を作る機会をことごとく奪われたので…“もう、いい。さっさと家に帰ろう!”と…。(その後も当時の思ひ出話を語り続ける山口)
小澤:…辛かったんだね。
山口:文化祭とかも制約がすごくあってね。ただ、唯一“バンドコンテスト”ってゆうのがあって、そこはイキきれてない人たちが格好付けられる場所だったんです。僕はそれを見てて自分のオリジナル曲ではないのに格好付けて“なんて、ダサいんだ!”と思っていて…。そこで、実行委員会の担当の先生に「僕は自分で書いた漫才をしたい! 10分でもいいから時間くれ!」ってお願いして、バンドコンテストの開演前に差し込んだのが、二度目の漫才。僕の漫才のきっかけは“コピーバンドが嫌い”から始まりました!(笑)
小澤:え?オリジナルのネタでウケたの?
山口:それがね…ウケたんです!!! ちゃんと!
小澤:だからこその、今! ってこと?
山口:そうだね…滑っていたら、死んでいたかも。
一同:(失笑)
小澤:…えーっと、Asagaya/LoftAができた年に山口は、
二人:“コピーバンドが嫌い”
小澤:と、言う話だね?!
一同:(笑)
担当:小澤さんの10年前は?
小澤:16歳?!高校一年生。大失恋をして…
山口:10年前は小澤が“王子”でした!(笑)
小澤:そうですね。(笑)僕が完全に恋に振り回されている方でしたね。嫌んなっちゃうくらい大好きだったんですけどね。
担当:当時はお笑いよりも恋愛だったんですね!
小澤:いや!お笑いは当時から目指していて、資料請求はしてました!(笑)本当に僕らお笑いが大好きなんですよ!!!
山口:そう!本当に好き過ぎるんで観る方が好きです!!!
一同:(笑)
教員になっていたかもしれないアントワネット?!
山口:お笑いは好きだったんですけど、大学三年生までは“教員”になろうと思ってたんですよ。
英文学科でずっと学んでいたんですけど…途中で自分の学力の無さに絶望して、免許取る前で辞めちゃいました。
小澤:…僕も教育学部でした!ただ、早々に諦めてましたね!(笑)“こんな奴が教員になっちゃダメだ!”って!(笑)
山口:思春期からずっと“お笑い芸人さんになろう!”って、どのくらいいるんですかね?
担当:…ん~。
小澤:聞いちゃったよ!(笑)知らないよ!!!
山口:そうだよね…。(笑)
アントワネット結成と芸歴のひ・み・つ?
担当:コンビ結成は養成所での出会いですか?
山口:いや! これは完全に「加藤パーチク」っていう人間。
小澤:いやいや、それだけじゃわかんないし!(笑)
山口:え?! 知らないんですか?!?! 亀PのMVの後ろで踊ってる加藤パーチク知りませんか?!
小澤:グーチョキパーチクの“加藤パーチク”知りませんか?!元門出ピーチくパーチクの“パーチク”!!!…が、
山口:仲人さんですね。元々、学生お笑いで別々のコンビで同じような場所に居たんですよ。
小澤:そう。組む前はお互い顔は知ってるくらいのレベルだった。
担当:今年で芸歴は何年目になりますか?
山口:ちょっとこれがややこしくって…僕だけ養成所に入ってて、小澤は養成所には全く入ってないんです。このケースは結構、珍しい組合せなんですよ?
小澤:そう。俺は養成所とかも通ってないんで芸歴、5年くらい上乗せしてる。(笑)
山口:今は「WCS何期生?」って聞かれたら“WCS13期生”って2人まとめてしてます。卒業しても所属出来ず、フリーで芸人活動をして、小澤とコンビを組んだ、翌月に今の事務所に所属できているんで…芸歴は難しいんですよね。その時に応じた芸歴設定してますね。(笑)
小澤:そう!コウモリ芸人ね!
山口:時に芸歴をくらまします!(笑) 芸歴は6年なんですけど…アントワネット結成はこの前やっと4年になりました!(拍手)