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新宿LOFTのステージでライブが出来たら一生それだけで生きていける位の意気込み

── 来月開催する「灼熱の夏みかん祭×真夜中の冷凍みかん祭」に関してお話をお伺いしたいのですが、一部は現段階ですとどんな風にお考えですか？

小高：みんなでアイディアを出してきた中で、ワンマンツアーは今秋に控えている事もあるので、中々見られないようなことをやろうと計画しています。タイミング的にはアルバム発売に先駆けて、そこで全曲初演奏するのがすごく面白いんじゃないかな？ となり、今詰めている所ですね。

── どこよりも早くロフトで聴けるという。

小高：そうですね。アルバムの曲順通りにやろうと。かなりレアです！ただ、新譜は10曲位なので、それだけだと持たんな…って（笑）。そこで、リクエスト企画をやろうとなりまして。そしたら新しいLUNKHEADと今までの歴史の中で埋もれかけていたレアな曲の対照的なリクエスト曲が集まり、これは結構わくわくするなって。

──自分達が予想だにしていない曲がリクエストされているんですね！

小高：…きてる（笑）。過去にもそういうことをやっていて、レア曲といっても定番曲がなんだかんだ上位になっていたので、「そんな心配しなくても大丈夫じゃない？」と言っていたら結構予想外なリクエスト曲が多かったです。

──「えっ？ この曲!?」みたいな（笑）。

小高：まじか!? って。もう5〜6年やっていないようなカップリング曲とか。

── ハードル高いワンマンになりそうですね（笑）。レア曲と初めて演奏する新譜の曲達と…。鍛えられますね。

小高：ほとんど耳コピですからね。レア曲は、演奏してなさすぎて忘れちゃっています…（笑）。

── どの曲が選ばれるか楽しみですね。

小高：最終的な順位は本番のお楽しみ！ という事で！

── また「灼熱の夏みかん祭」の後の、深夜にある「真夜中の冷凍みかん祭」で予定しているLUNKHEADのコピーバンド企画は面白いですね。応募してくるのは大学生や高校生といった10代の子が多いですか？

小高：大学生が多いですね。高校生だとやっぱり難しいのかなぁ。24組位、来ています。

── 実際届いたコピー楽曲を視聴してどうでしょうか？

小高：上手い！ ベースとかよくコピーしてくれているなって。スコアとかない曲でもちゃんとやっているなぁと思い、感心しました。

── 当日は何組位、出す予定なんですか？

小高：一応4組の予定だけど…増えるかも…。バンドの子達が資料の中に意気込みみたいなのを書いてくれているのですが、やっぱり俺らと対バンできるのが凄く嬉しいというのもあるけれど、憧れのLOFTでライブが出来るというのがすごく楽しみと、書いている子がすごく多くて。そう言われれば「そうだよな」と自分らの若い時の感覚を思い出しました。

── そうなんですね。

小高：LOFTでライブが出来るって、そういう意味もあるんだなと思いました。仙台や新潟のバンドの子達もいて、新宿LOFTのステージでライブが出来たら一生それだけで生きていける位の意気込みでしたよ。

── LUNKHEADと共演が出来て、LOFTで演奏が出来るっていうのは彼らから夢のような話なのかもしれませんね。

小高：始めはそんなに応募が来なかったらどうしようと思っていました。だからエアギターでもいい、弾き語りでもいいと間口を広げておいたのですが、結果バンドがものすごくたくさん来て。あとは弾き語りが何組かいましたが、ほぼバンドでみんな応募してくれました。

── 深夜の見所としてはコピーバンド大会以外に他にはどんな企画がありますか？

小高：他は俺が久しぶりの弾き語りライブをします。また俺と壮がDJをやったり、悟はGDABAR。あとは悟の合コン。合田悟ソロコンサートです。

── 合田さんが歌うんですね！

小高：歌います！ 歌って、まぁトークもしつつ…。

── 特別フードメニューも考案していたりするのでしょうか？

小高：考えなきゃ！（笑）。

── では最後に新譜の事に関してお伺いしたいのですが、先程、会話に出たこの秋にするリリースはLUNKHEADとしてはいつ以来の新譜になるのでしょうか？

小高：ベスト盤が1月に出ているので、それを含めれば8ヶ月。オリジナルアルバムとしては1年と半年位ですね。

── この新譜を持って、また長い全国ツアーに廻るんですね。

小高：はい。秋に全国へ廻ります。

── 来年の野望を最後に聞かせてください。

小高：来年はメジャーデビュー10周年なんですよ。なのでフフフ…。

── 最近は、若手のバンドから「高校の時によく聴いていたのでお会いできて光栄です！」って言われる機会も増えましたよね。

小高：すごいですよね。色んな意味ですごいなって。案外俺ら、聴かれていたんだなって今さら実感しますね。

── ライブを見たときに貫禄って出るもんだなぁと思って。

小高：そこはね！ 若手に負けてちゃだめだなって思います（笑）。