それぞれ歴史があって今がある
── 平子さんは、テルスターに対して飲んでる以外にどんなイメージがありますか?
平子:ライブはとにかくインパクトがありますよね。打ち上げも凄まじいから、テルスターはすごく印象強いバンドです。バンドって、打ち上げがすごいか曲が良いかで覚えているんですけど、どちらも強烈だったんでしょうね。だから15周年も続けられるバンドなんじゃないかと思いますよ。バンド結成15周年という冠を付けてロフトグループの店舗を全部廻ってもらえるのはありがたいし、記念すべきことですから今からすごく楽しみにしているんです。
横山:そう言って頂けると、このスイカオバケ(イラストの山田タケシ参照)も喜ぶんじゃないかと。前よりも多く血を飛ばしちゃうかも知れないですね(笑)。
平子:怪我はないようにしてくださいね。でも、一緒に盛り上げたいですね。
峯崎:俺は、まだ自分が新宿ロフトにバイトで入ったばかりの頃、年末のセッチューのイベントで、やたら楽しそうに演奏するバンドだなと思った記憶があります。
横山:楽しそうにやってるんですけど、仲が良いわけでもないんですよ(笑)。15年やるとこうなる。仮面夫婦みたいなものですね。
平子:またまた(苦笑)。
峯崎:でも、長くやっているバンドを見ていると、続けることって大事だなと思います。
横山:シェルターは何周年ですか?
平子:2010年が19周年で、来年が20周年になるんです。その際にまた出演お願いしたいです。バンドあってのシェルターですから。
横山:ありがとうございます。この19年で、下北沢はライブハウスも増えましたね。
峯崎:昨年2店舗できましたからね。ライブハウスは儲かるという風に見えているんでしょうかね。
横山:バンドからノルマを取って回していれば、黙っていてもお金が入ってくるように見えますけど、そんなことはないんですよね。僕もライブハウスをやっていたので、身に染みてわかってます。
── ノルマと言えば、テルスターはシェルターにはノルマを払ったりしたんですか?
峯崎:シェルターは基本ノルマは取っていないんです。
横山:あと、僕らがシェルターに出始めたのは、お客さんも増え始めた時期でしたから。○×△にはノルマをすごい払ってますね(笑)。まぁ、この話はどこかのイベントでということでね。
── ロフト全店舗を廻ってもらうにあたり、お店からテルスターにやってもらいたいお題を出してもらっているのですが、シェルターから何かやってもらいたいことはありますか?
峯崎:あるんですけどねー。ここに書いてしまうとネタバレになってしまうので、書かないでもらうことはできますか?
── わかりました。
峯崎:○○○をしてもらいたいんですよ。
横山:それいいですね。やりたいです。
平子:当日、オープン時間中に何かをやってもらいますので、オープンの時間にはシェルターにお越しいただけると...。
── それはイベント終了後にもやるんですか?
横山:相撲の取り組みが終わったみたいな感じになりますけどいいですか(笑)?
平子:それも面白いですけどね(苦笑)。イベントを全部通して、演出してもらいたいと思っています。
── あとシェルターからテルスターに言いたいことってあります?
平子:15年続けて来ていると思いますけど、初心を忘れずに取り組んで頂けたらと思います。
横山:初心を忘れるほど売れてないので、ずっと初心のままですよ(苦笑)。
峯崎:シェルターも初心を忘れずにやっていこうって心がけているんです。あと、昔テクマ!さんがテルスターで弾いていたと本人から伺っていて、その辺りの話は個人的にすごく気になっています。
横山:阿佐ヶ谷のイベントではお話したんですけど、元々は、テルスターにキーボードを入れたいと言っていた時に、増沢がテルスターに入る前で、テクマ!を紹介してくれたんです。その後、サポートで弾いてもらっていたんですけどJAMかどこかのライブをブッチして、打ち上げの時間に来てテクマ!は辞めることになって、その場にいた増沢がテルスターに加入するという流れになったんです。テルスターの歴史の中で、テクマ!は重要な存在でもあって、アイツがブッチしてなければ、今もキーボードはテクマ!かもしれないし、僕も今頃メイクしてたかもしれない(笑)。そこから今のメンバーになって12〜13年、メンバーチェンジもなくできていますからね。いろんな人の支えがあって、ここまで来れたんだなってすごく思いますよ。だから、2月9日も感謝の気持ちを込めてライブをして、打ち上げは朝まで行く予定なので、よろしくお願いします。
峯崎+平子:よろしくお願いします。