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関ジャニ∞/JUKE BOX

2013.10.11   MUSIC | CD

初回限定盤A(CD+DVD)TECI-8024 / 3,980yen (tax in)
初回限定盤B(CD+DVD)TECI-8025 / 3,980yen (tax in)
通常盤(2CD)TECI-8026 / 3,100yen (tax in)
10.16 IN STORES

CD
01. TAKOYAKI in my heart
02. レスキューレスキュー
03. Sorry Sorry love
04. へそ曲がり
05. 青春ノスタルジー
06. 涙の答え
07. 夕闇トレイン
08. クラゲ
09. Dear Summer 様 !!
10. あおっぱな
11. 北風ブルース
12. あなたへ
13. Your WURLITZER
14. West side !!
15. ここにしかない景色

初回限定盤A(CD+DVD)
DVD:約102分
・基本に帰るぞ!今日はユルめに!関ジャニ∞BBQパーティー!!
・“ここにしかない景色”を訪ねて
仕様:JUKE BOX LYRICS & PHOTO BOOK 〜BBQ ver.〜(64P)
ユニット投票券(初回限定盤A、B、通常盤共通)

初回限定盤B(CD+DVD)
DVD:約72分
・「TAKOYAKI in my heart」 Music Clip+メイキング映像
・関ジャニ∞ガチンコ選抜 新ユニット決定!!
仕様:JUKE BOX LYRICS & PHOTO BOOK 〜TAKOYAKI ver.〜(64P)
ユニット投票券(初回限定盤A、B、通常盤共通)

通常盤(2CD)
仕様:ユニット投票券(初回限定盤 A、B、通常盤共通) 
三方背ケース+LIVE TOUR CALENDAR CARD(初回プレスのみ)
[DISC 2](通常盤のみ)
1. ビースト!!
2. 狩(仮)  ※(仮)含めタイトルです
3. All is well

 関ジャニ∞がフルアルバムとしては前作の『FIGHT』以来、2年振りとなる(ベストアルバムは除く)作品『JUKE BOX』を10月16日にリリースする。前作でも様々な場所で活躍するミュージシャンを作詞・作曲に迎え、バラエティに富んでいた作品だったが、今作もまたRooftopの読者のみなさんが「ほぉ!」と思う豪華作詞・作曲陣が名を連ねていた。1曲目『TAKOYAKI in my heart』の作詞・作曲には前山田健一氏、『青春ノスタルジー』(M-5)は作詞・作曲にSkoop On Somebodyが。『涙の答え』(M-6)はSEKAI NO OWARIのSaoriが作詞、Nakajinが作曲を手掛けたもので、『クラゲ』(M-8)はキマグレンのISEKIが作詞・作曲、『Dear Summer 様 !!』(M-09)はアコギ三人組シンガーソングライター集団UNISTのGAKUが手掛け、シングルでリリースされた『あおっぱな』は怒髪天の増子直純が作詞、上原子友康が作曲といった、それぞれのカラーも散りばめられた、まさにジュークボックスのような色とりどりの全15曲。

 アルバムのオープニングを飾る『TAKOYAKI in my heart』は関西出身の関ジャニ∞らしく、地元・関西をモチーフに7人それぞれの自己紹介も含んだユーモア溢れる歌詞。シングルでリリースされた『へそ曲がり』(M-4)は、お馴染みTAKESHIさんが作・詞作曲を手掛けた、アップテンポの関ジャニ∞らしい応援ソング。そして大人の色気をたっぷりと放つ『青春ノスタルジー』は、切ないラブバラードをメンバーのソロパートでじっくりと歌い上げるところも聴きどころのひとつ。続く『涙の答え』は、伸びやかな7人の歌声とストリングスが心地良いハーモニー響かせ、『Dear Summer 様 !!』はヒップホップ色が強い軽快なアコースティックギターが心地良いサマーダンスチューン。『あおっぱな』ではホーンを用い、スカのリズムに乗せて届けられるこの曲は聴く人を奮い立たせる力を持っているのではないかと思う。メンバーの錦戸亮が作詞、錦戸亮/安田章大が作曲を手掛ける骨太なロックサウンドを鳴らす『Your WURLITZER』(M-13)から、渋谷すばるの高らかな「West side!!」というフレーズで始まる『West side !!』(M-14)の流れも絶妙。そしてラストの『ここにしかない景色』で大円団を迎える今作は、彼らの個性的な魅力が充分に込められている作品。
 
 この作品をリリースし、11月8日から東京ドームの3daysを皮切りに全国5都市でのドームツアーが行なわれるとのことで、彼らの人気を象徴するライブスケジュール。ずいぶん前に東京ドームでの公演を見に行ったことがあったが、決めるところは決めて、でも笑いやゆるさもあるステージは、何時間やったのかは忘れてしまったけれど、あっという間だったということだけは覚えている。それぞれがテレビや舞台、映画でも活躍の場を増やしているが、彼らの曲と魅力を充分に楽しめるコンサートを一度見て欲しい。…と思ったけれど、コンサートチケットはかなりの争奪戦だという話を聞いているので、幸運にもチケットを手に入れることが出来たらぜひ足を運んで欲しい。(やまだともこ)

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