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Ken YokoyamaとNAMBA69のスプリットCD、『Ken Yokoyama VS NAMBA69』発売決定 2018.03.27

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 2016年以降の一連の流れで、パンクシーンの話題に驚くことはもうないと多くのリスナーが思っていたかもしれない。しかし、2018年春に再び、世間が全く予想しなかったとんでもないリリースが発表された。Ken YokoyamaとNAMBA69のスプリット盤の登場である。
 
 『Ken Yokoyama VS. NAMBA69』と名付けられた今作は、これまでのシーンの動きを知るパンクスにとってはニヤリとさせられるタイトルだが、内容もまさに“対決”といった色合いが濃く、相手を潰しにかからんばかりの気合いがそれぞれの音からにじみ出ている。あくまでもこれは仲良しこよしの共同作品ではなく、今なおシーンのトップをひた走るライバル同士によるスプリット盤なのである。
 
 先攻を務めるのはKen Yokoyama。アルバム『Sentimental Trash』以来、実に2年半以上振りとなる注目の新曲群は、前作同様にロック色が強く、それでいてストレートなパンクロックに仕上がった。「Support Your Local」は、横山健らしい地元愛メッセージが込められたストレートなパンクロック。「Malibu Beach Nightmare」や「Come On Let’s Do The Pogo」もそれぞれタイプの異なる楽曲ながら、横山自身だけでなく、ロックの歴史を振り返るような楽曲をここでぶつけてきた。これは今作の興味深いポイントのひとつだ。ちなみに、「Malibu Beach Nightmare」は、80年代に大人気を博したハードロックバンドHANOI ROCKSのカバー。原曲に忠実なアレンジを施しつつ、ボーカルのマイケル・モンローによるサックスソロの代わりに横山が軽快なギターソロで楽曲を彩っている。
 
 NAMBA69は後攻。彼らは昨年春にミニアルバム『HEROES』、そして1月にシングル『DREAMIN'』を発表したばかり。ライブ活動も活発で、KO-HEY(G)加入以降はその評価をグイグイ高めており、まさに絶好調。今作にも現在の勢いがしっかり閉じ込められている。特に「PROMISES」はNAMBA69屈指の名曲。<僕たちはここにいる!/(僕たち本当に喧嘩したかったのか?)/僕たちはここにいる!/(何故僕たちは別々の道を歩んだんだろう?)>というフレーズに代表されるストレートな歌詞に、今作の意義を感じずにいられない。Ken Yokoyama同様、NAMBA69もカバーを1曲提供。ここで選んだのはなんとblur「song2」。1997年リリースのアルバム「Blur」に収録されており、特にアメリカでバカ受けした”グランジ”な1曲。CM曲としてピックアップされたことで日本のお茶の間にも浸透している原曲を、NAMBA69はより激しくラウドにアレンジ。つんのめりそうな勢いで突っ走った。先攻のKen Yokoyamaと比べ、実に対照的だ。全体的にも、Ken Yokoyamaに比べるとモダンなパンクロックを鳴らしているのがNAMBA69と言えよう。
 
 図ったわけではないのだろうが、同じパンクロックのなかでも、Ken YokoyamaとNAMBA69で異なる方向性の楽曲を揃えてきたことは面白い。そして、今作を通じて、両者の現在地が明確に示されていることも重要であると同時に、タイトルに【VS】と記されたこの両者の対決による化学反応は未知数だ。
 
 こうなってくると俄然観たくなるのが両者の対バンツアーだが、もちろん開催が予定されている。全国6都市7公演で繰り広げられるガチンコのVSツアーに注目してほしい。今作は、2018年のパンクシーンにおける最も大きな話題作のひとつとなることは間違いない。さあ、Ken YokoyamaとNAMBA69、軍配が上がるのはどちらだろうか。それを決めるのはあなただ。
 
このツアーの最速先行であるSATANIC ENT.会員先行と餓鬼割先行が3/27(火)21:00より受付開始。Ken Yokoyama オフィシャルHP先行が4/6(金)12:00より受付開始。
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