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bloodthirsty butchersの結成30周年記念イベントがオープン40周年を迎える新宿ロフトで開催決定! 2016.09.12

btb_youth.jpgbloodthirsty butchers(以下、ブッチャーズ)の結成30周年を祝うスペシャル・イベントが11月13日(日)に新宿ロフトにて開催される。

ライブハウス「ロフト」グループのフリーマガジン『ルーフトップ』の創刊40周年、新宿ロフトのオープン40周年記念を兼ねたこのイベントには、射守矢雄(射守矢雄と平松学)、小松正宏(SOSITE)、田渕ひさ子(toddle)といったブッチャーズのメンバーが集結。
ex.COWPERSの竹林現動率いるzArAme、蝦名啓太率いるDischarming manといったブッチャーズと縁の深い札幌出身のバンドの共演も大きな見所だ。

今年は10月23日(日)にバンド屈指の名盤『kocorono』がオリジナルの発売から20年を経て“最終盤”としてリリースされるなど、吉村秀樹亡き後も話題に事欠かないブッチャーズ。結成30周年を迎える節目に各メンバーが率いるバンド、親交の深い盟友バンドがどんなパフォーマンスを繰り出すのか期待したい。

IMORIYA_HIRAMATSU2014-15_big.jpgSOSITE_A.jpgtoddle_2016_350dpi-CMYK.jpgzarame001.jpgdischarmingman.jpg【イベント開催によせて】
1976年8月に創刊されたライブハウス「ロフト」グループのフリーマガジン『ルーフトップ』、1976年10月にオープンした『新宿ロフト』が共に40周年を迎えることを記念したイベントをやろうと考えた時に、bloodthirsty butchers(以下、ブッチャーズ)というバンドがキーワードになるのは必然でした。僕が『ルーフトップ』の編集に携わってから14年、事あるごとにインタビューをやらせてもらい、トークライブを含むイベントをいくつも企画させてもらううちに公私の距離が縮まり、気がつけばブッチャーズは自分の人生において不可欠な音楽であり存在となっていきました。
けれどもご承知の通り、ブッチャーズのリーダーであり求心力だった吉村秀樹さんが2013年5月に逝去したことでバンドは実質的に休止状態にあります。いまだ亡くなった実感はないのが正直なところですが、かれこれもう3年以上ブッチャーズやソロのライブを見ていないことからも吉村さんの不在を感じたりします。もう二度と吉村さんのライブ・パフォーマンスを生で見ることがかなわないのであれば、せめて吉村さんの濃すぎるDNAを身に宿した縁の深い面々が一堂に会したライブを企画し、そのDNAを未来のブッチャーズ・ファンや次世代のリスナーへ直接手渡すことはできないだろうか。『ルーフトップ』と『新宿ロフト』のアニバーサリーにかこつけて考えたのはそんなことでした。
このイベントでブッチャーズに復活してほしいわけではありません。そんなことはどだい無理な話です。吉村さんのことを思い出して感傷に浸りたいわけでもありません。そんなことをしたら「なに後ろ向きなことやってんだよ!」と地獄からケツ蹴りを喰らわされるでしょう。札幌時代からの盟友や後輩に集まってもらって仲良しこよしのライブをやってもらう気持ちも毛頭ありません。そもそも吉村さんは「北海道出身のバンドで一括りにしてほしくない」と公言していた人でした。そうではなく、各々が各々の立場で決して群れることなく、やれることはこれしかないといったスタンスで個性を発揮し合ってもらえるなら、そこには吉村さんが音楽を通じて伝えたかったことがめらめらと立ち込めると思うのです。満身創痍で音楽と格闘して荒野のけもの道を突き進んできた吉村さんの魂をブッチャーズ結成30周年の節目に伝えることができたら、それをオーディエンスの皆さんと共有することができたなら、こんなに嬉しいことはありません。(ルーフトップ編集長:椎名宗之)