森山直太朗が9月9日（水）にニューシングル「生きる（って言い切る）」をリリース。この新曲のミュージックビデオが完成、本日公開となった。

 

5ヶ月に及ぶ全国ツアーを経て生まれた新曲「生きる（って言い切る）」は本質的なテーマに真摯に向き合った楽曲。生命の原点である水をキーワードに構成されたミュージックビデオは、シンプルで力強い作品に仕上がっている。

 

湖のシーンは早朝4時、まだ真っ暗な時間から湖畔にスタンバイ、腰まで半身湖につかった状態で寒さと戦いながら撮影を行った。完成したMVではワンコーラス終わるまで「歌わない直太朗」の表情クローズアップの映像が1カットで続くが、このカットは2時間ほど湖での撮影を続けた中で一番最後に撮ったテイクが採用された。

 

そして今回は水中シーンの撮影にも挑戦。体に2kgのおもりをつけ、水深5mの水の中に繰り返し潜って撮影。これだけの深さまで潜るのは生まれて初めてだったという直太朗、はじめは恐怖感が先に立ちおそるおそる潜っていたが、3回目くらいにはコツをつかみ、幻想的な水中シーンを撮ることができた。

 

「一番最初に耳抜きと、ゴーグルや酸素吸入の器具を口から外す練習を水中で行ったとき、本当は何度も監督に『出来ません』と言いかけました。自分の性分としてこれだけは合わないなと。閉所恐怖症なんです。でも、これだけたくさんのスタッフが一生懸命準備してサポートしてくれるのであればその気持ちに応えたく、『これは100%仕事だ』と割り切って臨みました。プライベートだったら絶対できなかったです」（森山直太朗談）

 

森山直太朗の新曲「生きる（って言い切る）」は本日8月28日（金）よりiTunes、レコチョク他主要サイトで先行配信がスタート。また、本日20:00より放送のテレビ朝日系「ミュージックステーション」に生出演、「夏の終わり」とともに新曲を披露する。