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トップニュース人類は、ビールの旨さにはひれ伏すしかないのか!? オーストラリアを舞台にした衝撃作『荒野の千鳥足』が9月に日本公開決定!

人類は、ビールの旨さにはひれ伏すしかないのか!? オーストラリアを舞台にした衝撃作『荒野の千鳥足』が9月に日本公開決定!

2014.06.18

荒野の千鳥足キービジュアル.jpg★オーストラリアを描いた、史上最高の、史上最も恐ろしい映画。(ニック・ケイヴ)
★凄まじいほどに不快な映画だ。1971年のカンヌ映画祭で観たとき、私は言葉を失った。視覚、物語、空気感、そして精神的にも素晴らしく構築されており、観る度に皮膚の裏側に衝撃が走る。(マーティン・スコセッシ)
★パワフル、本当にショッキング。でも凄い。(ロジャー・エバート/CHICAGO SUN TIMES)


今まで一度も日本に紹介されてこなかった世界の驚愕の映画を上映する≪初公開!世界のどす黒い危険な闇映画≫の第1弾として、『荒野の千鳥足』が9月27日(土)から新宿シネマカリテにてレイトショー公開される。

本作はあの『ランボー』のテッド・コッチェフが監督し、主演を『ハロウィン』のドナルド・プレザンスが務め、オーストラリアの灼熱の砂漠地帯に潜むビールと博打、狩猟の魔力による高揚で破滅へ向かう男の姿を描いた、とんでもない映画。

1971年のカンヌ映画祭に、やはりオーストラリアを舞台にした『美しき冒険旅行』とともに出品され、その後欧州、北米、豪州などで立て続けに公開されながらも、以後長年にわたりネガ、プリントが行方不明となって一切観ることのできなかった超まぼろしの映画だ。

荒野の千鳥足場面写メイン.jpg2004年に米国ピッツバーグにて遂に良好なプリントが発見され、HDにてレストアされたものがマーティン・スコセッシの推薦により2009年のカンヌ映画祭で上映された。
70年代にはペキンパー『わらの犬』(71)やブアマン『脱出』(72)など凄絶なバイオレンス描写と後味の悪さで観る者に衝撃を与えたパワフルな映画が数多く存在したが、本作『荒野の千鳥足』はまったくもってその系譜に属する作品。
ビールのあまりもの旨さに屈する男の悲惨さは、まさに“ビール・インフェルノ”とでも云うべき惨状をスクリーンに焼き付け、もはや言葉も出ない大変なこととなる。

欧米ではリバイバル公開が大きな話題となり、特にアメリカでは「世界最高の映画館」とも言われるALAMO DRAFT HOUSEの配給によって公開、圧倒的な支持を集めた。
そんな、日本ではなぜか一度も輸入されることなく終わっていた衝撃作を映画館で上映されること自体が奇跡だと言えるだろう。

商品情報

『荒野の千鳥足』
<原題:WAKEINFRIGHT(恐怖で目覚める)>

●監督:テッド・コッチェフ[「ランボー」「地獄の7人」]
●製作:ジョージ・ウィロウビー[「赤死病の仮面」(未/製作補)、「深海の軍神」(未)]
●脚本:エヴァン・ジョーンズ[「銃殺」「唇からナイフ」]
●原作:ケネス・クック
●出演:ゲーリー・ボンド[「ズール戦争」]、ドナルド・プレザンス[「007は二度死ぬ」「THX1138」「ニューヨーク1997」「ハロウィン」]、チップス・ラファティ[「砂漠の鼠」「南太平洋ボロ船作戦」]、ジャック・トンプソン[「戦場のメリークリスマス」「真夜中のサバナ」]

1971年/オーストラリア=アメリカ合作映画/109分/ビスタサイズ/字幕翻訳:桜庭理絵
提供・配給:キングレコード
配給協力・宣伝:ビーズインターナショナル
© 2012 Wake In Fright Trust. All Rights Reserved.
2014年9月27日(土)、新宿シネマカリテほかにて泥酔のレイトショー!

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