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セプテンバーミー・ドイヒロト(Vo,&Gt)×マカロニえんぴつ・はっとり(Vo.&Gt)×Shout it Out・山内彰馬(Vo.& Gt)

 年末恒例の人気イベント『新宿ロフトの年末大感謝祭』が今年も12月26日(火)、27日(水)に開催される。
 34年目を迎えた今年は、昨年に引き続き2DAYS開催。今年、ロフトやシェルターにて所縁や活躍、来年度注目や期待の若手アーティストたちが、本年の活動の総括とばかりに楽曲や歌を届け合う。
 音楽性やスタイルも様々ながら、やはり今年も「いい歌」「いいメロディ」と一本筋の通ったラインナップには目を見張るものがある本イベント。今年もブッキングしたのは、新宿ロフト、下北沢シェルターを中心に歌ものロックのブッキングには定評のある樋口寛子だ。そんな彼女が今年も自信のラインナップで、あなたの歌心を奪いにかかる。
そんな同イベントを過去出演&今年出演するアーティストを代表し、セプテンバーミーからドイヒロト(Vo,&Gt)、マカロニえんぴつからはっとり(Vo.&Gt)、Shout it Outから山内彰馬(Vo.& Gt)に登場願い、樋口を交えて鼎談を行った。歴代の出演者代表+ブッカ―が『年末大感謝祭』を語る!! [Interview : 池田スカオ和宏 LUCK'A Inc.]

 

「セプテンバーミ-にとってもロフトは恩人のようなライヴハウスなんです」(ドイ)

 

―みなさんは過去、『新宿ロフトの年末大感謝祭』(特設サイトはこちら)に出られてますが、出演時のことって覚えてますか?

はっとり : 覚えてますね。実は僕らが最初にロフト出たのが、この『年末大感謝祭』のバーステージだったんです。それがきっかけで僕ら叩き直されたところもあって。いわゆる「ライヴとは!」というのを改めて気づかされた日としても記憶に残ってます。

―その「ライヴとは!」って?

はっとり :僕らロフトに強い憧れがあって。バーステージだけでも出れた喜びで満足していたんです。でも出番が終わり、フロアステージで他のバンドを観た時に、自分たちの至らなさを痛感して。その時に、“次は実力をつけてホールステージに立ってやる!!”と強く誓ったんです。

━マカロニえんぴつは、2014年からここまで皆勤賞で『年末大感謝祭』に出演しています。

樋口 : 最初に出たのは、まだ大学生だったよね?音源が良かったで誘ったんです。基本的に『年末大感謝祭』は、その年に自分的にお世話になったバンドや印象深かったバンドを中心に声をかけていて。彼らみたいに、“よし来年は彼らに期待しよう!!”と、ロフトでの実績もなく出てもらったバンドは初めてだったかも…。

ドイ : 僕らも最初、たまたま違う現場で樋口さんにお会いして。その時に自分たちの音源を渡して、後日声をかけてもらってロフトに出させてもらったクチですから。

━その初ロフトのステージは覚えてますか?

ドイ : 僕ら当時、活動拠点が立川で。ほぼ新宿で演ったことの無い中、憧れのライヴハウスで出来るということで、そうとう気合も入ってた記憶があります。それもあったのか?当時のベースがライヴ中に腰が抜けて、アンプを倒してしまって。演りながら、“もう二度とロフトに誘われないだろうな…”と残念な気持ちになっていたんです。でもその半年後、また誘って下さって。リベンジのつもりで挑んだそのライヴで、樋口さんからライヴ後、「良かったよ」と声をかけてもらえたんです。そこからどんどん自身のモチベーションも上がり、刺激のある多くのバンドさんたちともブッキングしてもらえるようになって。もう、セプテンバミ-にとって恩人のようなライヴハウスですよ、ロフトは。

樋口 :セプテンバーミ-に最初に出てもらった時はまだ前身バンドの頃で。もらった音源が良かったんです。さっきのアンプを倒した件は、私も記憶に残っています。挨拶の時は物腰が柔らかい人たちだったのに、ライヴになるとこんなに豹変して暴れるのか…と思って観ていました〈笑〉。

―セプテンバーミーは2014年の『年末大感謝祭』のホールのトリだったんですよね?

樋口 :その年は初めて『年末大感謝祭』を行なった年で、試し試しなところもあったんです。年末は色々とその年を総括したイベントがある中、このような音楽性のバンドを集めつつ、何をコンセプトに打ち出したらいいのだろう?と思っていたのですが、実際に行なったら予想を遥かに超えるお客様が来て下さって。そこで手応えを覚えたんです。

―ちなみにShout it Outは?

山内 : 僕らも樋口さん繋がりでロフトに出させてもらいました。僕ら東京で最も出演回数が多いのが、このロフトなんです。ロフトには出る度にダメ出しされている気がして〈笑〉。でも、それが凄く嬉しくもあるんです。地元の大阪では色々と終演後アドバイスをして下さるライヴハウスの方が何人かいたんですが、東京での当初は樋口さんしかいなくて。しかもキチンと自分たちの足りていないところを指摘してくれてたんです。今も「ロフトは凄くライヴを演る意味がある場所」と感謝しながらステージに上がってますね。

―Shout it Outは2015年にバーステージに登場していましたね。

山内 :その時が東京でライヴをやり始めて1年ぐらいの頃で。バーステージながらもようやくロフトのステージに立てた感慨深さがありました。

樋口 :最初は音源で知って。凄くポテンシャルを感じて声をかけたんです。当時はまだ彼らは高校3年生で。ちょうどその時期、その世代があまり出てなかったんです。そんな中の出会いだったんで、私の中でも、“ああ、こういったバンドがまだ若手でもいてくれた!!”と嬉しくなった記憶があります。

 

 

「メロディアスでキャッチ-なアーティストも多くて、演っていて凄く刺激にもなる」(はっとり)

 

―樋口さんのイベントは基本、様々なジャンルが混在しつつも、そこにしっかりとメロディや歌が根づいているアーティストたちが出演している印象があり、その集大成が、この『年末大感謝祭』のように映ります。

山内 :僕、直接、樋口さんからそれを言ってもらえた時があって。「私はメロディが良いと思えるバンドじゃないと自分のイベントには誘わない」って。その言葉は凄く嬉しかったですね。目指していたところでもあったので。

―樋口さんもよく、「私はバンドを観に来てもらうんじゃなく、そのバンドの歌を聴きに来てもらいたいんだ」と言ってますもんね。

ドイ :分かります。僕らも当初は勢いや衝動だけで演っていた時期があって。凄く汗をかいて勝手にやり遂げた感に浸っていた頃があったんです。で、そのうち、“それだけじゃダメだ!!”と、歌と向き合うようになって。そんなあるライヴの後、樋口さんから、「ようやく歌が届くようになってきたね」と言ってもらえて。その時に改めて、“やはり歌を大事に聴いている人なんだな…”と気づかされたと同時に、その言葉が、のちのライヴの一つの指針にもなりましたからね。

はっとり :逆に僕らは当初から、<歌メロ命>みたいな自負を持っていて。音楽も基本、歌メロが良くないと好きになれないタイプなんです。そんな中、樋口さんのブッキングでは、メロディアスでキャッチ-なアーティストと対バン出来る機会も多くて。好きになるバンドも多く、演っていて凄く刺激にもなるんですよね。もちろん自分たちの音楽が一番だとの自負があるんですが、樋口さんブッキングの時は、たまに共演したバンドに、“やられた!!”と悔しくなる時がありますから。

樋口 : 打ち上げでバンド同士が仲良くなるキッカケも多いかも。それが縁で友達になったり、一緒にライヴを演ったり、呼んだり呼ばれたりとするような仲になるバンドたちも多く見てきましたからね。

ドイ :実際、この3バンドもそうですから。Shoutは今年の夏のツアーに一緒に出てもらったし、マカロニも昨年の47全都道府県ツアーの際に一緒に出てもらったり。これも樋口さんブッキングでの共演つながりでしたからね。

はっとり :僕らもロフトでイベントの時はShoutと一緒にやることが多いし。

山内 : バーミ-は、それこそ樋口さんから「観といた方がいい」と勧められて観て知ったんです。そこで挨拶をして、繋がりが出来て…。

ドイ :「見放題東京」(サーキットイベント)だったよね。出番が僕らの次だったこともあり、僕らもShoutは気になっていたんで、自分たちの出番終わりに直ぐ観に行きました。で、「かっこいいね!!」と即意気投合して。

―ドイさんが数多のバンドの中、自分のツアーにマカロニとシャウトを誘ったのは?

ドイ :実は僕も以前ライヴハウスでブッキングをしていて。その関係上、音楽を長く続けていくであろうアーティストが何となく分かるんです。基本僕らは、そういった一緒に長くつき合っていけそうなアーティストとライヴをやりたいし、一緒にその空気感や雰囲気を共有したくて。その辺りをこの2バンドは持ってたんですよね。最初に会ってから何年か経って、中には解散したアーティストもいたけど、今でもこうして話せるのは、その証しでしょう。この2バンドとは今後も長くつき合っていけると勝手に確信してます〈笑〉。

 

 

Live info.

2017/12/26・27日
新宿ロフトの年末大感謝祭 2017〜年末ダヨ!全員集合!〜
 
前売:¥2,800 当日:¥3,300 通し券:¥5,000(12/26/27通し券 ¥5000(ロフト店頭のみ))
※オールスタンディング/ドリンク代別¥500 ※当日券:販売時間未定
OPEN 14:30 START 15:00
[発売] 11/25(土)〜ローソン(Lコード:73297)、イープラス、Live Pocket、ロフト店頭、バンド予約(枚数限定)にて発売
入場順 Live Pocket→他、券種同時入場