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高須基仁(Rooftop2017年10月号)

 10月20日に開催の『熟女クイーンコンテスト』。第22回目を迎え、モッツ出版25周年ということもあり、さらなる勢いを増し続ける高須基仁氏。
 なぜだか爽やかなクラシック音楽が流れるモッツ出版事務所内でたっぷりと語って頂きました!![Interview:一木義彦 (LOFT /PLUS ONE)]

暴力事件で出入り禁止

──モッツ出版25周年おめでとうございます! 『熟女クイーンコンテスト』も今回で第22回目となり、歴史も重みも出てきましたね。

高須:俺自身のロフトプラスワンイベントは1997年からやってるんだけど、『熟女クイーンコンテスト』の第一回目は確か2006年10月にやってんだよな。それから年に二回、最低でも一回はやってきたんだよ。実はその第一回目って六本木にあった『マハラジャ』でやったの。

──ロフトプラスワンじゃないんですね。

高須:なんでかっていうと、そのころ、俺は平野悠とケンカしてたの。ロフトプラスワンは出入り禁止。2006年の頃な。

──原因はなんだったんですか?

高須:それは、ホラ、暴力事件だよ。笑

──あぁ、なるほど。笑

高須:それで第一回目は、『マハラジャ』でやったんだけど、その後すぐに和解したから、和解記念のお祝いに第二回目はロフトプラスワンでやったんだよ。

──なるほど、そこから始まってるんですね。

高須:そう。そこから、『熟女クイーンコンテスト』の中にあらゆるエロをぶち込んだんだよ。あれから10年以上経ってるけど、エロイベントで残っているのはほとんどないよな。

──そうですね、しかもあそこまで過激なイベントはずいぶん減ってしまいましたね。

高須:今残ってるのは、綿菓子みたいなフワフワ甘ったるいものしかないだろ。俺がやるエロは、鋭く激しいエロ!! これしかないよな!!

 

毛1本でも問題だったんだよ

高須:エロが弾圧される時代って絶対に戦争前夜なんだよ。それは歴史を見ると分かるんだけど、こんな非国民みたいなことやるなって言うんだよな。国の大事な時に、エロ・グロ・ナンセンスみたいなことをなんでやるんだと。それが今ひしひしと感じるんだよ。今エロのイベントは少なくなってきているし、コンビニに行けば成人誌は肩身が狭くなってる、スポーツ新聞はエロのページを止めようという話しになってる。事実スポーツ報知はエロ面が無くなったんだよ。

──弾圧されてますねぇ。

高須:週刊誌を見れば、俺がやってきたヘアヌードなんて初めは毛1本でも問題だったのに、今は当たり前のように毛を出してるよな。それをこじ開けたのは俺だから。いかに俺が苦労したか分かってほしいよな(笑)。

 

戦争よりエロ

高須:ロフトプラスワンに出てたマイナーで鋭い奴らが、いつの間にやらテレビに出て鋭くなくなっていく。俺はそうはなりたくない。それが分かっているから、テレビというのは逆に利用してこういうアナログのイベントを大事にしてきたんだ。21年に渡り、こつこつと続けて第86回目も開催する。立派なもんだと思わないか?

──思います! 立派なもんです!

高須:一番最初、富久町(旧ロフトプラスワン)でやった頃は5人くらいしか客が入んなかったんだよ。

──その時のテーマはなんですか?

高須:あの時は、藤田朋子騒動だったかなぁ。今は…まぁ良い時も悪い時もあるけどあの頃より人が入るようになったよなぁ。1996年から丸々21年目、そういう形の中で今回思うのは、一つ目はエロがやりにくい。そして二つ目は、今キナ臭い。安保法制も含めてね。もう意地になってやってんだよ俺は。だから「テロよりエロ」って言ってるけど、「戦争よりエロ」だな。はっきり言って抗ってるんだよ! 随時、抗ってるんだよ! 平和だからできることの一つにエロの表現がある。ヘアヌード以降残ってるのはたった一点、そう、性器ムキ出し!!

──なるほど。

高須:アナログだったらこの表現はできるからな。そこはまだこじ開けられてないけど…まぁネットでは出ちゃってるけど。ストリップやトルコ風呂、あらゆる風俗が弾圧というか、規制されて、もちろん自主規制もあるけど、みんなが縮こまってる。だからこそ、俺は抗う。その表現の一つがロフトプラスワンで開催している『熟女クイーンコンテスト』なんだよな。

 

俺がパクられたらアブナイ時代

高須:毎回満員御礼の『熟女クイーンコンテスト』も、ババァ達がイジケているのを「熟女」という言葉で昇華して、おっぱいが垂れても尻が下がって三段腹でも何が悪いかと! これこそ本当の自由を謳歌してるんだと!今、俺がこの程度でパクられたら日本は戦争状態と思ってほしい。俺は「平和のリトマス試験紙」みたいなもんなんだよな。

──高須さんがエロイベントをやってるうちはまだ平和なんですね。

高須:俺が「エロ」または「何か」でパクられた時は、日本はアブナイ時代。まさに戦争前夜。だからいい歳になったけども、まだまだやり続けますよ。平野悠が「高須、もう辞めろ」と言ってくるまでは(笑)。ロフトプラスワンとおさらばする日があるとすると、酒はダメ、タバコもダメ、って言った瞬間に俺はもう辞める。今のところは酒もOKタバコもOKエロもOKという形なので、随一できるのがロフトプラスワンなんですよ。他には無い。みんなが自主規制する中で、ロフトだけにはまだ自由な空間がある。そんなハコで開催している『熟女クイーンコンテスト』は抗ってるだろ。世間の大きな潮流だとかトレンドだとか流行だとかは全然関係ないとこでやってるからな。でもこれは昭和のアナログとは違い平成のアナログだから。全然古めかしいとは俺は思っていないよ。

 

カツラの段階でクビ

高須:それからもう一つ、俺は日本国が好きなんで熟女のみなさんには必ず新米をあげてるんだよ。

──あれは何か意味があるんですか?

高須:0月は新米の時期なんだよ。熟女に新米。熟女は本来古い米(古米)なんだけど、新米をあげるっていうことが俺から熟女への感謝が込められてんだよな。日付の10月21日にこだわっているのは、反戦デーだから。まぁ今回はそっちの都合で10月20日に開催だけれど。全学連も含めて60年代後半に暴れた学生達は一体どこに行ったんでしょうか? 一体団塊世代はどこに行ったんでしょうか? 新宿争乱の人達はどこに行ったんでしょうか? どこにもいやしない。随一ロフトプラスワンの地下だけ。俺的には新宿争乱事件と気分は変わってないんですよ。だから10月21日にこだわってるんだよな。同じことを同じように毎回繰り返すけど、女優が毎年全部変わるから。色んな人が審査員として出演してくれるけど、やくみつるはもう卒業。あいつは髪の毛をカツラにした段階でクビにした。そしたらアイツは返す刀で「高須は、もうけがない(儲けがない・もう毛が無い)」そうイヤミを言ってきたけどな(笑)。まぁ何にしても、随一のエロイベント、日本一のエロイベントだと自負してやってるからぜひとも10月20日は「熟女クイーンコンテスト」に来るように!

 

Live info.

2017年10月20日(金) ロフトプラスワン

高須基仁プロデュースVol.86

『第22回熟女クイーンコンテスト』

【司会】さがね正裕(X-GUN)&さく(第5代萌クイーン)

【実行委員長】高須基仁

【女優】熟女優12名出演!!

ゲスト多数!!(近日発表)

OPEN 18:30 / START 19:00

前売¥2,500/当日¥3,000(税込・要1オーダー500円以上)