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瀬山まどか(サクヤコノハナ)(Rooftop2017年9月号)

 アイドル雑誌『IDOL FILE』が実施した、関西で活動するアイドルの中で1番人気を決める企画『KANSAI IDOL QUEEN』。同企画には、グループで活動するアイドルからソロアイドルまで総勢63名がエントリー。約2か月半に渡ってファンによる投票が行われ、栄えある初代女王にサクヤコノハナの瀬山まどかが選出された。2016年、『Twin Planet Entertainment』が主催した全国オーディション『NEXT BREAK AUDITION』でアイドル賞を獲得し、2017年3月からサクヤコノハナの一員として本格的にアイドル活動をスタートさせたばかりの新鋭だ。関西を代表するアイドルたちの追撃を振り切ってトップを勝ち取った彼女に、その心境を語ってもらった。【Interview:田辺ユウキ】

自分らしさをどれだけ出せるかの勝負

 

――あらためて、おめでとうございます。第1回『KANSAI IDOL QUEEN』に輝いたということで、新聞・ラジオなどの取材で今、引っぱりだこなんですよね。

瀬山:ありがとうございます。皆さんから必ず、「すごいですね」と言われるのですが、どう答えて良いのか分からなくて、「あ、ありがとうございます…!」と、いつもたどたどしい感じで(笑)。

――確かに、「すごい」と言われると、何とも答えようがないですよね(笑)。もちろんその裏側では、ライブやTwitterなどで頑張って投票を呼びかけていましたし、努力の成果ですよね。瀬山さんは、6月に発表された中間発表でも首位で、結果的には逃げ切る形になりましたが、追われる立場ということでプレッシャーもあったんじゃないですか。

瀬山:はい、かなりありました。イベント当日は16位から発表されていって、最後に1位、2位が残った時、正直な気持ちとしては、「もしかすると、(1位を)獲れるかも」と思ったりもしました。でも一方で、「これで1位じゃなかったら、どうしよう。きっとショックが大きいだろうな」と怖さにも襲われました。「嫌や、嫌や。どうしよう」と心配が膨らんでいきました。

――会場である心斎橋SUNHALLのステージ裏で目を閉じて、深呼吸して、かすかに震えている瀬山さんの姿をはっきりと覚えていますよ。1位で名前が呼ばれた瞬間の、あのホッとした表情も。それにしても、サクヤコノハナ自体がデビューして間もない中でメンバーを代表してエントリーし、トップを獲れるなんてちょっとびっくりです。

瀬山:デビューしてまだ半年も経っていないので、本当にファンの皆さんが支えてくださったおかげです。

――確かに、ファンも含めてこの『KANSAI IDOL QUEEN』には多くの方が関わっていますもんね。それこそメンバー、スタッフの皆さんもいたからこその結果ですよね。

瀬山:はい。『KANSAI IDOL QUEEN』のおかげで多くの人が、「瀬山まどかを応援したい」と思ってくれていると実感できました。だから出場させていただいたことは、自分の中でかなり意味があります。

――期間中、『IDOL FILE』の運営はトークなどの関連イベントも毎週のように実施していて、瀬山さんもそれに何度か参加してきましたよね。新しいファンとの出会いもかなりあったんじゃないですか。

瀬山:ありがたいことに、たくさんありました。デビュー当初からずっと付いて来てくれた人たちはもちろんのこと、そうやって新たに応援してくれる人たちが生まれて、サクヤコノハナにとってもプラスになりました。グループとしてとても大きかったです。

――ちなみにちょっと厭らしい質問をしますが、エントリーした63 名のアイドルの中で、瀬山さんが意識していた人っていますか。

瀬山:これは失礼を承知で本音を言いますが、実はいませんでした。と言うのも、今回は自分らしさをどれだけ出せるかの勝負だったので。

 

プロとしての自覚

 

――デビューしてから少し時間も経ち、今回のような結果も残し、アイドルとして意識や考え方に変化は出てきましたか。

瀬山:かなり変わりました。ちゃんと仕事として、アイドル活動をやっていこうという意識が生まれました。気軽な感覚ではなく、プロとしての自覚が強くなりました。

――見られているということに対しての自覚が、より強まったわけですか。

瀬山:それだけではなく、自分がしっかりとやらなければ関わってくれている全員に迷惑がかかる。私がちょっとでも意識に欠いたことをしちゃうと、みんなが影響を受けてしまう。それだけは絶対にしてはいけない。だから、もっと高い意識を持って活動しようと思ったんです。

――そこまでちゃんと考えているのはすごいと思いますよ。瀬山さんは多分、今回1番を獲ったけど、それで納得していたらダメだということをちゃんと考えていそうですね。

瀬山:それはすごく感じています。1位を獲らせていただいて、応援してくださった方々への感謝はありますが、自分自身としてはこれがゴールじゃないので納得は全くしていないです。むしろ、1位を獲ったからこそ「ヤバい」と感じています。

――そのヤバさの部分を聞かせてもらえますか。

瀬山:1度でもトップを獲っちゃうと、周りの反応として「次も何かあれば1位だろう」という空気が多かれ少なかれ流れるはず。でも、もちろん(1位に選ばれることは)当たり前ではない。そういう雰囲気に対してプレッシャーを感じたり、自分自身を追い込んだりするのは嫌いじゃないんだけど、ただ、もしそうなったらちょっと怖いなって。

――苦しさはありますよね。

瀬山:そう。当然の結果ではないし、簡単に1位を獲れるはずもない。今は、すべてにおいてプレッシャーの方が強いです。

 

ライブでやりたいこと

 

――『KANSAI IDOL QUEEN』が終わっても、もちろんアイドル活動は続きます。瀬山さんは今後、成し遂げたいことってありますか。

瀬山:まずは、サクヤコノハナとしての初めてのワンマンライブが11月に決まっているので、絶対に成功させたい。そのためにはどうしたら良いのか、今はメンバー全員で試行錯誤しています。パッと思いつかないんですよ、何をすれば良いか。

――自分の願望を叶えてみたらどうですか。個人的な願望。グループとしてではなく、瀬山さんがライブイベントなどで実現させたい企画とか。

瀬山:これ、言ったら叶うのかな(笑)。私個人は、やりたいことはいっぱいあるんですけど、えっと…トロッコに乗ってみたいんです。

――えっ?

瀬山:あ、ライブとはまったく関係ないです…(笑)。昔から、一度トロッコに乗ってみたいんですよ。もう、完全に自分のやってみたいことです。ライブでやりたいことは、花道の上を歩いて登場したい。メンバーそれぞれのカラーのカーペットを敷いて、その上を歩きたいんです。レッドカーペットみたいな。

――それは、スタッフさんというより、ファンの人が叶えてくれそうですよね。

瀬山:確かに! いつか実現できる日が来ることを楽しみに待っています。

――あと、今回の『KANSAI IDOL QUEEN』では、エントリーしたアイドルがそれぞれ公約を掲げていたんですよね。「もし○位になったら、こんなことをやります」って。瀬山さんの公約は何でしたっけ。

瀬山:萌え台詞を言う、ですね。でも、実はこれ、今ちょっと後悔しているんです。

――え、何で?

瀬山:どんな台詞にすれば良いか、案が全然浮かんでこなくて。そろそろちゃんと考えなきゃ。せっかく投票してくれたファンの皆さんが(公約のことを)忘れちゃうんじゃないかって。「どうしよう」と悩んでいる途中です。って言うか、誰かがそろそろ「公約、いつやるの?」と尋ねてくる気もします。史上最高に可愛い萌え台詞でキメようと思います。楽しみにしていてください!

 

Live info.

10/3(火)Loft PlusOne West

「IDOL FILE Vol.05」発売記念トークライブ

【出演】瀬山まどか(サクヤコノハナ)、ほか

【司会】田辺ユウキ

 

11/18(土) ESAKA MUSE

サクヤコノハナ 1st ワンマンLIVE

-ずっと夢見てた場所へ 軌跡を描いていこう-