「A11yourDays」を初めて聴く人に向けてじゃないけど、全てを詰め込みましたね(SOGYON)
—そんな『you,』の聴き所を教えてください。
SOGYON:聴き所は沢山あるのですが、なんと言っても6曲とも全てがポップですし、全部「A11yourDays」になりました。1曲目「Bell」に関してはポップで爽やかですし、疾走感が溢れている曲になっています。歌詞に「始まりのベルを誰か一緒に鳴らしてくれないか」という一節があるのですが、春が似合う曲じゃないかなと思います。2曲目「City」に関しては、高速道路を夜走りしながら聴いて欲しい1曲ですね。
—「City」は本当にドライブに似合う1曲ですよね!
SOGYON:『you,』は凄く季節感のある作品だと思っていて。3曲目「Title Role」に関しては、凄い冬っぽい感じもするし、春だけどちょっと寒い感じもありますし。4曲目「Talk About」もちょっと洒落た感じがしますけど、怪しい雰囲気もあったりして。5曲目「kite」に関しては、みんなと一緒に歌ったり、星空を見上げながらフェスで盛り上がる感じもしますしね。6曲目「rainy day」に関しては、ラブソングですね。白い部屋に白いカーテンがあって、日差しが入ってきて…そんな感じのイメージで曲を書きました(笑)。
—『you,』は皆さんにとってどんな1枚になりましたか?
MASAYA:今の「A11yourDays」全てですね。全部入っています。
SOGYON:「A11yourDays」を初めて聴く人に向けてじゃないけど、全てを詰め込みましたね。
MASAYA:結成当時からのことも全て入っていますね。
SOGYON:「A11yourDays」はこういうことかと分かってもらえると思います。
—収録楽曲のタイトルが全て英語というのも印象的ですね。
MASAYA:日本語タイトルの曲を入れるかどうかとても迷ったんですよね。
SOGYON:多国籍バンドって言ってしまっているので(笑)。
MASAYA:1曲だけ最初日本語タイトルだったんですよ。「どうしようか…」となって。
—ちなみにどの曲だったのでしょうか?
SOGYON:「Title Role」ですね。元々は「代役」でした。それを英語にしただけですね。
お互いが成長できる場所ですね(SOGYON)
—A11yourDaysにとってライブとはどんなものでしょうか?
SOGYON:リスナーと1つになれる空間ですね。一緒に楽しめる空間と言いますか、辛さを分かちあったり、楽しいことを分かちあったり、いろんな人生のピース、日々のピースじゃないですけど、30分も1時間も15分でも一緒に共有できるのがライブかなと思います。共有して辛さを分かちあって、歌で癒してあげたり、こちらも勇気を貰ったりして、お互い得るものがあって、お互いが成長できる場所ですね。
MASAYA:お客さんの為ではあるのですが、僕はそこでしか自己表現ができないんですよね。心の奥にあるいろんな感情を吐き出す場所で、メンバーの中でも特にパフォーマンスもするし、ライブが存在意義ですね。本当の自分になれる場所ですね。
—3/15に初めて新宿ロフト出演するにあたって意気込みを聞かせてください。
SOGYON:新宿や新大久保によく遊びに行くのですが、新大久保に行く時にロフトの前を通るので、ロフトの前を通る度に「ここが新宿ロフトか…」と思っていました。僕が18歳の時に「俺、新宿ロフトに出演したことがあるんだよね」って先輩に言われて、その時に「ロフトは広いですか?」なんて会話をしていました。「一度出てみたいな…でも、まだロフトに入ったこともないしな…」って(笑)。
—では行くのも出るのも初めてなんですね。
SOGYON:そうです。そのイメージをずっと持っていたので、ロフトに出たいと思っていました。歌舞伎町に行く度に思っていました。
—将来はどんなバンドを目指していますか?
SOGYON:僕は遠い将来のことは考えています。日産スタジアムのステージに立ちたいです。多国籍バンドとうたっているので、世界に向けて通用するようなバンドにはなりたいと思っていますね。一番はこの5人が仲良くずっとやっていれば良いなと思っていますけど(笑)。近い将来では早目にメジャーデビューしたいです。もっとみんなに知れ渡れるようになりたいですね。
MASAYA:バンドをやっている上で叶えたいものや、個人的にどうしても追いつきたい人がいたりだとか、いっぱいありますね。高校生の頃からずっとバンドをやっていて。どうしても追いつきたい人がいて、憧れの人がいるので、まずはそこに追いつきたいですね。
—将来像があって良いですね。
SOGYON:将来像はみんなありますね。その話し合いもちゃんとしています。
—では最後に皆さんからメッセージをお願いします。
MASAYA:ライブに関しては、俺らのライブを見て損をさせることはしないし、俺らは何かしら引っ掛かるものは絶対にやるし。絶対に後悔はさせないので、ライブに来て欲しいですね。気になるのであれば、是非ライブに足を運んで欲しいし、今回の『you,』も俺らの全てをギュッと詰めたので、沢山の人と共有したいですね。自慢できるような存在になりたいと思います。
SOGYON:始まったばかりなので、これから僕たちとあなたと一緒に成長していけるようなバンドとして、音源もライブももっともっと進化していけたらなと思います。