Rooftop ルーフトップ

INTERVIEW

トップインタビュー金 佑龍(Rooftop関西版2014年8月号)

ライブという一期一会の場で、一人でできることを全力でやるだけ

2014.09.01

「ナイトクルージング」を引っ提げてのリリースツアー

──リリースツアー中の今は、どういう生活を送っていますか?

金:去年3枚CDを出して、この6月に「ナイトクルージング」を出したんで。アウトプットが多かったんです。だから今はいろんなものを溜め込みたくて、ラジオを聴いたり本を読んだり落語や舞台を見たりしてますね。テレビは見ないようにしてますけど。

──どうしてでしょうか?

金:もともとテレビっ子なんで、際限なく見ちゃうんです(笑)。

──僕もです(笑)。テレビって読書や落語とは違って、受動的な姿勢のままインプットしてしまいますよね。

金:そうですね。反対に自分から動いて得るものって、自分の中に残りやすいんです。できるだけ能動的に動いて、いろんなものに出会いたいです。それは人との出会いも同じで。僕はツアーを回ったら、呑み屋を6軒ぐらいはしごするんです。

──6軒を一晩ですか!?

金:確実に臓器はやられていくんですけど(笑)、いろんな人に出会えるから面白いんです。みんないろんな意見があって、考えが広がります。能動的に動いて得た人の意見は、しっかりと自分の中に残りますしね。

──それはライブに来てくれるお客さんにも通じますよね。

金:はい。そうやって能動的に来てくれるお客さんを、いい意味で裏切りたいです。こう来るやろって思われてるのを、そう来たか! って思わせたいですね。そうしないとクリエイティブじゃないですし。

──その姿勢こそが、ライブでの佑龍さんだと感じます。

 

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ナイトクルージング

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価格:2,100円+税
FLAKE RECORDS 他取扱店舗、ライブ会場で発売中

【収録曲】
01. ナイトクルージング
02. When You Decide(月桃荘version)
03. Pora Pora
04. とける feat. シーナアキコと薔薇の木
05. 暁の前に

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