Rooftop ルーフトップ

INTERVIEW

トップインタビューしりあがり寿 presents 新春!(有)さるハゲロックフェスティバル '09('08年12月号)

「新春!(有)さるハゲロックフェスティバル'09」開催記念

しりあがり寿×河井克夫インタビュー
元旦生まれのおめでたい男、しりあがり寿が主催する幻の“社内ロックフェス”が、2009年お正月についに一般解禁!

2008.12.01

「さるハゲロックフェス」はそもそも、マンガ家・しりあがり寿の事務所「有限会社さるやまハゲの助」(以下、さるハゲ)の福利厚生の一環として、07年2月に開催された社内イベント「さるハゲ歌合戦」(会場:上野DOOBIE'S)に端を発する。さるハゲに出入りするマンガ家、編集者、デザイナーなどが音楽を披露する場として開催された「さるハゲ歌合戦」は大好評を博し、早くもその年の暮れには、忘年会を兼ねた「さるハゲロックフェスティバル'07」(会場:ロフトプラスワン)が開催され、ここに世にも珍しい「社内ロックフェス」が誕生した。そして2009年1月17日、ついに「さるハゲロックフェス」は一般のお客さんにも開放され、百戦錬磨のプロフェッショナルから驚異のシロウトまでが一同に介する、唯一無比のロックフェスティバルとしてネクストステージに飛躍を遂げた。それがこの「新春!(有)さるハゲロックフェスティバル'09」なのだ! 「社内の素人芸」という出発点から、はるか遠い地平にまでやってきた「さるハゲロックフェス」。このまま膨れ上がってハジけ散るのか、日本のカルチャーシーンに輝かしい功績を残すのか? まずは一夜限りのお祭り騒ぎを是非あなたも一緒に過ごしましょう!

これからは社内ロックフェスの時代が来る!!

 

──まずは、世にも珍しい社内ロックフェスを始めたきっかけから教えて下さい。

しりあがり バンドって今必要じゃないですか!

──???

しりあがり 今の時代、バンドでもやらなきゃやってられないって感じがありますよね。だからお祭り的なことを会社単位でやっていこうと。一般的に社内行事といえば社員旅行だったり社内運動会だったりしますよね。もちろんさるハゲでも社員旅行とかいろいろしてきましたが、そろそろ社員旅行の時代は終わったんじゃないかと。

河井 9.11以降は特に。

──確かに最近は空港のチェックも厳しいし、原油も高くなってきた。

しりあがり そう、だからこれからの社内行事はロックフェスしかない!ということに気づいたんです。それで、去年の2月に「さるハゲ歌合戦」というのをやったら大成功だったんです。

──最初は歌合戦だった。

河井 ちゃんとバンドで演奏する人もいれば、カラオケ気分の人もいて、大いに盛りあがりました。それに気をよくして。

しりあがり これは社内だけにとどめておくのはもったいないんじゃないかと思って、去年の年末に規模を大きくして第2回「さるハゲロックフェス'07」を開催したんです。もちろん会社の忘年会も兼ねて。

──あくまで社内行事なんですね(笑) ところでさるハゲの中で河井さんはどういう立場なんですか?

しりあがり 拡大すると河井さんは社内なんです(笑)

河井 さるハゲの社員は正確にはしりあがりさんと西家ヒバリさんの二人だけですから。

しりあがり だから会社ごっこをやってるんです。僕は以前サラリーマンでしたから、なんとなく会社に対して憧れがあるんですよ。会社というか会社の行事に(笑)

──サラリーマン時代も社内行事って普通にあったんですよね。

しりあがり もちろんありました。社内旅行も行きましたが、当時は僕自身ダメ社員だったので、なんとなく行きづらいなあと思っていて。でも楽しい社内行事というもの対する憧れはずっとあるんです。その楽しさを会社員ではない人にも広げたいなと。

──その広げた結果がロックフェスだと?

しりあがり きっとこれからは社内ロックフェスの時代が来ると思いますよ。そのうちトヨタでもやるでしょう。

──トヨタでもやりますか?

河井 まあトヨタはさておき、今回のさるハゲロックフェスは、それまで身内だけでやっていたものを、一般の人にも見てもらおうとハードルをあげたんですね。

しりあがり それによって会社の人達のモチベーションもあがりますし、ちゃんと音楽をやっているプロの人も呼んで、より楽しんでもらえるものにしようと。

──昨年末の「さるハゲロックフェス'07」も身内の忘年会とはいえ、かなり面白かったですよね。出演バンドも20組で、夕方から朝までやりました。

しりあがり 今回はさらにバンド数が増えていまして、現時点で30バンド以上決まってますから一体どうなるのか今から心配です。でも料金がドリンク代も入れて3000円ですから、1バンド100円?

河井 お得ですよね。ドリンクも付いてこの値段ですから。

──30バンドって充分ロックフェスですね。ロフトだから当然メインステージとサブステージの2ステージを使うんですよね。

河井 そうしないと収まらないですから。確実に珍しいフェスであることは間違いないです。

──ところでしりあがりさんはロックフェスには行ったことあるんですか?

しりあがり ないです(笑) 遠くまで行くのがめんどくさいから自分でやろうと。山手線圏内で(笑)

河井 フェスに行ったことがない人は自分でやればいいってことですね。一人一フェス。

──いいですねえ、喜納昌吉さんみたいで。戦争よりも祭りを!って。

しりあがり 今は不況の時代ですから特にフェスが必要ですよ。昔もそうだったじゃないですか。村の最大の娯楽は祭りだった。

──そう言われてみると、社内ロックフェスって村の田んぼの収穫祭と似てますよね。

しりあがり 開催日が近付いてくると楽しいんですよ。近所のスタジオが身内ばっかりで(笑)

──だんだん僕も社内ロックフェスの必要性がわかってきました。

河井 団塊の世代の人はちょうどロック黎明期に青春を送ってきたということを考えると、ふつうの会社でもロック濃度は高いはずなんですよ。ロックフェスができる会社はたくさんあるはず。でも社内ロックフェスが一般的になったらそれはそれで困るのかもしれないですよね。

しりあがり 社長の演奏長いから退屈なんだよ、とか(笑) それもまた面白いけどね。

──あと団塊の世代にはウッドストック幻想がありますよね。

しりあがり 僕は団塊の世代じゃないですが、やっぱりウッドストック幻想はありますね。ウッドストックに行ったらすべてが自由みたいな。フリーセックスとか。

河井 じゃあ、当日はフリーセックスにしましょう。フリードリンク・フリーセックスで(笑)

しりあがり そういう夢はありますねー(笑)

いつかは野外ロックフェスに

──出演バンドがあまりにも謎が多いんですが、しりあがりさんの「まぼろち」と河井さんの「アーバンギャルズ」は結構有名ですよね。あと最近話題の、安齋肇さん率いる「オバンドス」。

しりあがり オバンドスは先日も六本木SUPER DELUXEでライブがあったんですが大盛りあがりでした。全員手作り楽器で演奏しているなかなか珍しいバンドです。

──プロ部門ではやっぱり「パンチの効いたブルース」が楽しみですね。

しりあがり まぼろちとパンチの効いたブルースは何回か一緒にやってますが「まぼろちはパンチの後に演奏するなんてよく恥ずかしくないねえ」と言われました(笑) プロっぽいという意味では、GREEN STRAWBERRYとponytailは普通にライブハウスで活躍している若手バンドです。

──今回、個人的にサイモンガー&ファンクが楽しみなんですが。

河井 アーバンギャルズのメンバーでもあるサイモンガーがやっている12人編成のファンクバンドですが、すごく、ちゃんとしてますよ。

──漫画家の羽生生純さんは何をされるんですか?

河井 羽生生純さんは「御当地アイドル!!キンジョリーナ♡」とかいくつかのバンドに出ますよ。

しりあがり かけもち率が高いんですよ。誰がどこに出てるか、それも楽しみにして下さい。河井さんはいくつ出るの?

河井 僕は3つ、かな。しりあがりさんは?

しりあがり 僕は4つ。「まぼろち」と「親戚」と「カンジズ」と「オバンドス」。ちなみに村山章君(まぼろちのギタリスト)はかけもちが5つらしい。そのうえ幹事もやっているという(笑)

河井 僕もしりあがりさんもそうですが、幹事の人が何バンドもかけもちしているから「これお前がやりたいだけじゃないのか」って言われると思うんです。でもそれは誤解ですから。

しりあがり 人助けです。やさしい人は何バンドも出ることになる。

──今回隠し玉みたいなものはあるんですか?

しりあがり 実はすごい人が出るんですが、これは発表しちゃうと大変なことになるのでシークレットです。

──じゃあそれは来た人のお楽しみですね。

河井 素人からすごい人まで玉石混淆ではあるんですが、だめだこりゃって感じの人が奇跡のようなパフォーマンスを見せたりもするので、どれも目が離せないと思いますよ。フェスだと知らないバンドを見るのが楽しみの一つだと思いますが、今回はよりアットホームな感じで見て欲しいですね。

しりあがり みんな気が弱いですから。あたたかい目でお願いします。1バンド100円ということを忘れないで(笑)

──社内ロックフェスですからお客さんも身内感覚で見るのが正しいですよね。

しりあがり あとすごいのが「赤い板前と人魚」。おそらく音楽じゃないと思います。

──普段はなかなか見れないんですか?

しりあがり 少なくともライブハウスでは見れないですね。回転寿司屋ではよくみる光景だと思いますが(笑)

──今後、さるハゲロックフェスはどのようになっていくんでしょう?

河井 もっと大きくなるか、なくなるかのどちらかでしょう。

しりあがり やっぱりいつかは野外ロックフェスとしてやりたいですね。でも遠くはめんどくさいから代々木公園辺りがいいな。

河井 日比谷野音とかね。

──いいですねえ。こういったフェスは他にないですから是非とも続けていって欲しいです。

河井 こういうお金がかかってないフェスが続いていったらそれはそれで楽しいですね。広告代理店とか一切からんでないですし。

しりあがり からめるものならからんで欲しいですけどねえ(笑) でもお金があったら何すればいいのかなあ。スモークを炊いたりできる?

河井 いや、スモークはそんなにお金かかりませんよ。

──ロフトでも炊けますから(笑)

河井 まあ続くかどうかはわかりませんが、さるフェスに出たいと思う人はとりあえず今回観に来るのがいいと思います。これなら俺でも出れるって思うから。

しりあがり 前回お客さんで観に来てた人が今回出るっていうパターンもありますから。最終的にはお客さんはいずれみんな出るぐらいの勢いでいいと思います。

河井 じゃあ野音に出たい人は是非観に来て下さい!

(インタビュー構成:加藤梅造)

 

 

2009.1.17 sat

 

「しりあがり寿presents 新春!(有)さるハゲロックフェスティバル '09」

at 新宿LOFT
OPEN16:30 / START17:00 / END27:00頃予定
ADV \2500/DOOR \3000(+1drink)
前売取り扱い/チケットぴあ(Pコード309-572) 、ローソンチケット(Lコード78975)、イープラス、新宿LOFT

公式ホームページ:http://www.saruhage.com/sarufes/

<しりあがり寿からご挨拶>

いよいよです「さるフェス'09」! もともと福利厚生のために社内行事で始めたフェスが、なんとあのロックの殿堂「新宿ロフト」でなけなしの技術やセンスや度胸を競う音楽(他)の祭典に! 出演バンド30以上、怒涛の10時間ライブに登場するのは、注目の新人から大ベテラン! プログレ、テクノ、パンクにお笑い、お門違いまで、もうあれやこれやがてんこ盛りで……。あーもうなんだか楽しみだ!


出演者(50音順)

●アーバンギャルズ【エレクトロ・フォーク】

河井克夫(Vo,G)、鳥羽ジャングル(micro KORG)、サイモンガー(micro KORG))により2003年に結成。地道にライブ活動を続け、「これからのアーバンギャルズ」「さらにこれからのアーバンギャルズ」の2枚のアルバムを自主制作。2007年にはロフトプラスワンでの単独ライブを敢行、成功を収めた。およそ一年半ぶりとなる今回のライブでは、新たな方向性を見せる予定。

●赤い板前と人魚【電撃テクノパフォーマンス】
千石イエスに憧れる現役板前が魚料理を披露します。

●オバンドス(安齋肇&工作員)【工作音楽】

斎肇(ZAI)、パラダイス山元(MOTO)、ミック・イタヤ(TAMMY)、朝倉世界一(KURA)、白根ゆたんぽ(RANE)、薙野たかひろ(BO)、高橋キンタロー(HASI)、なんきん(KIN)、しりあがり寿(BUKI)──日本を代表するアーティストが手作り楽器を持って集まった!人気の「工作展」シリーズ第5弾!どんな音がでるのやら、それはその時まで誰も知らない。

●GUN CLUB CHECK【ロック】

a. ユキユキロ(瞬間芸術家)・平川雄一(漫画家)・河井克夫(漫画家)・羽生生純(漫画家)・小松ヌンチャク(イイ男)によるオケロックユニット。
b. 色違いまたは同色の濃淡二種類のチェックを組み合わせた小格子柄。

●キャラメル・コヨーテ【ガールポップ(おっさん付き)】

こんにちわ。キャラメル・コヨーテです。「きゃらこ」ってよんでください。がんばりますので、よろしくおねがいします!

●GREEN STRAWBERRY【Funk, Rock, Pops】

2008年にインディーズからアルバム「WONDERLAND」を全国発売し、本州ツアーを周り、ツアーファイナルでワンマンライブを大成功させる。同じ大学の音楽サークルでもなんでもないトコロからGREEN STRAWBERRYを結成。2008年 にKeyboardの柏柳綾がサポートメンバーとして加わり、今の形になる。子供が絵を描くように音楽を作っています。

●COSMIC7【ロック音楽】

06年、「まぼろち」に所属する村山章、しりあがり寿、nao-comの3名に、武藤、小池を加えた新バンドとして結成。「さるハゲ歌合戦」やメンバーの結婚式などで経験を積む。07年にベースがしりあがり寿から元erosのあきやまみみこに交代し、「さるフェス‘07」において本格的に再始動。オルタナな精神を受け継ぎつつ、“決して威勢のいいことは歌わない”ロック音楽を追求中。

●御当地アイドル!!キンジョリーナ【電子アイドル歌謡】

毎度お騒がせしま〜すっ!ドキッ☆女だらけのゴシックオペラ民謡ユニット「キンジョリーナ(はーと)」!!(うそでース)じゃあさっそくメンバー紹介行っちゃってもいいかな?ダメともー!!まずこっちのグラマラスエンジェルがボーカル&キーボード担当・・・ドロドロドロ(ドラムロールの音)ホンマチナツ!イエーイ!!あー誰だぁホンマにエエ女やなーなんて言っちゃってる男子は!コレはアタイのレコだからね!そしてボーカル&ハンドソニック担当・・・デロデロデロ(溶岩流の音)ユキユキロ!シュワッチ!!あと配線&雑用係の虫が一匹いるけど無視してね!(駄ジャレて乾杯☆)じゃ湾岸埠頭で待ってるからね!マッポ上等!!

●是枝みきとLas lluvia de ragrimas【アルゼンチンタンゴ】

ピアノの弦をしょっちゅう切る日本が誇るタンゴピアニスト佐藤美由紀と、何足もわらじはいてるスーパーコントラバヒスタ鎌田剛(CAMA)とでなんちゃってタンゴをやります。小松亮太氏の愛弟子、バンドネオンの若様がゲストにくるかもしれないし、こないかもしれません。

●西家ヒバリと枯れメタル【枯れメタル】

●サイモンガー&ファンク【ファンク】

1995年の結成以来、解散と再結成を繰り返す、お茶の間ファンクバンド。

●サイモンガー・モバイル【最小規模ファンク】

Nintendo DSで動くシンセ「KORG DS-10」で打ち込んだ音源をバックに、mixiの日記ぐらい他愛も無い内容のファンクを歌い奏でる、ひとりユニット。お風呂で石鹸を踏まないように気をつけたいと思っている。

●ザ・クレアラシルズ【マージービート】

我々は60年代のロックンロール、マージービートを愛するバンド、「ザ・クレアラシルズ」です。

●親戚【宴会パンク】

姪の披露宴に集まった、親戚たちのパンクバンド。小うるさいメーワクサウンドで場の空気を悪くするぜ!

●Slash Bunches【スラッシュメタル】

完全素人ですが若さゆえのいたりと言う事で烈しく、暑苦しく、
燃え尽きたいと思います。

●チンネンマンネン【楽器演奏】
しりあがり寿プロデュース! 善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや。今宵みなさまを極楽にいざなう、至福の小坊主ユニット。合掌。

●剛連合【長渕剛】

河井克夫監督作『徳川綱吉』では五代将軍綱吉を演じているスーパー素人・高田昌裕(26歳)が、オノレの全存在を賭けて歌い上げる“魂の弾き語り”。演目はもちろん小学生時代から愛し続ける“長淵剛”。伝説のイベント「さるハゲ歌合戦」のベストアクトと激賞されながらも、昨年末の「さるフェス’07」では大病を患い出演を断念した男が、「剛の魅力をもっともっと伝えたい」との想いからステージに復帰。本人の意図はともかく、普段はおとなしい好青年、高田くんの魅力と情熱は間違いなく伝わります!

●のぐお+ボクデス【クレイ映像パフォーマンス】

粘土アーティストの「のぐお」とアート・パフォーマーの「ボクデス」が遂に合体!遂に…?二人は何をやるのか?粘土を使って何かを…??まぁ、クレイ映像パフォーマンスをやる二人ですのでどうぞよろしく。

●ハギヌン【エレクトロニック・ヴァイオリン】

約10年前、萩原佳明(ハギ)はとある編集部を退職した。そのひと月ほど後、小松ヌンチャク(ヌン)がその編集部で編集者として働きだした。ニアミスした編集者同士として、鬼才しりあがり寿氏を介して知り合ったふたりではあったが、特に目立った交流もないまま10年の時が流れた。そして昨年、さるフェス'07で「さるハゲ・ベストヒッツ」として共演。しかし、やはり交流は深まらない。ところがそんなある日、駅でバッタリ。「さるフェス'09出ないの?」→「じゃあ何かやりますか」というわけで意気投合、すれ違いから始まったふたりが、ロック、エレクトロニカ、クラシックを交錯させる。

●萩原佳明【現代音楽(時刻表の音楽)】

ある日、無性にやってみたくなって作ったCDが「時刻表の音楽 -山手線のために-」という、山手線全29駅の時刻表をPerlのプログラムで変換したCDです。高円寺の円盤のランキングで1位になったり、変な音が好きな人には一応気に入ってもらえてるようで嬉しいわけですが、そんな折り、今度は無性に生で演奏したくなったので近所のスタジオでドラムを練習してみました。なんとかなる気がしてきたので、これまた無性にやってみたかったProce55ingで作った映像をバックに、慣れないドラムを叩いてみるつもりです。あくまでも、予定ですけどね。

●バナナシスターズ【レトロ楽隊】

ウクレレ抱えた3人娘が歌い踊り、懐かしの曲をアコースティックでアレンジ。メンバー全員が京都出身or在住のFrom KYOTOなバンド。元々は、あきやまみみこと阿部悟郎が"ウクレレを買った"のをきっかけに『バナナスターズ』を結成。「さるハゲ歌合戦」「さるフェス'07」に出演し、アロハ姿でゆるく似非ハワイアンを披露していた。3回目の今回は、ボーカルに上海マリーとあきやまの実妹まつもとみみりが加わり、またギターに村山章を迎え、メンバーも新たにアロハは着ないレトロ楽隊として再編成。名前も『〜シスターズ』と改め、東京-京都の遠距離バンドとしての可能性に賭ける。

●パンチの効いたブルース【熟女】

巻き舌は使いません、ギターのチョーキングは延びません、ドラマーのブラシはこわれます、ベースのオトは濁ってます。パンチのきいたブルースです。よろしく。
メンバー:マダムギター長見順、かわいしのぶ、GRACE

●PEVO【テクノポップ】

pevo星からきた3人が地球のポップスにインスパイアされ表現活動を始める。最近、地球人djセイジが加わりディスコ色が強まる傾向あり。若干ゆうこりんみたいな設定。ってゆーかDEVOファン暦25年。3rdCDを製作中。

●Poolside de ちえみ【ポップロック】

ボーカル&ギター1名、ギター1名、ベース1名、ドラム1名と不思議な漫画家1名から成る5人組。「プールサイドはあまり頭の良くない5人が集まったバンドです。頭が良くないなりに、頑張ってポップなロックをプレイしています。ライブではお客さんを楽しませて、驚かせて、感動させて、笑わせて、笑われて、それを目標に精進しています。2枚目から3枚目まで任せていただきたいです。たくさんの人に届く、いい曲をたくさん作っていきたいと思っています」

●ponytail【変則的ギターポップ】

20世紀最後の年に日本語ロック界21世紀の旗手となるべく結成。先人の想いを継承しつつも新たなギターロックの可能性を探り続けている。まるで川端康成の小説を読み終えた時のような清清しさと少しばかりの切なさと。難解な拍子と響きを駆使し情景を詠う、新感覚派ギターロックバンドです。

●まじまんが【フォーク】

花の東京砂漠で愛と希望を奏でる旗本退屈吟遊詩人=マジマンガ・サディスティック・ピンクが正統派フォークで聴かせます。ご近所お誘いあわせのうえ、是非ともご覧下さい。宜しくお願いします〜。

●まぼろち【プログレッシヴ・ロック】

マンガ家のしりあがり寿がIT企業社長の萩原佳明に、飲み会の席でバンド結成を持ちかけたことをキッカケに2001年に結成。しりあがり寿による"女心の切なさ"を歌った歌詞と、プログレ&変拍子フリークである萩原によるトリッキーな楽曲とのコンビネーションが、唯一無二の《プログレ歌謡》を作り出す。ヴォーカル、ヴァイオリン、ギター、ドラムに、ベース奏者がふたりという珍しい編成でスタート。プログレバンドらしくメンバーチェンジを繰り返した挙句、現在は再び当初の編成に落ち着いている。毎年3月には恒例のイベント「耳の夜」を主催し、松前公高、パンチの効いたブルース、知恵の輪、ponytailらと共演した。

●Richard Hendrix Band【フュージョン】

Jaermulk Manhatan×蒸し鶏 plays neo fusion music.swing swang swingin'!!!

and more・・・
豪華シークレットゲスト予定

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