Rooftop ルーフトップ

INTERVIEW

トップインタビューニューロティカ('08年7月号)

あの新宿ロフト出演200回目ライヴをお茶の間で!
ファン垂涎の特別仕様限定版DVDボックスが待望のリリース!!

2008.07.01

今年で結成24周年を迎えたニューロティカが去年の11月17日に行なった、新宿ロフト出演200回目ライヴという歴史的ギネス級のライヴを収めたDVDが、このたび、特別仕様限定版DVDボックスとして発売されます!
200回も新宿ロフトに出演しているだけあって、素敵な想い出もいっぱいあるでしょう。が、しかし、過去のルーフトップのインタビューでそこいら辺のことは話し尽くしちゃってるかな? ということで、今後の新宿ロフトにこうして欲しい! という愛情溢れまくりのお言葉を頂き、さらには今後のニューロティカの活動について伺いました。(interview:宮城マリオ/ロフトシネマ&エアギタリスト)

ロティカ的には凄い大きな冠イヴェントだった

──DVD『ニューロティカ×ロフト200』が発売されることになりました! おめでとうございます! 200回目のライヴの想い出ってどんなことがありますか?

カタル:かなり大掛かりな、ロティカ的には凄い大きな冠イヴェントだったし、ロフトも社運をかけてのイヴェントだったから、去年の後半はそこに向けてだいぶ頑張ってたね!

──6月からマンスリーでカウントダウン・イヴェントをされてましたからね。

ナボ:他のイヴェンターやらライヴハウスの店員から、「ロフトに力入れ過ぎ!」って言われた(笑)。

シズヲ:偏り過ぎだって(笑)。

──そんな思いをさせてまで...(感涙)。本当にどうもありがとうございます!

カタル:あの時期は、レコーディングをやって、ロフトでライヴをやって、またレコーディングに戻ってって、毎月毎月ロフトでイヴェントがあったのが凄く面白かったよ。毎回違うバンドに出てもらってね。打ち上げも毎回毎回、想い出深いものとなり。

シズヲ:対バンはヴァラエティに富んでたよね。久々の人たちもいて、凄い楽しかった。

カタル:みんな、お祝いしてくれる感があってね。...あれ? あっちゃんがまだ喋ってませんが?

アツシ:6月から...、毎月だもんね...。

──今思い返してウルッときちゃいました?

アツシ:いえいえ(笑)。このマンスリー・イヴェントは、新宿ロフト店長の大塚くんからの提案だったのかな? 「200回に向けて何かやろう!」って2人で打ち合せしてた時に、大塚くんが「じゃあ、毎月やっちゃいましょう!」って。「ええっ? 何を言う?」ってビックリしちゃった。

カタル:あっちゃんと俺はしょっちゅうロフトへ打ち合わせしに行ってたよね。ホント、ロフトの事務所が完全にロティカの事務所みたいになってたよね。

減らない魔法のボトルが欲しい!

──今まで200回以上新宿ロフトに出演されてて、ルーフトップのインタビューもいっぱい受けられてて、新宿ロフトについての想い出話はかなりされてると思いますので、今回は今後の新宿ロフトに対しての要望をお尋ねします。

ナボ:しばらく蓋が開けられてないボトルの焼酎全部に、ロティカの名前書いといて(笑)。

全員:(大爆笑)

カタル:減らないボトルが欲しいね(笑)。

シズヲ:魔法のボトルだね(笑)。

カタル:そうだねぇ、お酒もイイけど、フード・メニューをより一層充実させて欲しいよね。いろいろ選べると嬉しい。俺ね、リハーサル終わった後に、ロフトで飯食べたいの。簡単なメニューでもイイんだけど、そこで外へ出なくても食べられるっていうね。

ナボ:美味しいラーメンが作れるようになるとイイね。ロフト・ラーメン。

──なるほど。ちなみにフード・メニューはちょこちょこ替わっているので、チェックしてみて下さい!

シズヲ:あとはね、携帯電話が通じるようにして欲しい。あっちゃんがしょっちゅうスタッフに「これ、上に行ってボタン押してきて!」って言ってるもんね。

──ああ、それは確かにありますね。お客さんも「ちょっと電話してきてイイですか?」って店員によく訊いてますからね。

ナボ:あとは、搬出、階段じゃなくしてくれたら、それが一番嬉しい。あれはね、夏は辛いよね。

シズヲ:もしくは、フロアーを地下2階から地下1階に移動するとか(笑)。

ナボ:あと、同じビルの女の子がいっぱいいるお店と仲良くなって欲しい(笑)。

──それは男性社員一同頑張るべきところですね! 頑張ります!

シズヲ:さっきから音楽的な話が一個も出てないね(笑)。

カタル:そういえば! 女の子といえば、打ち上げに女の子が来ましたね! 200回の打ち上げの時。

アツシ:あれはビックリしたねー(笑)。ロフトの社長の計らいで、打ち上げの最中、突然キャバ嬢が何十人もズラッと現れてね。

カタル:みんな凄く嬉しかったんだけど、慣れてないから照れちゃって...(笑)。でも、特別な打ち上げにしようっていう気持ちは、凄く伝わりましたよ!

シズヲ:慣れない雰囲気になっちゃってたよね、急に(笑)。

カタル:「では、メンバーさん、どうぞっ!」って言われても、どうしたらイイかわかんなくて(笑)。あれは面白かったね! イイ想い出だ。

──じゃ、今後の打ち上げもその方向で。

カタル:いやいや(笑)、別に毎回そんなんじゃなくてもイイけど、あ、出し物やってくれたほうが面白いね! いつもマリオがエアギターやってくれるみたいに。

ナボ:打ち上げで、出演者を楽しませてくれる店員が欲しいね!

カタル:そうそう、俺たち、喜んでるだけでイイの。「今日は何が出てくるのかなー?」って。

──なるほど、じゃ、エアギターは打ち上げで毎回必ずプレイします!!

ARBとアナーキーとニューロティカ

──ニューロティカって、ありとあらゆるいろんなバンドと対バンされていますが、今後、新宿ロフトでこんなバンドと対バンさせてくれ、というのはあります?

アツシ:(ボソッと)ARBとアナーキー。

──それ凄いですね! ARBとアナーキーとニューロティカの3マン! それは観たいです!

アツシ:俺も客で行くや(笑)。

ナボ:若いバンドもイイけど、そういう大きなバンド、偉大な先輩方とやりたいね。

──例えば、外タレだったらどんなバンドとやりたいですか?

カタル:外タレ!? そんなの考えたこともないよ!

シズヲ:パッと見た目で、アディクツとか? スリップ・ノットもありかな。おっかないけどピエロもいるし。

ナボ:トイドールズとか? マリリン・マンソンとか?(笑)

全員:マリリン・マンソン!(大爆笑)

カタル:ロフトでいろんなバンドとやらせてもらうのはもちろんなんだけど、ロフトが、もっとでかい会場で、でかいイヴェントをする。そしてそのイヴェントに俺たちを出してくれる、なんならそれでツアーを回る、ってのはどう?

──ロフト・ドームツアーみたいな感じですか?

カタル:あと、アジアとかね、外国にも連れて行ってくれるとかさ(笑)。そういうことがあるとイイですね。

──ワールド・ツアー! それは画期的ですね!

カタル:いつかロフトでそういうイイことがあるんじゃないかと思って、俺たちは頑張ってるの(笑)。そういえばこないだね、スペースシャワーTVのクイズ番組にニューロティカ全員で出た時、ライヴハウスの中の扉とかトイレとかのいろんな写真を見せて「さて、どこのライヴハウスでしょう?」っていう問題が出て、答えは新宿ロフトだったんだけど、最初のほうの写真はわかりにくいところばっかりで、今から思うと「なんで1枚目の写真ですぐにわからなかったんだろう?」ってなるんだけど、途中であっちゃんが「ロフトだよ!」って言って結局正解したんだけども、俺たちもっと速く当てなくちゃいけなかったよな、って反省しております。

ナボ:あっ! あった! ロフトに言いたいこと! あのね、暑い! 意外と都内のライヴハウスの中でも上位にランクインする。暑すぎず、寒すぎず(笑)。あと、そうだ、打ち上げやってる時にさ、バーのほうに行くと人があんまりいなかったりするじゃん? そこを盛り上げようよ! 普通の飲み屋さん風にしてみたりさ。なんかね、ちょっと人がいないのはもったいないなと思って。そこにいつもお客さんがいれば、また違った感じでロフトの知名度も上がるし。打ち上げでさ、ギャルいるかな? と思ってバー行っても店員しかいないんだもん(笑)。

10days、またやりたいですね!

──ニューロティカ、次の目標は、250回、いや、300回ですかね?

アツシ:なーんだそれ?(笑)

カタル:何年かかるのそれ?

シズヲ:計算したくねーなー(笑)。単純計算で10年くらい?

カタル:10days、またやりたいですね! 俺らは経験してないからさ!(註:ニューロティカは前メンバーの時の1995年に新宿ロフト10daysライヴをしている)

──あ! 10days、イイですね! あっちゃん、どうですか?

アツシ:いやー、体もたないっしょ(笑)。(註:アツシは唯一の経験メンバー)

カタル:3日くらいでいっか(笑)。2daysは俺たちもなんとなくわかるけど、3daysくらいになると「キツイんだろーなー」って、それ以上はわかんなくなるんだろうな。

──じゃ、とりあえず7daysくらいでどうですか?

アツシ:ああ、イイねぇ(笑)。って、イイか?(笑)

ナボ:結成25周年とか30周年みたいな時にしかできないよね。だんだん年をとると辛くなってくるしね。25周年の来年が一番イイんだよ。

──じゃあ来年は、ニューロティカ×新宿ロフト7days、いや、10days?

シズヲ:え?

アツシ:10days(泣)。

──楽しみにしています!

シズヲ:やれたら凄いけどね。

──あ、やり方を変えて、1日は下北沢シェルターで、1日はロフトプラスワンで、みたいにするのはどうですか?

シズヲ:ああ、ロフト・グループの中で動くってこと?(笑)。ネイキッド行ったり。

ナボ:阿佐ヶ谷行ったり(笑)。

シズヲ:1日は事務所で打ち合せ(笑)。

カタル:またそれ全部撮っておいて、DVDボックスで(笑)。

──1日1枚の10枚組で(笑)。

ナボ:最後のほうは、感動して泣いちゃう女の子も、ちょっとは出てくるでしょ?

シズヲ:それこそ「サライ」が似合いそう(笑)。

カタル:凄いみんなボッロボロになるね(笑)。あ、あと、みんな店員やればイイんじゃないの? 10daysの中で。「あっちゃんが店員の日」とか(笑)。

ナボ:シズヲが酒作ってるとか、もぎりとか、「10番から100番までの方〜」ってお客の整理してたり(笑)。

──店員やる時の出演バンドって、何がイイですか?

シズヲ:ゲルググ(即答)。

ナボ:ずーっと道連れ(笑)。2マン10daysとか(笑)。

全員:(大爆笑)

ナボ:2マン10daysって、聞いたことないよね。最後のほうは嫌いなメンバーができちゃったりもして(笑)。

──ロフト10daysするんだったら、10日間ロフトにお泊まりしてもイイですよね。

全員:ウチに帰らせてくれよー!(泣)

──とにかく、今後とも新宿ロフトをどうぞよろしくお願いいたします!

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Live Shock Loft vol.3
NEW ROTE'KA×LOFT 200

LOFT CINEMA LOCD-003〜004 
6,000yen
2008.7.11 IN STORES

disk 1:2007.11.17のライヴを収録!
disk 2:新宿ロフトにおける秘蔵ライヴ映像と「悲しきラガー」のPVを収録!
封入特典1:200回目に向けたマンスリー・イヴェントで配布された、幻の別冊Rooftop・全4冊を完全収録したオリジナルブックレット!
封入特典2:かっこいいポストカードセット!
封入特典3:楽しく遊べるオリジナルトランプ!

LIVE INFOライブ情報

ライヴツアー『失神サーキット〜薔薇色の未来〜』
7月5日(土)新宿ロフト *DVD先行発売!
with:ザ・キャプテンズ、GELUGUGU
7月11日(金)青森Quarter
with:ザ・キャプテンズ、GELUGUGU、水戸華之介(スペシャルゲスト)
7月12日(土)盛岡CHANGE WAVE
with:ザ・キャプテンズ、GELUGUGU
7月13日(日)仙台LIVE STUDIO RIPPLE
with:ザ・キャプテンズ、GELUGUGU、水戸華之介(スペシャルゲスト)

『GRAMOUR BEAT!!』
7月18日(金)代官山UNIT
with:GOLLBETTY、LONG SHOT PARTY、他

「ROCK ON FIRE!! in YAMAGATA〜大石田町音楽祭〜」
7月21日(月)山形県大石田町桂桜公園野外ステージ
with:COBRA、M.J.Q、フラワーカンパニーズ、うつみようこ&YOKOLOCO BAND、ザ・キャプテンズ、横道坊主、ムラマサ☆、HHR THRILL LOUNG、THE NEATBEATS、ラディカルズ、vez(ex.HATE HONEY 高木フトシ)、Bivattchee

7月29日(火)名古屋CLUB UPSET
with:midnightPumpkin、Seattle Standard Cafe'、and more...

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