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成宮アイコ編集部日記タイトル

真黒毛ぼっくす31周年記念ワンマンin月見ル君想フでゲスト朗読させてもらった夜のこと 2016.12.15

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ずっと共演することが夢だったバンド、真黒毛ぼっくす。
ずっと出てみたかった場所、月見ル君想フ。
叶ってしまいました。
 
わたしは、自分自身の活動についてなにをやっているのかなんだかよく分からず、こうなりたい像というのは特にないのですが、唯一「この人になりたい…」と心のそこから思う人が真黒毛ぼっくすの大槻ヒロノリさんです。
 
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ツイッターで「夢を口に」と題して、自分の叶えたいことを定期的にツイートをしていたのですが、そのうちの一つが「真黒毛ぼっくすと共演がしたい」ということでした。
 
そして、なかなかあなどれない言霊の力…真黒毛ぼっくすこと大槻ヒロノリさんご本人に届き、なんと真黒毛ワンマンライブに朗読ゲストとして呼んでいただきました。夢かよ…。
 
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大槻さんの声、そして作る音楽は哀愁と喜びのうねりが一度に押し寄せてきて、理由の分からない涙がどんどん出てきそうになります。月見ル君想フに向かう道、毎日の帰り道と同じように、イヤホンで真黒毛ぼっくすを延々と流しながら、武者震いとときめきで胸がいっぱいでした。
 
ライブでは「岬で待つ女」「夜明けの唄」「歓びのダンス」でコーラスを「九十九里浜まで」「酔いどれ東京ダンスミュージック」では朗読コラボをやらせていただきました。
 
「酔いどれ東京ダンスミュージック」は、最初に知った2015年に年間で一番再生をした曲だったのですが、2016年もあいかわらず再生回数がダントツで、きっと来年もたくさん聴くのだろうなと思います。
 

 
毎日、阿佐ヶ谷駅から家に帰るまでのゆるい坂道を歩きながらイヤホンで聴いていた「酔いどれ東京ダンスミュージック」。どうにもならなかった日も、もう全部やめたいなぁと思った日も、帰りたくない日も、毎日聴いていた大槻さんの声。
 
それが自分の立っている場所で実際に鳴っていて、その音をバックに連れてきた言葉を朗読したときに「…あ、どこにでも行ける」と思いました。
 
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わたしは「朗読」という役しかできないので、ライブをするためにはサポート演奏を依頼しています。カウンター達の朗読会というチームでのイベントはやっていますが、メンバー個々それぞれの活動があるために毎回集まってライブをしているわけではありません。ライブをやらせていただく場所も新潟だったり大阪だったり東京だったりと散らばっているため、その土地その土地でサポートで入ってくれる方との編成です。
 
そうすると、朗読のテキストが同じものだったとしても、一緒にやる人によって言葉の意味や読み方が変わったりします。コラボレーションは毎回予想がつきません。予想外のバージョンができあがったり、別のテキストのように聴こえたりすることがあります。それはとても刺激的で、とてもとてもとても、嬉しいのです。
 
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昔はCD音源での朗読が多かったのですが、その場所 / その日のリアルタイムのできごと・ニュース・来てくれている人の様子でテキストを変えてしまうため、アドリブのない音源での朗読は難しくなってきました。「ライブが一人ではできない」ということはなんだか後ろめたいなぁと思っていたところ、長年一緒にライブをしているギタリストのタダフジカに「成宮アイコは化学反応だから」と言われ、妙に納得しました。
 
そもそも人生の半分、精神疾患を患っているわたしがライブなんかするようになったのも、元アル中の詩人の「月乃光司」に偶然出会い、こわれ者の祭典に偶然加入したことから始まったのです。人と出会うことで自分に起こる化学反応、その積み重ねでした。
 
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酔いどれ阿佐ヶ谷ダンスミュージック
寂しいからいつも行くこの坂道を陽気に登れ!
 
真黒毛ぼっくすによる生演奏の渦の真ん中で叫んだ瞬間、「成宮アイコは化学反応だから」という言葉を思い出しました。こうして人と出会い続けていたら言葉はどこまでも行けるのだな、と体感した瞬間でした。
 
音楽はすごい。
最近、身をもって体感しています。
音楽はとてもすごい。
 
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言葉に対しての愛憎で憎のほうがまだ強いため、「詩(暫定)の朗読をやっています」と(暫定)をつけずにいられないのですが、こうして最近たくさんの楽器と一緒に音楽として朗読をさせてもらうチャンスが重なり、音楽としての朗読ならば愛せるような気持ちがしたりします、しなかったりもします、あやふやですが。何か、音楽がきっかけとなって今後、愛憎で愛が勝てる時が来るような気が、しないでもない、ような気が。
分からない!
分からないけども!
どうにも、言葉に対して愛憎と潔癖でツンデレみたいになってしまいます。
 
とにかく、どうにかして来年も大槻さん&真黒毛ぼっくすと共演させてもらえるように、自分のやることを続けていこうと思った大切な日でした。音楽はすごい。この日のすべてのライブ写真はこちらをクリック。(photo:Sawako Hayakawa&Tokin&URAOCB)
 
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まじ宝物の写真たちだぜ…
 
今後の出演予定
■12月11日(日)【ライブ /新潟】
こわれ者の祭典新潟公演~LGBTを考える~
【出演】成宮アイコ・月乃光司・Kacco
■12月18日(日)【ライブ /大阪】
成宮アイコ+釜凹バンド ツーマンライブvol.2
【会場】大阪・西成区 難波屋
【出演】成宮アイコ+垣井しょうゆ&釜凹バンド   14:00〜16:30
■12月23日(金 / 祝)【ライブ /千葉】
こわれ者の祭典 in 吹く詩の宴 10周年アニバーサリーイベント 
【会場】木更津市民会館中ホール 入場無料
※こわれ者の祭典は14:15から 
■2017年1月7日(土)【ライブ /東京】
こわれ者の祭典・東京公演〜15周年記念プレイベント!〜
【会場】新宿ロフトプラスワン
【出演】成宮アイコ・月乃光司・Kacco
【ゲスト】香山リカ・雨宮処凛・石井政之・山本太郎
■2017年1月24日(火)【ライブ /東京】
「耳鳴りと今日が終える vol.1」
※ご予約は成宮アイコまでご連絡ください
【会場】LIVE HOUSE FEVER
【出演】成宮アイコ(w/青山祐己) / ガー・メリケンキッス / 奮酉 / ネコゆくえしらズ and more!
■2017年2月9日(木)【トーク /東京】
ゲンバシュギ!! vol.8 
【会場】ネイキッドロフト
【出演】村田らむ・成宮アイコ【ゲスト】coming soon!
■2017年2月10日(金)【ライブ /東京】
詩い手ワルツVol.1
※ご予約は成宮アイコまでご連絡ください
【会場】Last Waltz by shiosai
【出演】詩:成宮アイコ(w/青山祐己)歌:村山辰浩(fromカサリンチュ) /suzumoku
■2017年2月19日(日)【ライブ /東京】
礼拝堂ライブ
【会場】蒲田教会 礼拝堂
【出演】成宮アイコ  and more !
■2017年2月25日(土)【ライブ /東京】
coming soon!
 
 
 
プロフィール

成宮アイコ(なるみやあいこ):ロフトプラスワンで開催している”生きづらい人間集結!”を合言葉としてお笑いを交えたパフォーマンス集団「こわれ者の祭典」メンバー。ネイキッドロフトで不定期ライブ「カウンター達の朗読会」を主催。詩や短歌を絶叫朗読するスタイル。サブカルクソ野郎のテンプレを体現していたらついうっかりロフトへ入社。サブカルってマジョリティじゃん?と錯覚する毎日。

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