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第181回「私が選挙に行ったワケ」
2013年の参議院選挙が終わった。結果は「自民地滑り的圧勝」なのだそうだ。これで衆参のねじれはなくなって、自民一強体制が発進する。自民党政府は原発再稼働、TPP、憲法改悪、再軍備〜徴兵制と...more
2013.08.05
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第180回「今日も日本は雨模様」
ピースボート船上で「原発賛成」だって!?昨年12月の衆議院選挙。事前の各種マスコミの世論調査では「自民地滑り的圧勝」との調査結果が出て絶望的になった私は不在投票にも行かず、ピースボートに乗り...more
2013.08.05
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おじさんの眼第179回「ピースボートの旅の総括 〜その3〜 喜望峰の自殺願望オヤジ」
喜望峰を境に向こうがインド洋でこちら側が大西洋ピースボートの船旅は、地球の「いま」の姿にふれ、世界中の人々と交流しながら旅することなのだそうだ。船内生活は100日以上。船は世界各地の港に...more
2013.06.06
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178回「ピースボートの旅の総括 〜その2〜 引きこもりからの脱出」
前回も書いたが、今回のピースボートは乗客1000人近くの70%が60歳以上だった。私は突然、生まれて初めて高齢者コミュニティの中にたたき込まれ、(私も含めてだが)老人達特有の醜さを見て気が滅入り...more
2013.05.10
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177回「ピースボートの旅の総括 〜その1〜 憂鬱なる船上」
3カ月半にもおよぶピースボートの船旅も、3/25の横浜寄港で無事、終わった。あこがれのパタゴニアにも南極にも、ガラパゴス、マチュピチュ、イグアスの滝にも行って来た。この長旅の中、私はさまざ...more
2013.04.02
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第176回「パタゴニアを経て南極へ」
一路ウシュアイアへ1月28日ピースボート南回り世界一周の旅に出てから50日目。ブラジルのブエノスアイレスで下船して、11日間のオーバーランドツアーに参加する。イグアスの滝を観光して、次の日ア...more
2013.03.04
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第175回「孤立する船上のおじさん」
喜望峰でマゼランに思いを馳せる船は1000人近くの乗客を乗せ、アフリカ最後の寄港地ナミビアから大西洋を横切って、アルゼンチンのブエノスアイレスに向かっている。横浜を出航して40日目。ついに念...more
2013.02.04
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第174回「ふたたび世界一周の旅へ」
「ピースボート地球一周の船旅」のポスターを、街角や飲食店で見かけたことがある人は多いだろう。私は今、その第78回クルーズの乗客だ。実は、このピースボートに乗るのは2回目になる。3年前、私は...more
2013.01.09
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第173回「久しぶりに興奮した一夜」
1995年夏、新宿の片隅に、30人も入れば一杯になってしまう小さなトークライブハウス「ロフトプラスワン」がオープンした。数年後、歌舞伎町のど真ん中に引っ越して来てもう14年も経つ。私が50歳にな...more
2012.12.03
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第172回「奇才・若松孝二の死」
「映画には時効はない。俺が死んでも作品は50年〜100年は残っている」(若松孝二)「塩見塾が提出する、<実録・連合赤軍>を受けた、白熱の連合赤軍総括論争の現在」(2008.02.06@阿佐...more
2012.11.08
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第171回「死への思いとロフト農村化計画」
自慢のベランダにて。ヨガのマウンテンポーズ今年で私は68歳を迎える。もう「おじさんの眼」でなく「おじいさんの眼」なのである。この年に達すると、緩やかな日常の中で、過去...more
2012.10.05
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第170回「猛暑の夏......生きているって言ってみろ!」
いつわりの〝原発収束〟宣言3カ月ぶりのこのエッセイだが、またまた脱原発の話になる。世間は不景気だし、野田アホ内閣による、消費税値上げだ、オスプレイだ、領土問題だって大変だけれど、原発のヤバさ...more
2012.09.12
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第168回「希望の灯は見えたか──3.11から一年」
日本史上最大といわれる大震災と原発事故があって、一年が過ぎた。何とも憂鬱な、暗い一年だった。昨年の震災から約一カ月は、ロフトでも多くの公演がキャンセルになった。キャンセルを申し出る出演者を...more
2012.04.13
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第167回「春はすぐそこまで......」
いやはやこの絶望的な日本に生きていて、今月は書きたいことがたくさんある。横浜で開かれた「脱原発国際会議」は、世界に「脱原発」をアプローチしたグローバルなイベントだった。森達也、綿井健陽、安岡卓治...more
2012.03.02
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第165回「二人の天才映画監督の新作」
単行本化間近!?『ロフト35年史戦記』脱稿以前、長いこと『ROOFTOP』誌上で連載し続けていた「ロフト35年史戦記」を、単行本化する計画が進んでいる。もちろん、連載をそのまままとめるだけ...more
2012.01.06
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第164回「歩き続けるしかない晩秋」
なぜこんなに歩くんだもう秋も終わりに近い。この時期が一番の紅葉シーズン。私は今、相当迷っている。これだけの歳(67歳)をかっぱらって自分の人生の「終章」的な場面になり、突然事件は起こるべくし...more
2011.12.02
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第163回「瘋癲老人が銭湯で見つけた憂鬱と希望」
愚痴、愚問とわかっているが……このところ、ロフトの色々な事象にも飽きていて、どうしてもポジティブ、パワフルになれない。これも年のせいか?会社もサボり気味で毎日あ...more
2011.11.02
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第162回 そろそろ紅葉探検に行く準備を
今月のコラムこそ「原発」の話は断固やめようと思っていた。ちょっと疲れた。それで「さて何のテーマで書くか?」とつらつら思い悩んだが、何も出てこない。こんなときは、ここ一カ月のスケジュール帳を見なが...more
2011.10.04
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第161回 終わらない原発クライシス
相変わらず原発の話だ。このコラムを読む読者諸氏もいい加減に原発の話は読みたくないと思っていても、そうは問屋が卸さない。この日本を襲った未曾有の危機から、絶対目を背けてはならないのだ。事故を...more
2011.09.05
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第160回 66歳にして娘ができる!?
さてこの「おじさんの眼」もなんだかんだ160回。途中1年ぐらいの休みがあって再開したから、トータルで200回以上のはず。私はもう、17年近くこのコラムを書き続けていることになる。「まあ、なんと気...more
2011.08.03