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トップレビュー「アス」オリジナル・サウンドトラック - 2019年屈指のサウンドトラックCD

「アス」オリジナル・サウンドトラック - 2019年屈指のサウンドトラックCD

2020.02.08   MUSIC | CD

RBCP7399
2,000yen+tax
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2019年屈指のサウンドトラックCD

 
 『ゲット・アウト』でアカデミー賞脚本賞を獲ったジョーダン・ピールの2作目は前作も手がけたマイケル・エイブルズの音楽が今回も絶妙だった。序盤の児童コーラス主体の楽曲とジャネール・モネイの歌に魅せられるのも束の間で、30年の経緯を過去と現代が交差する中で不穏な空気が漂い、弦楽とパーカッションで構成された不気味な音が画面を支配し、死闘・逃亡での緊張感見事にシンクロしている。そしてミニー・リパートンの歌声に導かれ全貌を知ることになる。ジョセフ・ビシャラ『死霊館』と同等以上の恐怖の増幅サウンドと挿入歌を盛り込んだ聴き手が楽しめる収録内容である。スピルバーグがピールとエイブルスは自身とジョン・ウイリアムスようなものだと既に言わしめただけのことはある。映画自体も同類の『パラサイト 半地下の家族』以上の満足度がありCD未収録のビーチ・ボーイズ~NWAでの大爆笑シーンも忘れ難い2019年度見逃し厳禁作品である。(LOFT HEAVEN:澤山恵次)

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