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トップレビューTaiko Super Kicks 「感性の網目/bones」- 絶妙なバランス感覚が危うくも温かい曲を成り立たせている

Taiko Super Kicks 「感性の網目/bones」- 絶妙なバランス感覚が危うくも温かい曲を成り立たせている

2018.12.20   MUSIC | CD

TSK-002
1,500yen+tax
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 セカンドアルバム『Fragment』から約9ヶ月、Taiko Super Kicksの7インチシングルがリリースされた。『感性の網目/bones』。熱いわけでもなく冷めたわけでもない、取りこぼしそうだけど確かにある私たちの気持ちを作品にしてきたタイコだが、今回はいつもより少しだけ近くに体温を感じる。ライブパフォーマンスで初めて『感性の網目』を聴いたとき「“君”という二人称がこんなにもあたたかく感じたことはない」と直感した。音楽やバンドとの向き合いを重ねてリリースされた今作では、兼ねてから評価されてきた伊藤の詞はより一層の寄り添いを増し、サウンド的には、音の空白が意識されていた『Fragment』に対し今作はその上で4人の鳴らす音の絶妙なバランス感覚が危うくも温かい曲を成り立たせている。私たちは好きなときにそれぞれの毛布にくるまっていいし毛布にくるまる権利がある。孤独の肯定。だけどその網目の向こうにはあなたがいる。(ネイキッドロフト:石川美帆)
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