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トップレビュー門田匡陽 / Nobody Knows My Name

門田匡陽 / Nobody Knows My Name

2011.06.03   MUSIC | CD

POPTOP-0099 / 2,300yen (tax in)
6.02 IN STORES

1. Blue Moon Shadow
2. Alice
3. I Love You
4. Ghost
5. hostia
6. 埋立地
7. Dear My Teacher
8. 暗証番号
9. 後夜祭
10. ドーナツ

 門田匡陽の1st.ソロアルバム『Nobody Knows My Name』がリリースされた。これまでBURGER NUDSやGood Dog Happy Men(現在活動休止中)といったバンドで活動していた彼の初のソロ作品となり、完全セルフプロデュース作。バックミュージシャンには、ドラムに古くから馴染みのある伊藤大地の他、SPANK PAGEの水野雅昭、today is the dayの大浪彰仁を。ギターは河相巧矢、ベースは金戸覚と菅原将之、そして門田本人が演奏をしている。これ以外にも門田はグロッケン、シンセサイザーなどを操り(全ての楽器を彼自身が担っている曲も)、所謂ソロアルバムと聴いて想像するものとは一線を画す作品となっている。
 アレンジも秀逸で、1曲目の『Blue Moon Shadow』は祝杯をあげるかのような高らかなサウンドで始まり、『I LOVE YOU』のギターのメロディは特に聴いて欲しい。一見へっぽことも取れるサウンドを聴かせるが、そこは彼ならではのアレンジの方法で、左右のギターは噛み合わない男女の会話を表現しているとのこと。この合わなさ加減にどこかもどかしさもあるが、遊び心を感じさせ、改めて自由に羽を広げて音楽に取り組んでいることが想像できる。Good Dog Happy Menでの作品もアレンジ技術には毎回驚かされていたが、今作でもそれは充分に聴く事ができ、展開の面白さをぜひ感じて欲しい。また全曲を通して、ギターの音色や彼のボーカルは人柄そのものとも取れる温かさに溢れ、この作品そして音楽に対する彼の愛情をたっぷり感じることができるだろう。「一生音楽をやり続けると決めている/音楽をやっていて純粋に楽しい」という彼の、決意表明ともとれる作品となった。この作品をリリースし、さらに終わることのない旅を続けていくのだろう門田の今後がとても楽しみになる。(Rooftop:やまだともこ)

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