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トップレビュー「ポップスター」- 暴力や悪意に苦しめられながらもステージで力強く生きようとするポップスター

「ポップスター」- 暴力や悪意に苦しめられながらもステージで力強く生きようとするポップスター

2020.04.01   CULTURE | CD

4月3日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国順次公開
© 2018 BOLD FILMS PRODUCTIONS, LLC

暴力や悪意に苦しめられながらもステージで力強く生きようとするポップスター
 
  ナタリー・ポートマンが主演、製作総指揮を務め、ポップスターの栄光とスキャンダル、挫折と再生を強烈なコントラストで描いた音楽ドラマ。主人公のセレステと姉のエリーが古いホームビデオの中で無邪気に歌っている場面から一転、高校での銃乱射事件に至るプロローグはかなり衝撃的だ。銃撃に巻き込まれ、生死の境をさまよいながらも一命を取り留めたセレステは、エリーと作った追悼曲が注目され歌手としてデビュー、若くしてポップスターの座を掴む。18年後、度重なるスキャンダルで落ちぶれたセレステは、2年がかりで準備したツアーで復帰を図るが、その初日にある事件が起こり、彼女の精神は再び過去のトラウマに引き戻され混乱してしまう。劇中、セレステが「私たちは異様な世界に生きている」と語るように、暴力や悪意に苦しめられながらもステージで力強く生きようとするポップスターの姿は、見る者にある種の希望を与えてくれるはずだ。(加藤梅造)

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