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「パリの恋人たち」- 二人の女性の間で揺れる「ある誠実な男」の物語

2019.12.14   CULTURE | CD

12月13日(金)からBunkamura ル・シネマほか全国で順次公開

二人の女性の間で揺れる「ある誠実な男」の物語

 
 本作は『グッバイ・ゴダール!』でゴダール役を演じていたルイ・ガレルが監督・主演を務め、パリを舞台に、ある男と二人の女の三角関係を描いた恋愛映画。若きジャーナリストのアベルは、3年間同棲していた恋人マリアンヌから、妊娠したことを告げられる。間髪入れずに恋人が言ったのは「あなたの子供じゃない」という一言だった。マリアンヌはアベルの親友ポールとも付き合っていたのだ。この事実をあっさりと受け入れたポールは、その日にアパートメントを出て行くことに。そして数年後、病死したポールの葬式で、アベルとマリアンヌが再会した所から再びドラマは動き出す。そこにポールの妹イヴも絡んできて奇妙なトライアングルは思わぬ方向に発展していくのだ。一見、理解しがたい男女の成り行きを、ガレル監督は「ひとの気持ちはあてにならない」と説明する。愛の修羅場を喜劇のように軽やかに描いた大人のラブストーリーだ。(加藤梅造)
 

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