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森薫 「乙嫁語り 11巻」オムニバスに近い形で、いろいろな夫婦を楽しめる作品

2019.01.18   CULTURE | CD

KADOKAWA
620yen+tax

オムニバスに近い形で、いろいろな夫婦を楽しめる作品

 
 オムニバスに近い形で中東の複数の男女・夫婦の様子を描いていく今作。連載開始から10年、11巻も刊行されているのでご存知の方も多い作品だと思いますが、この巻はスミスとタラスがメイン。私が個人的に今作で一番好きな夫婦(正式な婚姻はしていないのでまだ夫婦ではないですが)。正直、次はいつ出てくるんだ/早くくっつけとヤキモキしながら待っていたので待望の話でした。薄幸の婦人タラスが必死に駆けたり、再会に喜んだり、スミスとともに歩むことを決意したり、思わず笑顔になったりと不幸から固く影のある表情ばかりだったこれまと違う躍動はファンとして嬉しいばかり。とはいえ、国・文化が違い、駆け落ちのように歩み始める二人はこれからも障害が多いことは明白。だからこそハッピーエンドになって欲しいと願っています。この二人以外にも仲睦まじい夫婦や男勝りながらも心は作中随一の乙女といろいろな夫婦を楽しめる作品です。(LOFT/PLUS ONE:柏木聡)
 

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