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トップレビュー玉置勉強 「えっちすけっちわんたっち〜僕がおしっこに目覚めるまで〜」。90年代から描き続けてきた著者が平成最後にもまた新たなマスターピースを生み出した

玉置勉強 「えっちすけっちわんたっち〜僕がおしっこに目覚めるまで〜」。90年代から描き続けてきた著者が平成最後にもまた新たなマスターピースを生み出した

2018.12.05   CULTURE | CD

ヤングチャンピオン烈コミックス
691yen(tax in)

 玉置作品の真骨頂、「コマ間(文でいう行間)」にも情感と官能が詰まった大傑作が単行本に。リビドー発動し始め小6男女の青春直前劇で排泄欲と隣り合う性感と支配・被支配構図を徹底的に描く。
 主人公のルックスや風景の数々がリアルにザ・昭和、初潮・精通迎えてる子・まだの子が混じりマセてるけど大人でない年頃で振り切ったヘンタイなのにたしなみ深い(超ヤバいのに直截的でない)。描写を極限に削り、描かれない部分のエロスに凄みあり、よく描かれる中2・14歳でなく小6という岐路の時が選ばれているのも絶妙だ。尿・おもらしジャンルだが実は精通も重要主題で女性も興味深く読める。
 私的体験かなり投影と思われるが子供でも西村賢太作品の如きクズぶり(カネ絡まない分、よりクズ純度高い!)が凄い。90年代から描き続けてきた著者が平成最後にもまた新たなマスターピースを生み出したことが本当に嬉しく、感服させられた。(澤水月)
 

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