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モスリン橋の、袂に潜む

2011.01.24   CULTURE | MOVIE

新宿ケイズシネマにて2011年2月12日(土)〜一週間限定レイトロードショー公開!!
上映時間:21:30〜
上映後、毎日羽野暢監督ほかゲスト出演のトークイベントを開催!
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大寒波で異常が普通な天候の中『モスリン橋の袂に、潜む』(羽根暢監督・脚本作品)を鑑賞したのでした。お話は、在る娼婦の島のお話で、モンスーン気候で異常になったレトロフューチャーな日本の世界なのです。乾季が終わると本島のモスリン橋の袂には水死体が頻発に釣り上げられ、B級雑誌の記者・蓮見(栗田正寛)は先輩が行方不明でそれを調べに行き、自然に溢れたカンテラ島で儚く妖艶な娼婦・白亜(木本順子)と出逢うのです。そして、島の夢を喰らう巨大魚の言い伝えを聞いたり、謎の警告の電話がかかってきたりとか、公安も死んだりしていたりとか、島にいったお客は死んでしまうとか、蓮見は白亜に恋をしてしまったりしてもがく。ロケーションが素晴らしくて、こんな風景あるんだ? よく発見して撮ったなーと思うのでした。兎に角丁寧にそして大事にこの映画は撮られていて、幻灯機!(骨董品すぎるきっと凄い価値、扱い厳重注意なはず)もあって、羽野監督の世界が銀幕でコツコツ構築されているのです。渡邊崇さんの音楽は、未来感と民族的な、儀式的な、音数の少ない抑制された最小の音楽なのです。ハナ役の加藤千果さんには色んな意味を込めてワタスは、やられちゃいました。

大人が色んな事情でバタバタしてて、ハナは、自由に感じていて、島(故郷)を愛していて、色々あるけど一番まともな事を言うし行動するのです。しかも自然に……

ファンタジー、不思議と思う好奇心、全てを知ったら? どうなる? それはきっといらない思い込みなのです。間違えるのも人、正すのも人だけど、バランスとって生きてかなーとワタスは思い、これからの可能性を信じれる大切なきっと映画なのです。だからワタスもコツコツやるぞ!!!!! っと決意できたのです。

結論。色々感じれるそして、想いとれる儚くも未来のある好い映画なのだ!!

著 松本章(音楽・ふーてんき)

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