Rooftop ルーフトップ

REPORT

トップレポートのんとも。M(のん / 大友良英 / Sachiko M)が横浜でレコ発記念ライブを開催!

のんとも。M(のん / 大友良英 / Sachiko M)が横浜でレコ発記念ライブを開催!

2020.12.25

のんLIVE020.jpg

のんが『NON OUCHI DE MIRU LIVE vol.6(#のんおうちで観るライブ)』を12月23日、横浜赤レンガ倉庫で無観客で開催。ライブの模様は動画配信サイトを通じて生配信を行なった。
「おうちで観るライブ」は「みんなのお部屋がライブハウスになる!」をコンセプトに、のんとギタリストのひぐちけいで開催する配信ライブ。この日は12月24日にリリースの、のんとも。M(のん / 大友良英 / Sachiko M)のファースト・アルバム『ショーがはじまるョ!』の発売記念ライブとして、大友良英、Sachiko Mを迎えた「おうちで観るライブ」特別編。
 
ライブは19時過ぎにスタート。まずは4人で新アルバムの1曲め「ショーがはじまる!」を演奏。いつもの「おうちで観るライブ」ではスタジオなどを借り“自宅・お部屋風レイアウト”となっているが、この日の会場は赤レンガ倉庫。本来は有観客での開催予定であったが感染症拡大を受け急遽、無観客ライブとなったため、いつもと違ってステージが大きいのだ。ステージ中央には大きなクリスマス・ツリー、隣に三日月を模した巨大なオブジェ。
 

のんLIVE001開会宣言.jpg

メンバーはそれぞれ蝶ネクタイをつけ、白のブラウスにサスペンダー付のパンツ姿。昭和のレトロ感を出しつつ、現代を意識した衣装で、赤レンガのバックとも世界観を統一した。「今日はまったりと、親戚との忘年会のようなゆる~いライブをやります!」と開会宣言に続いて演奏されたのは「Sherry」。1962年8月にフォー・シーズンズが発表した全米No.1ヒット曲。自宅待機中に見た映画『ジャージー・ボーイズ』に影響受け、セレクトしたそうで流暢に英語詞も披露。
 

のんLIVE017.jpg

「眠れない」では、のんはお月さまオブジェに腰掛けて歌う。生配信のコメント欄には「テイタム・オニールの映画『ペーパームーン』みたい!」と寄せられる。この曲はノイジーとムーディが混じり合った不思議なエッセンスの曲。いつも深夜に新曲のデモを送ってくる「宵っ張りの、のんちゃんの気持ちを代弁しました(笑)」と大友良英が書き下ろした。

のんLIVE011ハッスルホイ.jpg

そして本アルバム収録のいちばんの問題作(?!)に。メンバー全員が口ひげをつけ、大友は「ビッグバンドで録音した曲ですが、今日は4人。演るのに勇気がいる曲です」と紹介されたのは、ハナ肇とクレージーキャッツが1963年に発表した怪曲「ハッスルホイ」。のんが両腕両脚を左右に動かしながら「ハッスル、ハッスル、ハッスルホイ」と歌うと「ジャンジャカ・ジャーン!!」と大友が合いの手をいれる。足りない楽器は口で賄う仰天のエア・ビッグバンド仕様。「ガッハッハッ!」と豪快に笑い飛ばすのんは平均(たいらひとし=植木等)そのもの。コメント欄には「元気が出た!」「愉快愉快!」「令和の無責任女!」と爆笑&絶賛のコメントが次々に寄せられる。最後はのんの「お呼びでない? これまた失礼しました!」で締め、稀代のコメディエンヌぶりを発揮した。
 
続いての「ひなげしの花」はアグネス・チャンの1972年11月発表のデビュー曲。クレージーキャッツの「ハッスルホイ」にこの曲はいずれものんの選曲。平成生まれの彼女から、どうしてこんな選曲が出てくるのか実に不思議。
ここまでは新アルバム『ショーがはじまるョ!』の収録順に演奏されてきたが、続いてはTHE BLUE HEARTSの「キスしてほしい」。公開中ののん主演映画『私をくいとめて』とマルコメ糀甘酒のコラボ企画“恋愛発酵学会”のCM曲だ。原曲と違いスロウテンポのアレンジでしっとりと歌うと「染みるわ~」「声が甘く発酵してる~」とコメントが配信画面に寄せられる。
 

のんLIVE015.jpgのんLIVE014.jpg

ライブもいよいよ終盤に差し掛かると、メンバー全員がサンタクロースの帽子を被って「Happy Birthday」を演奏。この日はSachiko Mの誕生日。クリスマス・ケーキもステージに持ち込まれ、「誕生日に働いてみるもんだ~」とSachiko Mもこのサプライズに感無量。この流れで次はのんが2019年12月に配信したオリジナルの「クリスマス・ソング」に。お月さまのオブジェに腰掛け、黒のアコースティック・ギターを弾きながらクリスマス・ムードたっぷりに歌う。
 
続いての「いつでも君は」は昭和時代の歌謡曲のようなタイトルだが、のんが本アルバムに向けて書いた新曲。大友のバンジョーとのんのアコギで奏でられるサウンドは70年代のフォーク。時折、大友の吹く口笛も入り、なんとも滋味深い曲。のんの歌うさまはフォーク・シンガーのよう。あの頃のフォーク曲はみんなで一緒に歌う曲が多かった。そんな雰囲気を見事に現代に蘇らせたのが「さなえちゃん」。フォーク・デュオの古井戸が1972年に発表した楽曲で、のんとも縁深い仲井戸麗市が書いた曲。ボーカルはのん、大友、Sachiko Mと歌い継ぎ、最後はみんなで歌う。ステージは70年代にタイムスリップしたようなムードに包まれる。
 
のんLIVE016ひぐちけい.jpg

のんLIVE004大友良英.jpgのんLIVE003_SachikoM.jpg

のんから「最後にふさわしい希望に満ちた曲です! 聴いてください!」と紹介されたのは本日のラスト・ナンバー「明日があるさ」。坂本九が1963年12月に放ったニッポンのスタンダード・ナンバー。コロナ禍の中のモヤモヤした空気を吹き飛ばす、まさに明日への希望に満ち溢れた楽曲で大団円。画面の向こうで、みんな一緒に歌ってるさまが目に浮かぶ。すべての演奏が終わると「やりきりましたね! ありがとうございます!」とのんも大興奮。
エンディングは「おうちで観るライブ」恒例の"もぐもぐタイム"。出演者各々が好きなフード&ドリンクを持ち込むトーク・コーナー。この日はさきほどSachiko Mに送られたバースデイ・ケーキをみんなで頂きながらトーク。「ステージでホントに食べちゃってイイの?」と大友も戸惑いながら参加。和気あいあいとしたムードの中、のんからの「それではバイバイ! メリークリスマス! 良いお年を!」で90分超に及んだ「NON OUCHI DE MIRU LIVE vol.6」が終了。
この日の模様は1月2日(土)23時59分までアーカイブ視聴できる。チケットは12月30日(水)23時59分まで販売。視聴の詳細は下段参照。(PHOTO:Kentaro MINAMI)
 

のんLIVE005.jpg

のんおうちで観るライブvol.6 / セットリスト

2020年12月23日(水)19:00 / 神奈川・横浜赤レンガ倉庫
01. ショーがはじまる
02. Sherry
03. 眠れない
04. トキメキ
05. ハッスルホイ
06. ひなげしの花
07. キスしてほしい
08. snow dance
09. lalala にちようび
10. クリスマス・ソング
11. いつでも君は
12. さなえちゃん
13. 明日があるさ
*出演:のんとも。MK(のん、大友良英、Sachiko M、ひぐちけい)
 

のんLIVE006.jpg

のんおうちで観るライブvol.6 / アーカイブ視聴概要

視聴チケット価格:2,200円(税込)
アーカイブ視聴期間:2021年1月2日(土)23:59まで
チケット販売期間:2020年12月30日(水)23:59まで
チケット購入URL(ZAIKO)はこちら
※アーカイブ視聴はコメントの書き込みができません。

商品情報

ショーがはじまるョ!

2020年12月24日(木)発売
CD/KAIWA(RE)CORD KR-00009
価格:3,300円+税

amazon

関連リンク

このアーティストの関連記事
6th
ロフトチャンネル
平野悠
keep the rooftop
どうぶつ
休刊のおしらせ
ロフトアーカイブス
復刻