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トップレポート【ライブレポート】sébuhiroko☓向井秀徳アコースティック&エレクトリックのツーマンライブが終了!この日限りの「Honnoji」スペシャルセットも披露!

【ライブレポート】sébuhiroko☓向井秀徳アコースティック&エレクトリックのツーマンライブが終了!この日限りの「Honnoji」スペシャルセットも披露!

2017.04.24

■アコギs007_MG_1099.jpg■エレキs044_MG_1226.jpg
 
■向井秀徳アコースティック&エレクトリック
 
向井秀徳が一人ふらっとステージに現れると、おなじみの紹介「MATSURI STUDIOからやって参りました、ディス・イズ・向井秀徳」の第一声でライブがスタート。あたたかい光が注ぐなか、アコースティック・ギターのアルペジオが響きわたる。一曲目は「ZEGEN VS UNDERCOVER」言わずとしれたナンバーガールの楽曲で幕を開けた。向井秀徳が一人ギターと歌だけで挑む”向井秀徳アコースティック&エレクトリック”のスタイルでは、向井秀徳、ナンバーガールやZAZEN BOYSはもちろん、即興からカバーまで幅広い楽曲を演奏することで知られている。この日もアコースティック・ギターとエレキ・ギター、エフェクター、アンプだけをステージに持ち込み、時に激しくギターを掻き鳴らし叫ぶように歌い、時に柔らかい弦の音を響かせながら語りかけるように歌う。力強いストロークに合わせ叫ぶ「Water Front」や、ステージ上で弾いたギターフレーズをループ・マシンでサンプリング、その場でフレーズを循環・響かせ歌う「SAKANA」。そして、ゆったりとギターを爪弾き、ぽつりぽつりと語りかけるように歌いだしたのは、山田耕作による童謡「赤とんぼ」。ディレイが何重にも重なり広がっていくギターの音を受けると、何もかも飲み込むような夕焼けが浮かぶ。すっとギターの音が引くと、ぱっと視界が開け、どこまでも広がる空の情景が浮かんでくるよう。ギターと歌、たったそれだけのシンプルな構成がこんなにも美しく、観客を魅了する。向井秀徳の多彩な魅力があふれ、ギター一本と歌というシンプルなセットをもってして全く飽きさせない、充実の1時間だった。
 
向井秀徳アコースティック&エレクトリック set list
1.ZEGEN VS UNDERCOVER 
2.6本の狂ったハガネの振動 
3.Water Front 
4.前髪
5.SAKANA
6.TRAMPOLINE GIRL 
7.約束
8.赤とんぼ(童謡)
9.天国
10.はあとぶれいく
 
■main引きs201_MG_1576.jpg■main寄り_s148_MG_1366.jpgs172_MG_1896.jpg
 
■sébuhiroko
 
John Zorn Naked City「born head」の轟音がSEで鳴り響く。冒頭から意表を突いた選曲のなか颯爽とsébuhiroko(以下séb)が登場すると、一瞬の静寂。鼓動のようなキックが響くと「April 11」でセットが始まる。青い光に照らされながら気だるく歌い始めるséb。sébのライブではおなじみの盟友・ベースの村田シゲ(ex.口ロロ)と二人で登場した後は、ドラムに岡本啓佑(ex.黒猫チェルシー)、ギターに澤竜次(ex.黒猫チェルシー)を迎え、新たなバンド編成で挑んだ今回のライブ。最新アルバム「L/GB」からの楽曲はもちろん、sébによる安藤裕子への書き下ろし楽曲セルフカバー「溢れているよ」やジャーマン・メタルの雄RAMMSTEIN「Mein Land」をバンドセットで披露するなど、ライブハウス開催ならではの激しいステージを繰り広げる。sébのライブ編成のひとつ、メタ地獄トリオ(Pf:séb/Dr:BOBO/Ba:村田シゲ)の編成ではおなじみのカバー曲、ZAZEN BOYS「Honnoji」をこの日も披露したが、今回はなんと本家の向井秀徳も飛び入り参加。向井秀徳とsébの交互に繰り広げられるマイクの応戦にそれを支える激しくもタイトな演奏、単語を繰り返し、残響音をボーカルで表現する向井秀徳の「人力ディレイ」も加わるこの日限りのスペシャルセットとなった。怒涛のバンドセットの後はsébによるピアノ・ソロ弾き語りで「美しいあなた」を演奏。澄んだsébの歌声に寄り添うように、時に強く時に柔らかく奏でられるピアノの旋律。集まった観客もこれまでの盛り上がりとは一転、sébの歌とピアノにじっと聴き入っていた。再びバンドセットに戻ってからは「Wonderland」の砂原良徳によるリミックス・ヴァージョンや「YOU」などダンサブルな曲も演奏し、本編を終了。アンコールでは、sébによるエレキ・ギター弾き語りの「Night Walk」を披露し、コートニー・ラヴを彷彿させるアンニュイなステージで、激しいバンドセットからたおやかなソロの演奏まで振り幅の広い濃密なライブを締めくくった。なお、今夏に「Her Majesty's Secret Night:PartⅡ」の開催を予定していることもアンコールで発表。8月30日に再び新代田FEVERでゲストを迎えツーマンライブ開催を予定しているそうなので、詳細発表をファンは心待ちにしよう。(Photo by 山川哲矢 Text by 吉川景子)
 
sébuhiroko set list
1. April 11
2. Too Far
3. John Doe
4. 溢れているよ (Self Cover)
5. Mein Land (Cover)
6. Honnoji (Cover)
7. 美しいあなた
8. Wonderland (Yoshinori Sunahara Remix)
9. November
10. YOU
EN. Night Walk
 
sébuhiroko presents「Her Majesty's Secret Night : Part l」
OPEN 19:00 / START 19:30
会場:LIVE HOUSE FEVER(東京 新代田)
出演:sébuhiroko [band set:村田シゲ、岡本啓佑(黒猫チェルシー)、澤竜次(黒猫チェルシー)]
向井秀徳アコースティック&エレクトリック
 
 
 
 

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