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連続講座『現代アートハウス入門 ネオクラシックをめぐる七夜』が2021年1月30日(土)から1週間、ユーロスペースほか全国の〈アートハウス〉にて開催決定!

2020.12.17

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日本の〈アートハウス〉の歴史を彩ってきた傑作を上映し、2000年以降にデビューした気鋭の映画作家を講師に迎え、レクチャーや専門領域の異なるゲストとのトークで上映作品の魅力を語る連続講座『現代アートハウス入門 ネオクラシックをめぐる七夜』が2021年1月30日(土)から2月5日(金)までユーロスペースほか全国の〈アートハウス〉にて開催される。
 
1970年代から今日まで続く日本の〈アートハウス〉は、“ミニシアター”という呼称で親しまれ、世界中の良質な作品を観客に届けてきた。そして、多様な映画体験を提供することで、未来の映画作家だけでなく、様々な分野のクリエイターや研究者たちを育む文化的ビオトープとしての役割を担ってきた。
しかし近年は、映画の鑑賞環境の多様化によって〈アートハウス〉に一度も足を運んだことのない若者も多く、メインの観客層の高齢化が進んでいる。
 
コロナ禍ではこうした傾向が問題になる一方で、「Save our local cinemas」「SAVE the CINEMA」「ミニシアター・エイド基金」「仮設の映画 館」「ミニシアターパーク」など、映画文化の救援を目的としたアクションが大きな社会的関心を集め、日本の〈アートハウス〉の存在に光をあてた。これを奇貨として、いまあらためて〈アートハウス〉の今日的な意義をともに考え、共有するための連続講座となるのが『現代アートハウス入門 ネオクラシックをめぐる七夜』だ。
 
〈アートハウス〉の歴史を彩ってきた傑作を「ネオクラシック(新しい古典)」と呼び、東京・ユーロスペースなど全国18の映画館で、7夜連続日替わりで同時刻に上映。2000年以降にデビューした気鋭の映画作家を講師に迎え、レクチャーまたは専門領域の異なるゲストとのトーク形式で上映作品の魅力を語ってもらう。その模様をライブ中継で開催劇場のスクリーンに投影、全国の観客から質問を受け付け、これからの〈アートハウス〉が果たすべき役割と可能性についての知見を交換する。
 
この度、参加監督と上映作品が解禁となった。
 
参加監督(敬称略、五十音順)
小田香、小森はるか、想田和弘、濱口竜介、深田晃司、三宅唱、山下敦弘、横浜聡子
 

チチカット・フォーリーズ_main.JPGミツバチのささやき_main.jpgトラス・オス・モンテス_main.jpg山の焚火_main.jpg動くな、死ね、甦れ!_main.jpg阿賀に生きる_main.jpg

上映作品
◉『チチカット・フォーリーズ』(監督:フレデリック・ワイズマン/1967年/1998年日本初公開/アメリカ/84分)
◉『ミツバチのささやき』(監督:ビクトル・エリセ/1973年/1985年日本初公開/スペイン/99分)
◉『トラス・オス・モンテス』(監督:アントニオ・レイス、マルガリーダ・コルデイロ/1976年/2010年日本初公開/ポルトガル/111分)
◉『山の焚火』(監督:フレディ・M・ムーラー/1985年/1986年日本初公開/スイス/117分)
◉『動くな、死ね、甦れ!』(監督:ヴィターリー・カネフスキー/1989年/1995年/日本初公開/ソ連/105分)
◉『阿賀に生きる』(監督:佐藤真/1992年/1992年日本初公開/日本/115分)
 
また、参加監督からのコメントは下記の通り。
 

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二十歳を過ぎてはじめてシネコン以外で映画を観た。大丈夫、世界にはまだ余白があった。このだるさからいつか抜け出し、もう少し遠くまで歩けるかもしれないと、スクリーンを見つめながら思った。
──小田香(映画作家)
 

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何をどう撮ればいいのかわからなくなったとき、20年前につくられた一本の映画と出会い、背中を押されました。何年経っても現在を映し出す作品たちが、きっとこれから出会う人たちの未来を切り開いてくれるのだろうと思います。
──小森はるか(映像作家)
 

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映画館の暗闇を一歩出たときに、世界の見え方が一変してしまう。アートハウスで、そういう体験を何度もしてきた。僕が映画作りで目指すのも、観客にそういう体験をしてもらうことである。
──想田和弘(映画作家)
 

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映画館でのみ感知することができるような、映画の「ささやき」があります。それを殊更聞こえやすくすることはできませんが、一緒に耳を傾けようと誘うように話したいなと思ってます。
──濱口竜介(映画監督)
 

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学生時代、これと決めた特集上映に日参してはその晩、映画日記をつけたり、友人と朝まで長話をした。そうやって何度も反芻したあの場面やあのカットに今でもふと救われたり、悩まされている。
──三宅唱(映画監督)
 

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いい映画をみた時、衝撃や刺激を受けるというより、息をするのが、生きるのがほんの少し楽になるという表し方が自分にとってはふさわしい。それは既にある理解や感覚を超えた世界をみせられたことに不安になるからではなく安堵するからに他ならない。
──横浜聡子(映画監督)
 
©︎2020AHG
『ミツバチのささやき』©︎2005 Video Mercury Films S.A.
『チチカット・フォーリーズ』『トラス・オス・モンテス』 写真提供:コミュニティシネマセンター
『阿賀に生きる』©︎阿賀に生きる製作委員会

Live Info.

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連続講座『現代アートハウス入門 ネオクラシックをめぐる七夜』

【開催期間】
2021年1月30日(土)〜2月5日(金)連日 19:00〜
【開催劇場】
ユーロスペース(東京都渋谷区)、横浜シネマ・ジャック&ベティ(神奈川県横浜市)、シネマテークたかさき(群馬県高崎市)、フォーラム仙台(宮城県仙台市)、名古屋シネマテーク(愛知県名古屋市)、長野相生座・ロキシー(長野県長野市)、シネ・ウインド(新潟県新潟 市)、シネモンド(石川県金沢市)、第七藝術劇場(大阪府大阪市)、シネ・ヌーヴォ(大阪府大阪市)、京都シネマ(京都府京都市)、元町映画館(兵庫県神戸市)、横川シネマ(広島県広島市)、シネマルナティック(愛媛県松山市)、KBCシネマ1・2(福岡県福岡市)、シネマ5(大分県大分市)、Denkikan(熊本県熊本市)、桜坂劇場(沖縄県那覇市)
【上映方法】
同日同時刻に各映画館にて上映開始。主にユーロスペースに監督、ゲストが登壇し、そのトークの模様を各映画館のスクリーンに生中継。トーク時間は約60分程度を予定(上映・トークともに配信はいたしません)。
【参加料金】
1プログラムにつき30歳以下 1,200円(税込)、一般(31歳以上)1,800円(税込)
 
【企画・運営】東風
【企画協力】ユーロスペース
【協力】アイ・ヴィー・シー/ノーム/太秦/一般社団法人コミュニティ・シネマセンター/ポルトガル大使館ほか
【技術協力】restafilms
【WEB制作】坂元純(月光堂)
【デザイン】loneliness books
文化庁委託事業「文化芸術収益力強化事業」
 
*プログラムなど詳細は決まり次第オフィシャルサイト、SNSなどで告知予定

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