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発達性読み書き障害、LGBTQ、過敏症、見えにくい「困難」を抱える中学生たちが主人公の物語『きみの存在を意識する』推薦図書に選出!

2019.10.20

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発達性読み書き障害、 LGBTQ、 過敏症。目に見えにくい困難を抱える中学生たちを描いた梨屋アリエさんのYA小説『きみの存在を意識する』が、 2020年のIBBYオナーリストにJBBYが日本から推薦する図書として選ばれた。
 
IBBY(国際児童図書評議会)は、 1953年にスイスのチューリッヒで設立された、 子どもと子どもの本に関わるすべての人をつなぐ国際ネットワーク。 その活動の一つとして、 二年に一度、 加盟国から海外に紹介したい児童書を集め、 リストにして発信している。 IBBYの日本支部であるJBBY(一般法人日本国際児童図書評議会)によって、 『きみの存在を意識する』が、 2020年のそのリストに日本から推薦する本(文学作品部門)として選ばれた。
 
2019年10月1日に、 2018年のリスト本を展示する「世界子どもの本展」のオープニング会見が、 神保町の出版クラブ会館で行われ、 多くのメディアが集まるなか、 2020年の日本推薦図書も発表され、 作者も登壇した。
 
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本書には、 発達性学習障害やLGBTQ、 過敏症など、 外からはわかりにくい困難を抱えた子どもたちが登場します。 まず知ること、 そして考えることが、 きっとよい未来につながっていくと感じさせてくれる物語。これを機に、 今まさに彼らと同世代の子どもたちはもちろん、 大人にも多く読まれてほしい1冊だ。

商品情報

『きみの存在を意識する』
梨屋アリエ

(ポプラ社刊) ISBN978-4-591-16356-6/定価1,650円(本体1,500円)

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これは、 「みんな違って、 みんないい」のその先の話––––
自身も発達障害を抱える作家・梨屋アリエによる、 これからを生きていく10代に届けたい物語。

中学2年生の石崎ひすいは、 クラス担任に強制される読書カードの提出が出来ず、 焦りを感じている。 本を読もうとしても、 読めない。 字を読むことが困難な自分に気づいていく。 一方、 クラスメイトの美少女・猪熊心桜はカードの字が汚く、 毎回担任にパソコンで書き直されてしまう。 かねてから書字が困難な自分に気づいていた彼女は、 「合理的配慮」を担任に求め声を上げる。 自身のジェンダーに悩む理幹、 周囲の臭いに耐えられない過敏症で不登校になる留美名、 そしてそんなクラスメイト達の受け止め方に戸惑う優等生・小晴。
彼らはお互いの存在を意識しながら、 少しずつ価値観を変えていく…。

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