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トップインタビュー足浮梨ナコ - 「人見知りの足浮さん」から「アイドル:足浮梨ナコ」へ! 楽しい世の中にするために怒りを明るく歌ってやる!

「人見知りの足浮さん」から「アイドル:足浮梨ナコ」へ! 楽しい世の中にするために怒りを明るく歌ってやる!

2021.06.08

「人見知りの足浮さん」から「アイドル:足浮梨ナコ」へ

──「俺、一生少年説」はテーマとしておじさんのことを歌っていますけど、全社会人が号泣する名作だと思います。この詩を15歳が書いたの?! ってすごく驚きました。

足浮:これは電車で書いたんです。目の前におじさんが座っていて、その姿を見て勝手に、「こういう人がアイドルを好きになったら世界が変わったりするのかな」って妄想をし始めて。もしアイドルを好きになる可能性があるんだったら、こっちの世界に引きずり込みたいなって思ったんです(笑)。それを歌にしてみました。

──そのおじさん、本人が気づいていないうちに名曲のモチーフに(笑)。

足浮:そう、あの人はすごい人です(笑)!

──いろんな表現方法があるなかで、どうして曲を作ってライブをしようって思ったんですか?

足浮:わたしはめっちゃ飽きやすいタイプなんですけど、歌はずっと好きなんです。自分で歌う側も好きだし、アイドルのライブを見るのも好きで。今は、自分の感情をすべて歌にしようって思ってます。言いたいことを言葉で伝えるのは苦手だけど、歌だったら言えるから。

──普段はすごく明るいポジティブな印象を受けますし、ロフトプラスワンでのプレゼン大会に出演されたときも、こんなに上手にしゃべる中学生がいるんだと思って印象的でした。でも、YouTubeにアップしているドキュメンタリーでは、「すごく人見知り」とおっしゃっていますよね。そこをカバーするものとして音楽を始めるのは自然な感じがします。

足浮:そうなんですよ! ライブで足浮梨ナコになると大丈夫なんです。今、高校生になったんですけど、周りの人も全然知らないし、最初は人見知りで大変でした。でも、ライブをしたり、こうやってちゃんと話せば大丈夫になるんです。足浮梨ナコなら大丈夫。わたしのなかでなにか切り替わりがあるのかもしれないです。

──じゃあ普段の「足浮さん」にとって、「アイドル:足浮梨ナコ」になる手段を手に入れたのは大きなできごとですね。

足浮:はい、不思議な感じです。小さいころから妄想をするのが好きで、自分にもしたくさん兄弟がいたら、とか、自分がもし海外に住んでいたら、とか妄想ばかりしていたんです。だから足浮梨ナコも妄想の人物みたいな感じ。

──いろんな想像のうちのひとつとして。

足浮:そうです、妄想・足浮梨ナコ!

──「アイドル:足浮梨ナコ」になっていないときって、どんな感じなんですか?

足浮:めっちゃ落ちこむとかめっちゃ怒るとかはないんですけど、20分泣いて、20分怒って、もうその次は笑ってたりする感じなので、こういう感情の波は全て歌にしようって思ってます。

──その上がり下がりがあると自分自身も疲れちゃうから、心をフラットにするためにも必要な作業なのかもしれないですね。

足浮:はい、言葉で伝えようとするとトゲがあることでも、音楽にしたらスっと入ることがあって。伝えやすいんです。

──「主張」ではなくて「音楽」として受けいれられますよね。

足浮:そう! 主張じゃなくて、曲・音楽だと自分の気持ちがわかってもらいやすいんです。悲しいとか、楽しいとか、無理! とかそういった感情を書くことが多いんですけど、「熟年夫婦」や「俺、一生少年説」は歌っている間に自分が熟年夫婦になれたりおじさんになれたりするし、歌っている間は自分がなんにでもなれるんだって思うんですよ。いろんな人になりながら、自分の思っていることを歌っています。

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足浮梨ナコ
大五郎<タワーレコード限定>

LIVE INFOライブ情報

『りなこといっしょ その3』
6月20日 阿佐ヶ谷家劇場
時間:開場16:00/開演・配信開始16:30
料金:配信チケット2000円/入場券付きチケット2500円
出演:足浮梨ナコ/桐原ユリ
 
姫の反逆!Rebellion of the Prrrincess!~足浮に投資☆完売自己満足ライブ〜
6月27日 月見ル君想フ 
無観客配信
 
6th
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