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INTERVIEW

トップインタビュー「LISTENERS リスナーズ」安藤裕章(監督) - 一緒に世界を生み出してくれた人々に感謝

一緒に世界を生み出してくれた人々に感謝

2020.06.02

 『LISTENERS リスナーズ』連続インタビュー企画、最後を飾るのは監督・安藤裕章。個性豊かなクリエイターたちのコダワリ・熱い思いをどのようにまとめフィルム化したのか。安藤監督にその熱い思いを伺いました。
[interview:柏木 聡(LOFT/PLUS ONE)]

自身の力量が見合うのか尻込みするところはありました

――『LISTENERSリスナーズ』に参加された経緯を伺えますか。

安藤:本格的に企画を動かそうと言うところで、佐藤大さんと橋本太知さんに声をかけて頂きました。じんさんの『メカクシティアクターズ』も見ていましたし、pomodorosaさんの絵で提示された世界観も惹かれました。

――最後に参加されたんですね。お声掛けされた際の率直なお気持ちを伺えますか。

安藤:映画やアニメの好みを問われたら一番は音楽が絡むモノです。しかし好きなジャンル故に自身の力量が見合うのか尻込みするところはありました。それにアニメの制作はチーム力なので、この企画に見合う制作チームを組めないと良い結果にはならないと、参加にあたって一緒に作ってくれる制作会社の希望を出しました。そこで信頼するMAPPAの大塚学社長にお願いする形になりました。

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――今作は「ボーイ・ミーツ・ガール」作品となっていますが、監督が考えている「ボーイ・ミーツ・ガール」の魅力とはなんですか。

安藤:「ボーイ・ミーツ・ガール」は他との出会い、異との出会い。「リスナーズ」はロックのワンダーランドが舞台ですが、憧れる何かに出会い、それとの関わり合いを求め旅立つ物語で、本筋はとても普遍的。誰もが思い当たるところがあることが王道の魅力だと思います。そこを生かすことが出来ればと意識しました。

――各話それぞれに街のデザインも特徴的で見ていて二人と一緒に旅をしているようで楽しいです。

安藤:作品世界のデザインは、そのジャンルの楽曲から、アートワークから、カルチャーからと、想起される全てのイメージからです。話数ごとにロックジャンルの国々を巡るので…とにかく詰め込んでます。各ジャンルにスタープレイヤーがいて、専用のイクイップメントがあって。ジャンルの文化が違えば、建物も違うし住人も違う。量的にはけっこう無茶をしました。正しくは苦労をかけさせてしまったのですが… 一緒にリスナーズの世界を生み出してくれたすべての方々に感謝してます。

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掛け合いのセッション

――それだけ皆さんでコダワリをもって制作していただけて嬉しいです。デザインにも多くの音楽ネタが盛り込まれていて、そちらを追いかけるのも大変でしたが楽しいです。

安藤:皆が音楽好きで、好きなことを語った結果でしょうか。企画脚本打ちは楽しかったです。有意義な脱線が多くて、すぐ時間がたち終電で止む無く解散というのが毎回でした。

――同じ趣味・思いを持ってぶつけ合うことが出来るのは素晴らしいことだと思います。実制作にあたっては現場のスタッフにも世界観を伝えなければいけないと思います。その部分は監督が担っていらっしゃると思いますがどのように共有されたのですか。

安藤:音楽の神に助けて貰ったと感じています。物語の中で題材にするジャンルが決まれば、その楽曲に、その楽曲を取り巻く文化に世界観の共有を助けて貰えました。絵も音も作られていく中で、それぞれのパートの皆が色々盛り込んでくれました。

――デザインもそう出すが作品内で使われる用語も音楽用語とリンクされています。どのように作品世界とリンクされていったのか伺いたいです。

安藤:企画脚本打ちで皆さんが語る音楽ネタは「エモさ」や「好き」に溢れてました。その「エモさ」を物語の「エモさ」に合わせることで、自然と作品世界に合ってリンクしたのかなと思います。

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――とはいえこれだけ豊富な音楽ネタ、物語とのバランスを取るのは大変ではありませんでしたか。

安藤:企画チームの皆が音楽の本職であったり音楽に関わる仕事をされていますが、同時に皆が物語に関わる仕事をされている方々です。まずは物語あってのことというのは言うに及ばず共通認識だったと思います。

――改めて、各キャラクターのデザインについても伺えますか

安藤:キャラクター作りやデザインはpomodorosaさん、寺尾洋之さんが企画脚本打ちにずっと付き合ってくれたのが力強かったです。打ち合わせ内容を聞きながらその場で絵のアイデアを出してくれて、物語もそれに影響をされる。掛け合いのセッションです。

――確かにこれだけお互いにぶつかり合って制作するのはセッションですね。そうやってセッションされていく中で印象に残っていることがあれば伺えますか。

安藤:脚本構成で当てたそれぞれのジャンルに、上手く世界観作りを牽引して貰えたと思います。絵と音が重なって映像として完成していくにつれ、具現化される多彩なジャンルの世界にゾクゾクしました。

――キャストのみなさんはどのように決められたのですか。

安藤:主人公の二人はオーディションです。参加していただいた方々、皆さん上手なんですよね。その中からの選出は、素で持つ声の印象がキャライメージに合うかどうかで話し合いました。そして主人公が村瀬歩さん高橋李依さんに決まると、キャラクター像のフワッとしていた部分が明確になり、プレスコであることも相まってキャラ作り芝居作りに影響を受けます。ここもセッションなんです。二人以外のキャラは「僕の考える最強のキャストリスト」的なものを企画メンバーの皆で持ち寄ったのですが、その内容がそのまま通ってしまいました。

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LIVE INFOライブ情報

TV アニメ 『LISTENERS リスナーズ』

2020年4月3日よりMBS/TBS/BS-TBS“アニメイズム”枠にて
毎週金曜25:55 から放送中!
Amazon Prime Video にて毎週金曜25:40 から独占配信中!
 
-staff-
原案:1st PLACE
原作:1st PLACE・スロウカーブ・Story Riders
企画・プロデュース:スロウカーブ
監督:安藤裕章
ストーリー原案:じん、佐藤大、橋本太知
シリーズ構成:佐藤大
脚本:じん、佐藤大、宮昌太朗
キャラクターデザイン:pomodorosa
メカニックデザイン:寺尾洋之
アニメーションキャラクターデザイン:鎌田晋平
サブキャラクターデザイン、総作画監督:小泉初栄、高原修司
色彩設計:末永絢子
美術監督:谷岡善王
撮影監督:柳田貴志
CGI 監修:川原智弘
CGI ディレクター:後藤泰輔
アニメーション制作:MAPPA
製作:LISTENERS製作委員会(DMM pictures、MBS、スロウカーブ)
 
-Cast-
エコヲ・レック:村瀬 歩
ミュウ:高橋李依
ニル:釘宮理恵
ロズ:花澤香菜
殿下:諏訪部順一
リッチー:上村祐翔
ライド:八代 拓
ジャニス:上田麗奈
ロバート:銀河万丈
ホール:下野 紘
キム:田中敦子
ウェンディ:本名陽子
リサ:ゆかな
レオ・マーシャル:千葉 繁
アイン・ノイバウテン:大原さやか  ほか
 

■CD情報

TVアニメ『LISTENERS リスナーズ』オープニング主題歌
ACCAMER「Into the blue’s」好評配信中!
 
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作詞・作曲:じん
編曲:菅波栄純(THE BACK HORN)、じん
https://accamer.lnk.to/Into-the-blues
 
TVアニメ『LISTENERS リスナーズ』エンディング主題歌アルバム
「Song of LISTENERS :side Goodbye」
 
ED01「Song of LISTENERS side Goodbye」.jpg
 
【アーティスト】ミュウ(CV:高橋李依)
【発売日】2020年5月27日(水)
【収録曲】第2話~第6話より5曲収録
【価格】1,800円+税
 
「Song of LISTENERS :side Hello」
 
ED02「Song of LISTENERS side Hello」.jpg
 
【アーティスト】ミュウ(CV:高橋李依)
【発売日】2020年6月24日(水)
【収録曲】第7話~第12話より7曲収録
【価格】2,200円+税
 
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