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トップインタビューフジファブリック - 現在の自身最高峰を魅せる! フジファブリックが4年ぶりに立つ古巣新宿ロフトのステージに強く誓う

現在の自身最高峰を魅せる! フジファブリックが4年ぶりに立つ古巣新宿ロフトのステージに強く誓う

2020.03.01

15周年記念でもあった昨年は念願の大阪城ホールでのワンマン (2/26に映像作品化)の大成功や、そこに向けての活動や露出。はたまた幾つかの地上波著名音楽番組への出演等も手伝い、いまフジファブリックが更なる大きな広がりを見せている。
昨年はファンや周りの方々から沢山のエネルギーをもらった彼ら。現在は逆に各地に赴き、感謝の意も込め、それを返すべく全国ライヴハウスツアー『I FAB U』の真っただ中だ。そこではより幅の広がったお客さんたちと各地ならではの独特性も交えたライヴが日々展開されている。そんな中、特別に新宿ロフト歌舞伎町移転20周年を記念に、育った出自でもある同ステージも踏む3人。そこでもその日ならではなスペシャルな一夜が待っていることだろう。
(interview:池田スカオ和宏)

現在はやる毎に自分たちのベストを毎回更新しようと挑んでるし、それが出来ている

──現在は全国ライヴハウスツアーの序盤ですが、15周年を経てより一体感のあるライヴが各地想像できます。
 
山内総一郎(Vo&G):どこの会場も凄いですよ、エネルギーの交歓が。今回は自分たちとしても、15周年を経てのバンドの姿をより近くで感じてもらいたく回ってます。今回のツアーにはテーマがあって。大阪城ホールも含め去年は1年間みなさんに応援してもらったり、支えてもらった感が凄くあるんです。大阪城ホールにも各地から集ってくれたし。ならば今回は自分たちから各地に赴き、ライヴハウスというより近い距離で感謝を伝えたいなって。
 
──距離感も含めかなりの身近さがありそうです。
 
山内:心も距離もめっちゃ近いです。それこそお客さん一人ひとりの表情が分かるぐらい。
 
金澤ダイスケ(Key):15周年と大阪城ホールでのライヴを経て、自分もお客さんとの関係値がより近づいた感はあります。おかげさまで各地更なる絆が築けたというか。
 
加藤慎一(B.):反応やリアクションもより肌に直に感じていますから。そこに自分たちの熱が交じり合っている感覚が各地、凄くあって。これまで以上の一緒感や一体感を得られています。
 
山内:やはり自分たちの原点は新宿ロフトであり、ライヴハウスですから。15周年を経て今またそこから始める。再度、新たな関係値を築いていく。そんな気概も込められてます。
 
──私はまだ観れてませんが、さぞかし一体感溢れるセトリなんでしょうね。
 
山内:ところが今回のツアーは逆に、「ライヴハウスで演るライヴ」みたいなものを意識せず臨んでます。毎回ステージに立つ際に肝に銘じているのは、「今までで一番いいライヴをしよう!!」それだけで。「現時点での最高峰の自分たちを毎回更新してやろう!!」と。それぐらいステージに賭けて毎度やっています。
 
──その自己最高ベストは毎度更新できていますか?
 
山内:出来てます!! これは自信を持って言える。自分たちでも都度どんどん高みに行け、「どこまで行けるんだろう? 俺たち」みたいな感覚ですから。おかげさまで各会場、みなさん笑顔でハッピーな表情で帰ってもらっているし。…なんか自分たちのライヴに来て元気になってもらいたいんですよね。それを見ると俺たちも元気になれる。今の俺らをみなさんにも早く観てもらいたいです。
 
金澤:自身でも自分たちにワクワクしているし、それを感じながらライヴが出来てる実感は凄くあります。
 
 

新宿ロフトのステージは立ち慣れてはいるけど、立つ度に新鮮な感覚になれる

──昨年は地上波の音楽番組に出演したり等、更に幅も広がった感があるので、各地これまでとまた違った新規のお客さんも増えたのでは?
 
加藤:それは確かにあります。そこで目にしたり、知ってもらったり、気にかけてくれたりな方々も来ていただいて。
 
金澤:待ってくれていたり、歓迎してくれている感もこれまで以上にありますね。ライヴハウスのスタッフさんも含めて。それも嬉しくて。
 
山内:あとは各地、地元の方々がこれまで以上に集ってくれているようで。ツアーの醍醐味はやはりその土地を感じながらライヴがやれるところですから。そこでしか味わえない空気を吸ったり、その街を感じながらライヴを演る。土地も集ってくれたお客さんも含め、その辺り非常に感じながら、各地、出来ています。ライヴハウスもそれぞれに個性があるし。
 
──去年はそれこそ色々なことをやりましたもんね。
 
山内:それこそ無茶苦茶チーム一致団結して色々なことにトライもした一年でもありました。中でも大阪城ホールでのライヴ。その成功に向けて懸命に動いていたし、それを叶えることが出来たのはやはり大きかったです。その辺りはスタッフや全てのフジファブリックを想っている人たちと、そこに向かっていき、喜びを分かち合えた感が凄くあって。今すぐにでもまたやりたいぐらい(笑)。
 
金澤:想像以上だったし。改めて気づかされたり、感じたものもあったし。
 
──その「想像以上」とは?
 
金澤:自分たちが与えているものもあるだろうけど、与えてもらったり、それに対して返してもらっていることも多々あったんだな…って。それが今回のツアーでは返せている気はします。
 
加藤:あんなに見守られている感のあるライヴなんて、そうそうないでしょうから。
 
山内:言える。あんなあったかい場所はない。
 
加藤:もうみなさんに包まれているようで、安心しながら自分たちを感謝も込めて精いっぱい出せました。
 
山内:あと、当日はお客さんも一緒にライヴを作ってもらってる感もあって。特にこちらからは案内もしていないのに、みなさんペンライトで曲のテーマ毎に色を変えて楽曲の雰囲気づくりに参加してくれたり。あれはステージから見ても感動的だったし壮観でした。あれぞまさに「ここにいる全員がフジファブリックだ!!」と思えた瞬間でした。
 
──そんな中、現在のツアーとは別立てながら、古巣の新宿ロフトのステージにも4年ぶりに立ちます。
 
山内:なんか気が引き締まります。やる度に「実は俺たち進んでないのかも…」と感じられるぐらい、ずっとそこでやってきた感覚ですから。あの「ロックのライヴハウス!!」って感じの硬質な出音には未だ緊張します。あの妙な緊張感だけは未だに抜けない。やはりあの会場には何かが宿ってますよ(笑)。
 
金澤:匂いも独特だし。ブラインドテストをやっても絶対に当てられるし、すぐ分かる(笑)。
 
加藤:色々と想い出しますよね。お客さんが居る風景も、まだ人がいなくガランとしたフロアに対バンの相手だけが居る風景も。
 
──4年前は登場SEを当時のロフトの頃のものにしたり、セトリもインディーズ時代も含めけっこう懐かしさもありました。
 
山内:今年はどうしようかな…。もちろんしっかりと振り返りもしたいんですが、今のライヴハウスツアー同様、このセットリスト、この演奏、この今の自分たちが表現したい音楽たちをキッチリと今までで最高の形で出すだけかなって。やる1曲1曲にキチンと意味合いがあり、連なりが感じられる内容にしたくて。あまり言うと当日の驚きや楽しみが無くなっちゃうので(笑)。でも是非楽しみにして欲しいです。今は凄くいいライヴになる予感しかない(笑)。
 
加藤:立ち慣れてはいますが、また立つと違った新鮮味が生まれるんでしょう。その辺りも楽しみつつ、自分の最高のプレイをしたいです。
 
金澤:今自分たちが最高だと感じてやっていることが新宿ロフトというライヴハウスで、どう鳴り、どう響くか? 対して自分たちは何を感じるのか? その辺りも楽しみです。同じ曲でも演奏も込めた気持ちも日々変わるし。それがその新宿ロフトならではで感じたり響いたりしたらいいですね。そこはみなさんもそうでしょうが、自分でも楽しみだったりするので。
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