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INTERVIEW

トップインタビュー果歩 - 初全国流通EP『水色の備忘録』をひっさげ、初東京ワンマンを敢行!!!

初全国流通EP『水色の備忘録』をひっさげ、初東京ワンマンを敢行!!!

2019.10.03

 もうすぐ二十歳を迎える新潟出身のシンガーソングライター果歩。
 彼女独特の言い回しと、凛とした歌声、そして小動物系のルックスで、瞬く間に虜になってしまいました。もっと素顔を知りたくて、根掘り葉掘り聞いちゃいましたっ。少しでも気になった方は、10/15@シェルター果歩ワンマン、と備忘録にメモメモ![interview:義村智秋(下北沢SHELTER)]

夢がずっと歌手だったので

──上京してきて1年ほど、もう東京は慣れました?

果歩:もうぜんぜん慣れました(笑)。

──「光の街」という曲で、うるさくて冷たくて嫌いって歌ってたでしょ?

果歩:嫌いではなくなりました(笑)。東京にも良いところあるから。吉祥寺とか高円寺とか下町の感じは好きですが、渋谷とか新宿はやっぱ好きじゃないです…。

──もともと上京しようと思ってたんですか?

果歩:そうですね、中学生の頃から、新潟から東京に出たいなと思ってて、夢がずっと歌手だったので、大学生になったら東京の大学に行こうって思ってました。

──どんなきっかけで歌手になりたいと思ったんですか?

果歩:物心ついた時から、保育園とか小学校とか将来の夢みたいなの書くじゃないですか。そういうところにも歌手って書いてて、何でかわかんないですけど(笑)。ずっとなりたくて。それで中学2年生のときに、地元のギター教室に行って。次はライブハウスでライブかなと思って、高校1年生のときに出してくださいってGOLDEN PIGSに電話して、高校生イベントに出ました。

──へぇ〜、ライブも見に行ったり?

果歩:いや、ジャニーズとか(笑)。それぐらいしか観た事なくて、いきなり出るのもあれだから、ライブハウスの人が「このイベントだったら弾き語りがいっぱい出るから参考になるかもしれないよ」と言ってくれたやつを観に行ってからライブに出た感じです。

──バンドでやりたいとはならなかった?

果歩:その頃ずっと聴いてたのがmiwaさんやYUIさんとかだったからアコギをはじめたし、なんとなく普通にバンドとかそういうの考えずに、とりあえず自然と弾き語りかなぁって。

環境が変わって、大人になれました

──なるほど! じゃあ次は最新作、『水色の備忘録』の話を。このタイトルにはどんな意味が込められているんですか?

果歩:リード曲が「彼女たちの備忘録」という曲なんですが、2、3歳から中学まで一緒だった幼馴染がいたんですけど、その子の事を書いた曲で。小さい頃から大人になるまでの過程は私にとって水色かなと思って。

──水色?

果歩:青春って言うじゃないですか。青っぽいけど、もっと薄くて繊細な感じが水色だなって思ったんですよ。果歩自身が大人になる過程って色で例えたら水色かなって。その過程で得た記憶や思い出を忘れないようにするという事で、水色の備忘録にしました。歌詞とかでもそうなんですけど私、情景とかを色に例えるのが好きなんですよ。こういう気持ちは何色だなーとか。それで今回は水色かなと思いました。

──ちなみに歌詞と曲はどっちから作るの?

果歩:私は歌詞ですかね。日々ためて、今日、出来るなってときに、グッとやってガーって(笑)。出来ないとき全く出来ないんですけど、出来るなってときは1日に5曲ぐらい出来たりする。

──へぇそうなんだ! すごい!

果歩:実は私100曲くらいあるんですよ! 世に出してないのもむちゃくちゃあります。今回、選ぶのが凄い大変でした。

──スイッチはいればすぐできるタイプなんだね。歌詞について触れたいのですが、果歩の詞は情景が目に浮かぶものが多いですが、前作『光の街』は言葉尻が尖ってたり、ストレートな感じでしたが、今作はもう少し柔らかい印象です。

果歩:ただ単に大人になったんだと思います! まるくなってきた(笑)。高校生のときは凄い尖ってたんで(笑)。女子校だったんですけど、お嬢様っぽい人が多くて。ライブハウスとか「えぇっ」て感じで。ピアスも駄目だったけど、6個くらいあけてて、髪も染めちゃ駄目だったけど、染めてたし。校則は破ってました(笑)。

──そういうのがダイレクトに歌詞に出てたんですね(笑)。東京に来て心境が変わってきた感じ?

果歩:いろんな人に出会ったり、環境が変わって、大人になれました!

──歌詞は実体験のものが多いの?

果歩:高校生のときはほとんど想像で書いてたんですけど、こっちに来てからは割と実体験の方が多いかもしれない。いろんな事を経験したり、人に出会う数も多いですからね。

──作詞をする上で大切にしている事ってありますか?

果歩:情景が浮かぶようなストーリー性があるものが好きなんですが、実はサビの歌詞をつくるのが苦手で。あと、歌詞があんまり覚えられなくて。だからだいたい私の曲、サビの歌詞が一緒なんですよ。そうすると、AメロとBメロでなるべく物語性を膨らます。サビが一緒だからこそ…。

──サビまで変えちゃうと覚えらんないからね(笑)。そこはでも頑張りたいよね…。

果歩:逆にみんなも覚えやすいかなって!(笑)

──そこは計算してね(笑)。あと、今作はアレンジャーを迎えましたが、最初聴いたときビックリしました!

果歩:そうですよね!

──これはどういう流れで?

果歩:お世話になっている方と相談して面白いんじゃないかって、アイゴンさん、中村さん(mullet(會田茂一&中村圭作))を紹介してくれたんです。あと、漠さん(a crowd of rebellion)は新潟で活動されてるんですが、ギター教室で習ってたときの先生と仲良しなんです。それでたまたま聴いてくれたら、めっちゃ良いってなってくれて、レコーディングとかアレンジをやってもらってたんです。前作はやってないんですが、今回は全国流通だし、またお願いしたいなと思って。

──バラエティに富んだ面々を迎えた上で、今作の推し曲をあげるとしたら?

果歩:私が好きなのは「法則のある部屋」ですね。この曲、ギターコードを2個しか使ってなくてCadd9をスライドして作ったんですけど、いつも同じようなコードで作ってるから凄い新鮮な感じがしてます。あと、今回は新しさを出してみようと、アレンジは基本お任せしてて、これも最初違うアレンジできたんですが、ギターの感じは崩さず、バンド寄りな感じでお願いしたいと注文したら凄く良い感じに仕上げてくれました。

──今後、プロデュースして欲しいとか、一緒にやってみたい人はいる?

果歩:私、GOOD ON THE REELが好きなんですけど、いつか一緒に、1曲だけでも良いので何かやってみたいです! めっちゃ好きなんですよー!

みんなが「楽しかったー」って言えるような日にしたい

──その思いを叶えるためにもまずは今度のワンマンですが(笑)、心境はどうですか?

果歩:えー、めっちゃ不安です。(お客さん)来るかなぁ…大丈夫かなぁって。来て欲しい。来て欲しいなぁ。来て欲しい…。

──初めてワンマンしたのは上京する直前、2018年3月との事ですが、その時の事って覚えてますか?

果歩:もちろん覚えてます。自分を見に来てくれる人しかいないじゃないですか。そのときは120人くらい集まってくれて、「あぁこんなに聴いてくれてる人がいるんだ」と思いました。バンド編成でやったんですけど、友達とかも結構来てくれて凄い楽しかったです。そういう昔からの友達もいないし、地元の暖かさみたいな感じのものではないから、不安…(笑)。

──楽しみより不安の方が大きいんだ(笑)。どんな日にしたいですか?

果歩:楽しみだけど、今のところ不安の方が大きいです。みんなが「楽しかったー」って言えるような日にしたいし、失敗しても「良い日だったね」と言いたいです。

──不安を払拭してワンマン成功させたいね! じゃあ最後、Roofotop読者に向けてどうぞ。

果歩:10月13日に二十歳になりまして。大人になった果歩と、あと実は結構、長くやってるので、今までやってきた10代の集大成じゃないけど、そういうライブができたら良いなと思います。来てください! 本当に! あ、インストアライブも結構あるんで、とにかくライブにたくさん来て欲しいです(笑)。

 

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『水色の備忘録』

2019.10/9発売 MKLP-004 ¥1,500+税

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LIVE INFOライブ情報

10/15(火)下北沢SHELTER ※ワンマン
10/27(日)南堀江qupe
10/28(月)京都MUSE
10/29(火)生駒RHEB GATE
10/31(木)名古屋sunset BLUE
11/29(金)新潟CLUB RIVERST
 
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