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INTERVIEW

トップインタビューdeadman「13年ぶりとなる禁断の〈屍〉復活、その真相を激白!」

13年ぶりとなる禁断の〈屍〉復活、その真相を激白!

2019.08.01

aieと一緒にステージに立てたことが大きかった

──6月22日の名古屋ボトムラインで行なわれたイベント出演で、本当に13年ぶりのライブを行なったわけですが。固い握手から始まりましたね。

aie:粋な演出ですよ、ほぼ伝わってなかったけど。

眞呼:(笑)

──あれがCOMPLEXのオマージュと気づいた人が何人いるのか(笑)。そう言えばaieさん、deadmanの時は自分の立ち位置から全然動かなかったのに、あの日はすごく動いてましたね。

aie:動くようになったのは、the studsからかな?

──私が動いてるなって感じたのはgibkiy gibkiy gibkiyの時だった。

aie:あ、動くようになった一番のキッカケは、目の前にマイクスタンドがないからですよ。あれがないだけで、ずいぶん可動域が広がるんですよね。だから単純にあのマイクスタンドという壁がなければ、deadmanでも動いていたかもしれない。

──で、13年ぶりのライブはやってみてどうでした?

aie:楽しかったし、観ている人も楽しそうにしてくれてるなとは思いました。感想も否定的なものは少なかったし。もちろんプロだからちゃんとした演奏はしますけど、スタッフ含めて演奏も良かったって言ってもらえたしね。眞呼さんは13年ぶりのライブだったけど、お客さんの中にも13年ぶりにライブハウスに来た人とかいたんじゃないのかな?

──13年ぶりに来た人は、aieさんがこの13年間何をやっていたかを全く知らないわけだ。

aie:だから「お帰りなさい」って言葉が出てくるんですよ。俺はこの13年間、別にどこにも行ってないのに!(笑)

一同:(笑)

aie:まぁヴィジュアル系のシーンにいる人の中には、メイクしてないバンドは本気じゃない=セッション、って捉えてる人も多いみたいだし、そう感じる人もいるのは仕方ない。まぁ人の意見はともかくとして、この間のライブは楽しかったですよ。メンバーがきっさんとKazuyaだったら、こうはいかなかったかもしれないけど。

──それはどういうこと?

aie:いや、そのメンバーだったらもっと変に緊張してたような気がするから。プレッシャーと言うか、ちゃんとやんなきゃ! って思ってたかもなぁって。でも今回はテツさんと晁直だったから、まだ楽しむ余裕は出せたかな。

眞呼:テツさんと晁直さんは、当時から今までずっとバンドをやり続けてきたわけで、それはaieくんもそうなんですけど、やっぱりスキルも上がっていて、一緒にやっていてカッコ良いなって思いましたよ。

aie:俺たち、褒め合って伸びるタイプだからね(笑)。

一同:(笑)

眞呼:あと、前のメンバーでライブってなると、自分自身が過去と比べちゃったかもなって気持ちもある。

──それはお客さんもそうかもしれない。

aie:だからオリジナルメンバーじゃないところに思う部分はあるかもしれないけど、でも前向きに考えれば、今回はこのメンバーで良かったのかもなって。

──眞呼さんはライブやってみてどうでした? ゲスト出演とかじゃなく、自分のステージで10曲以上を唄うのは13年ぶりということでしたが。

眞呼:deadmanをやりたいって言った時に、aieくんが受け入れてくれたことが一番嬉しかったんですよね。これまで頑なに復活を拒んでいたのは僕だったので、それでも受け入れて一緒にやってくれるっていうのは本当にありがたいなと。

aie:俺は常に入り口のドアを開けっぱなしでしたからね。

眞呼:だから勝手に入っちゃった。「ドア開いてる?」って(笑)。

一同:(笑)

眞呼:何度も拒絶していても気持ちが変わってくることもあると思うんですよ。それにaieくんは変わらず「やろう!」って思っててくれて。

aie:俺が音楽をやめてたらなかったかもしれないですけどね。

眞呼:だから、あの日は一緒にステージに立てたっていうこと自体がまず大きかった。バンドとしてステージに立つのも久々だったんですけど、やっぱり1人で唄う時とは空気感も違いますね。目には見えないものだけど、バンドで唄うってやっぱり全然違います。ミュージシャンとして受け入れられるには、僕1人では何にもできませんからね。

 

作った時の初期衝動を思い出す「please god」

──眞呼さんは、あの日のライブに向けて、どんなことを考えていましたか?

眞呼:「ちゃんとやらなきゃ」。

aie:それはそうだわ(笑)。でもさ、お客さんは13年待ってくれてたんだよね。いや、俺も歳取ったなって思ったんだけどさ、当時ってちょっとお客さんに対して冷淡だったって言うか、最後のライブでも涙なんて1ミリも出なかったの。the studsでもdeadmanでもkeinでも解散ライブで涙することなんてなかったし、お客さんが泣いてるのを見て涙をすることもなかったんだけど、6月22日のライブ始まって、お客さんが泣いてるのを見た時に、めっちゃ泣きそうになっちゃって(笑)。

一同:(笑)

眞呼:もらい泣き?

aie:うん、熱くなるものがあった。あとは男子の笑顔ね! deadman観れて嬉しいっていう気持ちが溢れちゃってるのを見て、自分も泣きそうになっちゃって。

──その涙もろさで歳を実感したわけですね(笑)。セットリストの1曲目、「please god」でしたけど、活動休止前も長くやっていなかった曲だったので、びっくりしました。

aie:あれは眞呼さんがやりたいって言ったからですよ。それこそ13年どころか、15年ぶりくらいにやった曲だったよね。ずっとやってなかった。なんで当時やらなくなったのかな?

──確か新しいバージョンの「god」が出来たからそっちをやってたんじゃなかった?

aie:それで歴史に埋もれたのか。でもカッコ良かったですよね?

──はい。改めてオリジナルのカッコ良さを感じましたね。

aie:だってほぼ20年前に作った曲ですよ? 対バンの人たちが今年作った曲をやってる中で、20年前の曲で勝負する! って分が悪いなって思ったんだけど、でもやってみたらこれはこれでカッコ良かったなって思えたから。やって良かった。

deadman_web3.JPG──それはやっていることがここまでずっとブレていないってことですね。眞呼さんはどうして「please god」を選んだの?

眞呼:それを作った時の初期衝動を思い出すから。「god」は当時、今の自分たちならこうするってことで作ったんですけど、そこに初期衝動はないわけです。

aie:そうね、ちょっと職人になってた頃だから。

眞呼:だから初期衝動を思い出した今は「please god」だなって、僕が望んだんです。

──そしてハッピーなお祭りと言いつつも、ラストは暗い「蟻塚」だったのがさすがだなと。

aie:そこは我々の持ち味ですからね(笑)。

眞呼:激しく終わるよりは歌モノで終わったほうがいいかなって。

──でも、お客さんたちもあんまり引いてなかった。

aie:うん、イベントだからdeadmanを知らないお客さんも多かったはずなんだけど、ロックバンド慣れしてるお客さんが多かった印象。お客さんも当時のフロアを表現しようってわけではなかっただろうから、あれはあれで良かったんじゃないかな。

 

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