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INTERVIEW

トップインタビューおとぼけビ〜バ〜「今や世界を相手にいてこます超絶個性派バンドが怒涛の凱旋ツアーを敢行!」

今や世界を相手にいてこます超絶個性派バンドが怒涛の凱旋ツアーを敢行!

2019.07.04

自分がおもろいと思うことをやったらええんや

──こういうテーマの曲を作ろうと最初から決めるより、偶然性を生かしてフレーズを組み合わせていくようなやり方が多いのでしょうか?

あっこりんりんそれもけっこういろいろで、サウンドから作る時と、こういう曲がやりたいーー、うるさくて速いのをやりたいとかいう時と、言葉先行で後からバックを作っていく時とバラバラやし、最初から全部出来てる時もあるっていう。その時に浮かんだ私の頭の中のサウンドをそのまま口に出してるとしか言えないので、やり方はうまく説明できないです。

──なるほど。歌詞の中に〈like a 屍〉とか〈such a しょうもない〉とか英語がぐちゃぐちゃっと混じってくる箇所があるじゃないですか。ああいうところは海外で活動した経験が反映されてきた感じなのでしょうか?

あっこりんりんそれは全然ないです。けっこう最初から使ってたよな。

よよよしえ:うん、ずっとやってますね。

あっこりんりんカタカナ英語とか、昭和チックな(?)英語の使い方が好きなんで。ほんまに音を、歌詞っていうより、語呂とか響きとかで、気持ちいいところに日本語だけじゃいけへん時があって、そん時にバッて英語で。だから特に意味なかったりする。〈オアノットゴーゴーヘブン〉とか(笑)。

──符割が優先で?

あっこりんりんそうです。全然〈or not go go heaven〉て意味なしてないけど、とりあえず(笑)。

──海外の人には、どう聴こえてるんでしょうね。

あっこりんりんいや、何言ってるか聴き取れないと思いますからね。意味不明やと思います。

──でも、聴き取れた部分はライブで合唱してくれたりもしてますよね。〈go to hell!〉って、やったりしてたような?

あっこりんりんああ、そうですね。外国人の方が〈コンニチハ〉ってカタコトで言ってるのがわかる感じで。

ひろちゃん:「脱・日陰の女」とかも唄ってくれてたね。〈I hate you〜〉って。

あっこりんりんわたしらのカタコトに合わせて〈アイ ヘイト ユウウ〜〉ってね(笑)。以前に外国人のお客さんで、英会話教師の人とか医者の人とかがいて、そういう人らとお喋りする機会があった時、英語の歌詞のことを言われたんです。「ラブ・イズ・ショート」の発音は、〈ショー(ト)〉だから、〈ショー/ト〉って符割するんやったら、〈ト〉は要らないから〈ショウ・タイム〉にしたら? って。そんな正しい英語が聴きたいなら他に英語うまいバンドいくらでもいるからそっち聴いてくれって思って。逆にムカついて、次に「〜よめのめし」でメチャクチャな英語使ったろ思って、〈ドントメイクア出汁フロムミー〉って書きました。わからそうとしてないっていう。これ怒られますかね?(笑)

──(笑)向こうのファンには、医者とか教師が多かったりするんでしょうか?

よよよしえ:いや、もっと幅広いですね。向こうは演歌くらいの感覚でロックンロールを聴いてるんで、いろんなファンの人がいます。車椅子のおばあちゃんが最前でヘッドバンギングしてたりとか(笑)。

uk.jpguk1.jpg──マジですか。で、ゴールデンウイークには、もう3度目のUKツアーに行ってきたわけですが、めちゃくちゃ盛り上がってた様子が伝わってきました。自分たち自身の手応えはどうでしたか?

あっこりんりん個人的にはちょっと身体の力を抜いて自由にやれるようになってきましたね。

──かほキッスさんの加入も大きかったようですね。

あっこりんりん前ドラマーも個性的で面白かったのですが、かほキッスの加入で新しいおとぼけビ〜バ〜のドラム像が見えてきて、新たにやりたいことがどんどん出てきてますね。

──すでに新曲も4曲くらいライブで演奏していますが、どんどん曲が生まれてくるモードになっている感じですか?

あっこりんりんそうですね、仕事をしながらなんでペースは遅いんですけど、『いてこまヒッツ』が出来て、ちょっと認められてというか、自分でも自信のある曲が書けて、だんだん自分のやりたいことも広がってきて。早くてうるさい、展開が多いみたいなのを求められてるっていうプレッシャーがちょっとだけあったんですけど、そういうのもなくなって。もうどんどんいろんな曲書いていいんや、私がおもろいと思うことをやったらええんや、っていう割り切りができたかな。

 

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いてこまヒッツ

Damnably DAMNABLY080
価格:2,268円(税込)
2019年5月8日発売
【収録曲】
01. 脱・日陰の女
02. あきまへんか
03. シルブプレ
04. 愛の暴露本
05. いまさらわたしに話ってなんえ
06. 親族に紹介して
07. ラブ・イズ・ショート
08. 大殺界
09. ハートに火をつけたならばちゃんと消して帰って
10. 週6はきつい
11. 暴飲暴食過食症
12. もうその話なんべんもきいた
13. あなたわたし抱いたあとよめのめし
14. いけず

amazonで購入

iTunesStoreで購入

 2018年に新ドラマー=かほキッスを迎えて作り上げた新曲と、EP『愛の暴露本』および『ラブ・イズ・ショート!!』の収録ナンバーなどを合わせた、現在のおとぼけビ〜バ〜にとって集大成的な内容を持つ最新アルバム。
 パワフルかつタイトなドラムと喧しくも多彩なギターが、彼女たちならではの暴走と大旋風をヒートアップさせるのと同時に、シャープさと迫力を増したサウンド・プロダクションにより、巧みに楽曲をドライブさせるベースや、実はキメ細かなコーラス・ワークが、バンドの底力とカッ飛んだセンスを証明する。叫び散らすだけでなく、ほとんど演技と呼べそうなほど、声色や抑揚のつけ方が見事なヴォーカリゼイションと、突飛な言語感覚を備えた歌詞を通じて表される怒りとネガティヴ渦巻く心情が、聴く者の脳髄を揺さぶる快作だ。(鈴木喜之)

LIVE INFOライブ情報

おとぼけビ〜バ〜 presents
『いてこまヒッツ』リリース JAPAN TOUR

出演:おとぼけビ〜バ〜 / モーモールルギャバン
2019年8月24日(土)下北沢シェルター〈昼の部〉
OPEN 11:30 / START 12:00
前売¥3,000 / 当日¥3,400(共にドリンク代別)
*チケットはイープラス、バンド手売りで発売中
問い合わせ:シェルター 03-3466-7430

『いてこまヒッツ』リリース JAPAN TOUR 2019
7月6日(土)新宿レッドクロス
7月14日(土)スタジオhanamauii
7月21日(日)難波ベアーズ
8月3日(土)西院フェス春日幼稚園
8月24日(土)下北沢シェルター〈昼・詳細上記〉
8月25日(日)心斎橋パンゲア
9月14日(土)KOYABU SONIC2019
9月21日(土)京都拾得

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