Rooftop ルーフトップ

INTERVIEW

トップインタビュー【歌舞伎町ロフト20周年記念特別鼎談】岡峰光舟(THE BACK HORN)×佐々木亮介(a flood of circle)×マーガレット廣井(八十八ヶ所巡礼)- 面白い奴らに出会える場所、それがロフト

面白い奴らに出会える場所、それがロフト

2019.04.05

ゴールデン街からコパボウルに流れる定番コース

──マーガレットさんは?

廣井:あ、質問なんでしたっけ?(笑)

──ロフトで印象に残っているエピソードは? ですね(笑)。

廣井:初めてここでワンマンをやった時の担当が、当時ブッキングをしていたモッチー(望月慎之輔)だったんですね。で、モッチーは必ず打ち上げに出てくれるんですよ。最初の頃はモッチーと呑むためにワンマンをやってたみたいなところがあって(笑)。八月八日がワンマンで、うちのドラムが八月九日が誕生日で、絶対そのお祝いをするって言ってくれて。僕らメンバー全員、人の誕生日を祝うのが嫌いなんですね。でも、ロフトのおかげで人の誕生日を祝うのも面白いなと思ったり。モッチーがテキーラを出してくれるんですよ。ビアバスターかな、ビールにテキーラを落としたやつ。それを呑んでみんなゲロ吐いてるんですよ。それを3年くらい続けて。その印象ですね。床でちょっとゲロ吐いても怒られない…まぁさすがに怒られたんですけど(笑)、ちょっとくらいなら大丈夫…。

──個人的な質問なんですが、歌舞伎町でよく行く店はありますか。

佐々木:ゴールデン街でよく呑んでるんですよ。それで一時期、イマイさんたちと盛り上がったら朝の3時か4時くらいに必ずボウリング場へ行ってました。コパボウルにブラックライトだけのレーンがあるんです。全部暗くて、本当にチャラいパーティ野郎しかいない所に革ジャンの軍団が行くんですよ(笑)。あそこはいいですね。明るく健康的なボウリング場じゃなくて暗いんです。すごくチャラいですね。

──それ、上手く投げられるんですか?

佐々木:まぁ酔っぱらってるんで(笑)。楽しさだけ残って、記録は残らないです(笑)。

岡峰:俺もボウリングはめっちゃ行ったな。それこそバックホーンのメンバーと。

佐々木:みんな上手そうだなぁ。

岡峰:山田(将司)はすごい上手いんだよ。俺は一度、ボウリング場にベースを忘れて帰ったんだけど全然気づかなくて(笑)。ボウリング・ブームだったから次の日も行ったら、店員さんに「ベース忘れてますよ」と言われて気づくっていうね。練習もせずにやってたね。そういうのもありつつ、働いてる時はよく屯ちんに行きましたね。最近はロフトに来るか、メタルバーのFROM DUSK TILL DAWNに行ったりとか。あそこはUNITEDの横山(明裕)さんがやってて、亡くなってからもたまに行ってて。そこでキツい酒を呑んでベロベロになるか、ゴールデン街に行くかですね。でもロフトが一番多いですかね。

廣井:僕は…本当に歌舞伎町はパチスロくらいしか行ってないですね。中野なんで、こっちまで呑みに来ることがないんですよ。

岡峰:ロフトでライブやったらそのままロフトから出ない?

廣井:出ないですね。わき目も振らず…集中です。

──みなさんツアーも多いと思いますが、これが美味しかったなぁ…みたいなものはありますか?

佐々木:ロフトの話でも歌舞伎町の話でもないんですか?(笑)

──すみません、個人的な質問で…。

岡峰:そんなグルメみたいなことする?

佐々木:イベンターの人が気を利かせてくれて、ちょっといい店に連れていってくれるくらいですかね。

廣井:地方はイベンターご用達みたいな店があるじゃないですか。僕らはイベンターが入ってないんで、なんで一瞬しか活動してないバンドのサインがあるんだろう? とか気になっちゃいますね。

岡峰:そういうのが気になるんだ?(笑)

廣井:なんか悪口みたいになっちゃいますけど、めちゃくちゃ平均的なとこに連れていかれますよね?

佐々木:人によるかな。

廣井:すごいグルメな人とか?

佐々木:と言うか、ワンマンとかだと人も少ないから、小さめのいい感じの店に連れていかれたり。

廣井:そういうのいいですね。

佐々木:先週、仙台に行ってたんですけど、セリっていう野菜の鍋、煮物みたいなのがあって美味しかったですね。

廣井:セリって七草のですか?

佐々木:多分そうじゃない? 仙台の名物らしくて。根っこもついてて、一瞬「雑草じゃないの?」って思ったけど美味しかったです。

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ロフトにいる面白い人たちに頭をリセットされる

──光舟さんはそういうのないですか?

岡峰:美味しい所もたくさんあるんですけど、地元の高校生が行ってるような定食屋も好きなんですよ。逆にツアーに行ってる時こそココイチとかに行きたくなることもありますしね。でもココイチに行くと、たいがいマツ(松田晋二)の後ろ姿が見えるから外すけど(笑)。

佐々木:リズム隊の波長が合っちゃってるじゃないですか(笑)。

岡峰:ライブ以外の時間は各々の時間が欲しいしね(笑)。

廣井:僕は広島でライブすると、はなまるうどんによく行くんですよね。

──東京と違うんですか?

廣井:以前、新宿のコールセンターで夜勤のバイトをしてたんですけど、夜、仕事に行く前や朝上がってから必ずはなまるうどんを食べてたんです。昔は105円だったんで。もう東京では食べたくないと思いつつも、地方に行って近くにあれば仕事前に食べたくなるって刷り込みがあるんですよ。

岡峰:四国のどこ出身なの?

廣井:愛媛です。四国には大介うどんっていう何玉入れても値段が変わらないうどん屋があるんですよ。だから汁が入らなくなるまで麺を入れて、汁をちょい入れて食べてましたね。

岡峰:そういう話が聞きたかったんじゃないの?

──そうですね(笑)。

廣井:そうか、大介うどんって言えば良かったんですね。

──最後の質問ですが、みなさんにとって新宿ロフトとはどういう場所ですか。

廣井:最新の印象でいいですか?

──もちろんです。

廣井:僕、昨日聞いたんですよ。今日インタビューがあるって。「記念のTシャツを着て撮影します」とか言われて。やっぱり秩序がないですよね、ここは(笑)。

岡峰:もうちょっと前に話はあったんだと思うよ(笑)。

廣井:そうですよね、うちのマネージャーの感覚がおかしいんですよね。

佐々木:この質問からまさかマネージャーの悪口になるとはね(笑)。名言っぽいことを言うのかなと思ったら(笑)。

岡峰:毎回、来るたびに懐かしさもあるんですけどね。久々に歌舞伎町へ来ると、よくこんな怖い街で働いてたなと思ったり、やっぱり無秩序だったり。昼間から頭のおかしい感じもあるじゃないですか(笑)。去年はロフトでPVを撮ったり、20周年ツアーの初日もやったし、そういう意味では懐かしさもありつつ今この時点でも更新し続けてるんで。いつも話題には上がりますよね。ツアーとかライブがあったら、ロフト、シェルターはやっぱりいいなってなりますし。またイベントがあったら呼んでください。

佐々木:いつも思うのは、いつ来ても面白い人がいるのでリセットされる気がしますよね。悩んでることとか考えすぎてることとかがどうでも良くなることも多くて。それこそ仲野茂さんとか諸先輩方と話してると、本当にバカバカしいことで悩んでたな…って思うことが多いんですよ。そういうのって、曲を作る時に一番大事な感覚なような気がしていて。常識にとらわれていたらすごいつまらないものしかできなくなるし、つまらない歌しか書けなくなってくる。そういう時に「ああ、それ真実だな」って気づかせてくれる人がロフトにはたくさんいますよね。来るとだいたい面白い奴がいるところが好きなので今でも来てるって感じですかね。

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