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INTERVIEW

トップインタビュー【歌舞伎町ロフト20周年記念特別鼎談】岡峰光舟(THE BACK HORN)×佐々木亮介(a flood of circle)×マーガレット廣井(八十八ヶ所巡礼)- 面白い奴らに出会える場所、それがロフト

面白い奴らに出会える場所、それがロフト

2019.04.05

 新宿ロフトが歌舞伎町に移転して、この4月で20周年を迎える。私はアルバイトとしてロフトに入社し、5年目を新宿ロフトの店長として迎えた。今回、新宿ロフトというワードから私が即座に思い浮かべたバンドマンによるロフトにまつわる話を聞きたいと思い、岡峰光舟(THE BACK HORN)、佐々木亮介(a flood of circle)、マーガレット廣井(八十八ヶ所巡礼)のお三方に集まってもらった。鼎談の最後に亮介さんが語った「来るとだいたい面白い奴がいる」という言葉を聞いてとても共感した。いつまでもそんなお店であり続けたいと思った。新宿ロフト愛に溢れる三人の鼎談を楽しんでください。[取材・文:柳沢英則(新宿ロフト店長)/写真:丸山恵理]

バックホーンはテレビの向こう側の人たちだった

──歌舞伎町のロフトが移転20周年ということで、歌舞伎町ロフトと縁の深いみなさんに集まっていただきました。早速ですが、お互いに面識はあるんですか。

岡峰:面識はお互いにあります。でも3人で集まるってことはないですね。

廣井:この3人で話したってことはないですかね。

──珍しい機会なんですね。それぞれのバンドに対してどんなイメージを持っていますか。

廣井:バックホーンは高校生の頃からテレビの向こう側の人たちで…「初めての呼吸で」がテレビのCMやってたの覚えてますか?

岡峰:CMしてたんだ…。

廣井:してましたよ(笑)。「初めての呼吸で」って全開放で弾いてるんですか?

岡峰:それでもいけるね。

廣井:え、違うんですか?

岡峰:確かに上から順番に弾いていけばできる…。

廣井:こんなんで…って言ったら失礼ですけど、メジャーでこんなことできるんだ!? って衝撃でした。

岡峰:それでAメロまでは全部弾けるっていうね。

廣井:それが相当印象に残ってるし、今でもカラオケで唄いますよ。

佐々木:カラオケ行くの?

廣井:昨日も朝の5時までカラオケしてました(笑)。

岡峰:「初めての呼吸で」って後半けっこう絶叫だよね。

廣井:あの叫びが高校生のとき気持ち良くて。

佐々木:うちのドラムのナベちゃん(渡邊一丘)もカラオケに行ったら「幾千光年の孤独」を唄って絶叫してますね。

岡峰:いまだにカラオケ行ってるのはいいなぁ。

廣井:亮介君もフラッドで叫んでるじゃないですか。だから僕も負けじと叫んでるつもりなんです。このバンドは3組とも叫んでますよね。そんな印象です。

──光舟さんは?

岡峰:八十八ヶ所巡礼は一度ロフトでスペースシャワーTVのイベントで対バンして。

廣井:アルカラ、エイジファクトリー、バックホーン、八十八ヶ所巡礼ですね。

岡峰:3、4年前ですかね。トリッキーな印象は持ってますよ。フラッドとはもう10年くらいになるかな。一度、2007、8年くらいにシェルターでバックホーンのライブをやったことがあって、その時にフラッドが観に来てくれたね。

佐々木:そうですね。ロフトの一味としてファンより近いぞってところを見せようと思って(笑)。

岡峰:それで打ち上げで話して、笹塚くらいまで歩いたような…。

佐々木:ありましたね!

岡峰:下北沢から呑みながら幡ヶ谷、笹塚くらいまで一緒に帰りました。その頃から今までけっこう対バンしてますね。

佐々木:毎年、絶対会ってますからね。

岡峰:呼んでくれたり、俺らのイベントに出てくれたりね。

──光舟さんはけっこうな先輩なんですか。

佐々木:大先輩ですね。それこそ俺が高校の頃、周りはバックホーンのコピバンばっかりだったんですよ。俺ら江戸川区の高校だったんで、下北沢のハイラインレコードまで行くのがちょっとしたステータスだったんです。そこで新譜を買ってきて、誰が一番早くコピーできるか勝負みたいな(笑)。

──バックホーンのアルバムで言うと、どれくらいの時期ですか。

佐々木:いつだろう…でも本当に一番最初のデビューの時からですね。2001年とかかな、俺が15歳の時なんで。

──八八の印象はどうですか?

佐々木:お台場でやってる『ムロフェス』で初めて観たんですけど、室(清登)さんの趣味的に爽やかなギター・ロックみたいなバンドが多いなかで…俺、スティーヴ・ヴァイが大好きで、スティーヴ・ヴァイみたいな奴がいたんですごい浮いてて(笑)。最初はそういう見た目から入ったんだけど、ライブが始まったら音も格好良くて。と思ったら、うちのベースのHISAYO姐さんと知り合いで。

廣井:そうですよ、そのとき初めて亮介君と会いました。

佐々木:そうそう。でもやっぱり、話しかけちゃいけない感じがあって。

岡峰:そんな雰囲気あるの?

佐々木:ありますよ。3人ともそうだから(笑)。格好いいなと思いつつ、俺がわざわざ話しかけるつもりじゃなかったっていうのもあったけど(笑)。でも、姐さんが知り合いだって言うもんだから。

廣井:tokyo pinsalocksと八八が一緒にやったこともあったんですよ。しかも大塚のオレンジスタジオを共に使ってて。それで知り合いました。

佐々木:それから何年か経っちゃいましたけど、ツアーで誰を対バンに呼ぼう? と考えた時に、八八はみんな好きだったんでここで呼ぼうってことになりました。

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