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INTERVIEW

トップインタビューBAD ATTACK - 4ピースバンドとなって初めてのフルアルバム『群像』をリリース!

ありのままの気持ちを実直に言葉にするパンクバンドBAD ATTACKが4ピースバンドとなって初めてのフルアルバム『群像』をリリース!

2018.12.18

 メンバーの脱退、加入を経て4ピースバンドとしての活動を続けて3年。ただひたすらに自分たちの歌を伝えようとしてきた彼らが、今のメンバーで初めてのフルアルバム『群像』をリリースする。さらに1月20日には渋谷CYCLONE&GARRETの2会場を使用したサーキットイベントの開催も決定している。幾多の困難を乗り越えた彼らが作り出す音楽について迫った。 [interview:柳沢英則・見澤孝輝(新宿LOFT)]

今のメンバーだからこそこのアルバムができたのかな

──新しいメンバーになって初めてのフルアルバムということですが、どんなアルバムになりましたか?

野村(Vo/Gt):自分は、もとからのメンバーで他の3人は新しいメンバーなのですが、思ったよりも変わったなっていうのがありまして。前のBAD ATTACKから継続されるものがもっとあってもいいのかなとも思いましたが、基本的な曲作りは、音のアイデアを自分が持ってきて後はスタジオで作っていく感じだったので、4人で作ったなって実感があります。今のメンバーだからこそ、このアルバムができたのかなと。一人でも違ったら全く違うアルバムになったと思いますし、今までのBAD ATTACKの継続というよりかはこの4人で作ったという意識が強いですね。

KEI(Gt/Vo):もともとみんな古くからの付き合いなのですが、対バンしているときから、のむさんの言葉とかLIVEに自分の生活を投影して後押しされることが多々あったんですけど、いざメンバーとして制作をして、アルバムの全ての曲が一貫してのむさんの書く歌詞とかメロディーとかが未来に向かって前向きで、力のある歌詞になってて、メンバーとしても前向きになれるアルバムになったかなと思います。

紺野(Dr/Vo):自分も、仕事して、スタジオ入って、LIVEして…っていう日々の暮らしの中で、聴く人が、「明日も頑張ろう」って思えるような生活感のあるフレーズが詰め込まれていて前向きになれると思います。

富山(Gt/Vo):13曲あってボリューミーなアルバムなのですが、特に複雑なことはしてなくて。仕上がったものを聴いてみても、すごく聴きやすいと思いました。これだけ武骨なロックを土台としたバンドのCDでも、13曲を飽きずに聴けるということは自信を持って言えますね。

野村一時期、音楽の幅を広げようと思っていろんな楽器を入れてみたり、チャレンジもしたのですが、結局、今回はほぼ4人の音だけでやってみて。でも内容としてはストレートなのですが、曲の幅とか多彩さは自分でも感じるし飽きないなと思います。

──3ピースの時と比べてメロを意識した曲が多くなったと思うのですが。

野村それは人にも言われるんですけど、ファーストアルバムの時とかって、パンクとかハードコアっぽくしようとして曲にメロディーを付けづらかったんですよ。それがだんだんと自分が好きだった昔のロックとかメロディーの良い曲とかみたいに、出してなかった部分が自然と出てくるようになったのかなと思います。特に意識している訳ではないですね。

KEI:若干寂しい所でもあるんですけどね。前みたいにあふれ出すような感じとかが良かったので。

──4人組になってみて変化したことはありますか?

野村単純に楽になったというか、ギターに対する意識が減って歌に集中できるようになったので、そこがメロディーが出るようになったところに繋がったのかなとも思います。曲のベーシックな部分と歌詞に集中したかったのですが、3人でやってた時はキャパシティも限界だったので。今はしっかりみんなでアレンジもできて、曲のベーシックな部分と歌詞に集中できてて良いですね。

──今のメンバーは野村さんが誘ったメンバーですか?

野村KEIは前のメンバーが辞めた時に自分からやりたいって言ってくれて二人でメンバー探しをしてました。

──みんなも初台WALLとかでやってたのですか?

富山:僕は、「一寸笑劇」っていうバンドで新宿ANTIKNOCKとか吉祥寺WARPに出てたんですけど、一回活動が止まった時に弾き語りをしてて、のむさんにLIVE来てくださいって送ってたら、「ギター探してるんだけどやらない?」って誘われてビックリしましたね。

紺野私は前のバンドの時にBAD ATTACKとも対バンしてて、前のバンドが解散する時に誘ってもらって加入しました。

野村サポートっていう形なら候補はいたんですけど、紺野が来るなら一緒にやりたいなって。

BAD ATTACKの過去に対して恥じないものを作りたい

──このアルバムを制作するときにコンセプトみたいなものはありましたか?

野村ファーストアルバムの時とかは、自分の感情を出したり何よりも自分の為にやってて今よりはパーソナルだったんだけど、このアルバムは歌を聴いて共感してほしいなっていう想いがあります。

KEI:長いことやってると辛いときはあるし、だんだん拗ねてくるというか、分かる人には分かってほしいみたいな気持ちになったり。LIVEだったら破壊的なイメージになったりと、根底にある気持ちが出がちだったんですけど、最近心がけているのはLIVEとかで自然と笑顔が出たり、昔だったら感情むき出しで圧をかけるように演じることもあったのですが、今はそんなことは全く考えずに自然と楽しさとかパワーを与えられるような曲作りは意識してます。

紺野4人で自然とできた曲が集まってという感じだったので、私は流れに身を任せました。

富山:僕もそうですけど、3人のBAD ATTACKが好きだった人が多いと思うんですよ。フルアルバムを作って出すのであれば、BAD ATTACKの過去に対して恥じないようなものを作りたいなとは漠然と考えていて。お客さんにとって、今までの2枚と同じように大切なアルバムになればいいなと思います。

──13曲収録されていますが、レコーディングはどのくらいの時間でやったのですか?

野村大袈裟に言えば2年くらいかかってて、それは無料配布した音源も入っているので。今回のレコーディングで録ったのは10曲くらいで、予算とか日程の都合もあって1か月に1回1,2日で録って、っていうのを4か月くらい続けたので結構時間はかかりましたね。

──演奏は1発録りで歌を別録りという感じで?

野村基本的には。

──ギターとかも被せたり?

富山:そうですね。曲によっては全部一回で録ってますね。

──ジャケットがシンプルで良いなと思ったのですが、どのようなコンセプトがあったのですか? 

野村基本的にデザイン関係はKEIがやってるんですけど、1stアルバムからずっと撮ってくれているカメラマンの子がいて。前は要望を出してロケハンとかもしてたのですが、今回は時間のない中でその子が撮りためてた写真を何枚か送ってもらって、その中でピンときたのをジャケットにしました。その子自身もこれがいいんじゃないかって言って、メンバーもこれ良いなって思えたので。正直、深い意図はないんですけどイメージ的にしっくりきたというか、ギリギリまでジャケットのアイデアが出てこなくて困ってた中でスッと決まって良かったです。

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BAD ATTACK/3rd full album
「群像」

2019年1月9日発売
Obrien
品番ANL-12
価格 ¥2000(税抜)

amazonで購入

収録曲
1.煌めく世界
2.始まりの歌
3.耳鳴り
4.群像
5.ミライノタネ
6.夢
7.軌跡
8.心の証
9.星を追いかけて
10.記憶(街の中で)
11.LIFE
12.Don't stop me
13.音のない町

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