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INTERVIEW

トップインタビューWOMCADOLE - 観る者を圧倒する熱量と勢いのあるWOMCADOLEが2nd single『ライター』をリリース!

観る者を圧倒する熱量と勢いのあるWOMCADOLEが2nd single『ライター』をリリース!

2018.11.14

 11月28日に2nd single『ライター』のリリースが決定し、11月21日には新宿LOFTから始まる自主企画『UNITED SHIGA』の開催も決定しているWOMCADOLE。彼らの生み出す爆発的な熱量はどこから生まれるのか。"ジャパニーズ一のロックバンド"を目指すWOMCADOLEの新作とLIVEについて迫った。[interview:樋口寛子・見澤孝輝(新宿LOFT)]

「俺らの戦場に似合うというかフィールドなんです、ライブハウスって」

──最近の近況をお聞かせください。

樋口(Vo/Gt):11/28に2nd singleを出すのですが、やっぱり毎回最高新記録を作れている感があって。ライブも日々更新している感があるので進化しているバンドだと思います!

──滋賀から東京に通うのには慣れましたか。

古澤(Gt):慣れたのですが、九州とか東北とか色んな地方に行くじゃないですか。そのせいか滋賀と東京との間が短く感じてきました。色んな所に行くので、どこに行っても人がいて建物があって、同じ景色を見ている感はあるのですが、ライブハウスに行くと「ああ来たな」という感じがあります。

──11/28にリリースします2nd singleについてお伺いしたいのですが、『ライター』
を作ったきっかけを教えてください。

樋口3月にフルアルバムを出したのですが、そのツアー「己の心に吠えろよツアー」で“各々”のライブハウスと戦って。戦いを経てみて俺らの戦場に似合うというか。フィールドなんです、ライブハウスって。それで反撃の拳みたいな曲を書きたいなとなって。「ライター」は自分のケツを叩き直してもう一回火を起こそうぜという曲です。

──“頑張れ”とか“立ち上がれ”みたいなワードはないけど、歌詞の世界観が背中を押してくれる応援ソングに感じます。またライブと直結している感じを受けますね。

安田( Dr):間違いないです。前のツアーでのアンサーソングになったのが大きいですね。

──1、2曲目は熱いイメージで、3曲目の「ノスタルジックアパート」はセンチメンタルなバラード調に感じますが3曲の曲作りはどの様にしたのでしょうか。

樋口「ライター」と「追想」はイメージカラーで言うと赤なのですが、「ノスタルジックアパート」は黄ばんだ白というかアパートの壁みたいな感じです。純粋に曲を書いていたら、本当にタバコのヤニくさい感じのノスタルジックな感じの曲が出来て。風景を思い浮かぶような曲は沢山あるのですが、匂いを感じる曲は初めてで。ソウルバラードになりました。

──3曲目の「ノスタルジックアパート」は温かみがありつつ、どこか寂しさも感じましたが、この曲はノンフィクションですか?

樋口実話ではないです。自分の頭の中で映画を作っていてオープニングテーマや劇中歌を勝手に作るのですが、その延長線上で出来た曲ですね。

──匂いもですが景色も浮かびますね。今回の曲は最近できた曲ですか?

古澤:ツアーが終わって「さあ作ろう」となった時に割とポンポンと出来ました。

──1、2曲目はライブの画が浮かびますけど、「ノスタルジックアパート」でガラッと雰囲気が変わりますね。

古澤:結構アレンジも今まで使わなかったストリングスの音やバイオリンを入れてみて、よりノスタルジック感を意識してアレンジをしました。

樋口もともとプリプロの時点ではバンドサウンドのみだったのですが、レコーディングを地元の楽器屋でやっていた時に「いいアイデアがある!」となって。夜な夜なストリングスやバイオリンを入れたら、「めっちゃいいやん!」となって。

──WOMCADOLEの楽曲にストリングスを入れるのは意外に感じました。

古澤:WOMDADOLEのシングルの傾向は、1枚目のシングルに収録されている3曲たちから各楽曲ごとに違う路線でした。今回のシングルは、「ライター」は今まで通りのWOMCADOLE、2曲目「追想」は自分たちのルーツを掘り下げてやってみようと出来た曲で、3曲目は樋口が持ってきたものを素直に感じ取った上で、アレンジして出来た曲なんです。「アオキハルヘ」は「ライター」、「人間なんです」は「追想」。「69」は「ノスタルジックアパート」というようにマッチしていて、割と持ってきたままだったので。シングルにそういった傾向があるのかなと思いつつ、「ノスタルジックアパート」が上手くハマってくれたのは良かったですね。

──特に「ノスタルジックアパート」がどのようにしてライブで表現されるのかが楽しみです。

古澤:バンドがセットリストの中でバラードを入れると崩れることが多いじゃないですか。メンタル的な部分で。でもこの前ライブで1回やってみて意外とハマったので、ツアーに向けてできたらいいなって。

──先ほど「アオキハルヘ」と通じるところがあると仰ってましたが、シングルの曲順で意識したところはありますか。

古澤:樋口の中で作っていく上でパズルのピースがハマった感じですね。メンバーで話す時も意見を大事にしたいので、樋口が3曲にしたいとなったら僕らも3曲でイメージがつきますし。

「常に命がけやっているのを欠かしたくなく」

──今回のシングルで、各プレイヤーとしてのこだわりを教えてください。

樋口大きな変化はなく、常に命がけでやっているというのは欠かしたくなくて、やるなら全力でやりたいです。

古澤:今回の3曲をまとめて、今までなじみがあるような、この歌詞だったらこのギターフレーズみたいなのがあるじゃないですか。そういうのを当て込んでみて、樋口が持ってきたものを聴いて自分の中でハマれば採用していたのですが、今回はもう少し踏み込んでみようというのがあって。前回のアルバムでもちょっと踏み込んでみたのですが、ちょっと納得いかないなっていうのが今聴くとあったりして。その時の気持ちよりも少し前進出来たかなというアレンジになってはいますね。歌をより強く、それに負けないくらいの印象さというか。そういうところを突き詰めて出来たところは今回実感が出来ました。

黒野(Ba):3曲とも同じこだわりっていうのはなくて、1曲目はどっしりフレーズを作って、2曲目だったらエロみだったり。3曲目はメロディアスでノスタルジックな感じで。1曲ずつ違う事を考えてやりました。

安田:僕も1曲ずつ変えているというか、「ライター」はWOMCADOLEの中でも王道な曲なので、自分の中でWOMCADOLEのドラムとしてのアプローチがあって。8ビートでサビがこうでみたいな。けどずっと同じことをやっていても面白くなくて。曲を聴いた時に、一瞬「おっ」「なんやこれ」みたいになって元に戻るみたいな。前のWOMCADOLEではしないようなこともしたし。「ノスタルジックアパート」のバンドインからAメロとかも、前の俺だったら無難に叩いているけど面白くないよなとか、かといって崩しすぎても曲が崩壊するからとか。曲によりけりですけど、違和感があるけどぱっと聴き違和感がないような。ドラマーとしてのエゴと、曲としての完成度をいい塩梅で突き詰めていった感じです。

古澤:未知な部分が沢山ある中で手探りではありますが、出来る範囲で自分らでちゃんとやるというのがあって。樋口のギター録りはギター陣で音を作ったり、ベースだったらテックの方がベーシストなのでリアンプ時にどういう狙いにするとか相談したり、リードギターは自分の感性を信じたりとか、ボーカル録りは樋口とスタッフやエンジニアさんで話し合ったりして。今までと変わらないのですが、ちょっとだけこだわれた所もあるので人に伝わりづらい所もあるかもですが、是非聴いていただけたらなと思います。     

──レコーディングの思い出があったら聞かせてください。

樋口奈良って奈良の大仏があるのかわかんないんですけど、規模感がバグっているんですよ。飯の量とか。

安田:エンジニアさんが沢山ご飯を食べさせたい人なので「いっぱい食べなよ!」と言ってくれるのですが、量がすごいんですよ。しゃぶしゃぶとか食べに行くんですけど、牛と豚を25皿ずつみたいな。食べ終わってお腹がいっぱいになったなと思っていたらまた25皿でてくるみたいな(笑)。あと、ドラムを大阪で録る時に奈良のスタジオの機材を使いたかったのですが、僕が録る時に他で使用するから持ち出せなくて。どうしようとなった時にエンジニアさんが「じゃあ同じのがあればいいんでしょ」と言ってその場で調べて機材を買ってくれたり(笑)。

──ジャケットのこだわりを聞かせてください。

樋口今回はライブカメラマンに頼んでイメージだけ伝えて撮ってもらったのですが、お互いに戦う者同士バチバチに仕上げてもらいました。

──初回限定盤に今年の年始に行なったライブのDVDが付きますが、その時のライブはどんな印象でしたか。

樋口360度のライブは初めてなの、でフロアライブはやったことがありますが、すごく楽しかったです。是非やってみてください(笑)。

安田:ドラムなんて普段後ろに人がいないから恥ずかしいですよ。

古澤:うちのベースは目立ちたがり屋なので、ソロ廻しの時に一番目立つステージに行ったりと音止めてでも行くんですよ。

──そこは見所かもしれないですね。

安田:ボーカルもアンプの上登るし。

古澤:僕はこのライブの時に絶望的な体調だったので、いつもしない表情でより死ぬ気でやれたというか。映像も見たのですがなんか面白いなって。今までも映像を見ていたのですが、今回は出るとこ出て収まるとこ収まるみたいな。樋口のメッセージ性があってそれにリズム隊がいてサオのどっしり感があって、結構ボリュームのある1枚になったと思います。

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2nd Single「ライター」

2018.11.28 リリース
品番
初回限定盤 UNCR08~09 ¥2,200 (tax out)
通常盤
UNCR-12 ¥1,000 (tax out)

amazonで購入

1.ライター
2.追相
3.ノスタルジックアパート

LIVE INFOライブ情報

UNITED SHIGA
2018/11/21  (水)
新宿ロフト
 
WOMCADOLE / climbgrow / 街人 / Rocket of the Bulldogs 
 
開場18:15 開演19:00
前売¥2,500 当日¥3,000
 
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