Rooftop ルーフトップ

INTERVIEW

トップインタビューゾニー(KING BROTHERS)×白石晃士(映画監督)(Rooftop2016年6月号)

ゾニー(KING BROTHERS)氏がトークイベント初挑戦!初回ゲストにはホラー映画監督・白石晃士氏が登場!

2016.06.01

 西宮を中心に活動する3人組ロックバンド・KING BROTHERSでドラマーとして活躍するゾニー氏が、ロフトプラスワンウエストにてトークイベントを開催することに。様々なカルチャーに造詣が深いという彼が、"もっといろんなことを知りたい""カルチャーの面白さを伝えたい"と、幅広い人脈を元に、毎回2人のゲストを招待。ウ○キペディアならぬ、「ゾニペディア」を構築していくという。記念すべき初回ゲストには最新作の映画「貞子VS伽椰子」が話題のホラー映画監督・白石晃士氏と、名古屋にある映画館「シネマスコーレ」の副支配人であり、VHSを7,000本所有するという坪井篤史氏が登場。イベントを前に、ゾニー士と白石氏にインタビューを決行。気になるイベントの片鱗について語ってもらった。[interview:黒田奈保子]

お互いがファン同士!? 呼ばれるべくして呼ばれたイベントゲスト

 
――まず、お互いが知り合ったキッカケから教えていただけますか?
ゾニー(以下、ゾ):以前やっていたバンドのメンバーから「この監督の作品がヤバイから」っていう理由で「戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 」のシリーズと「ノロイ」を勧められて。それが白石監督だったと。で、実際に作品を観たら、これはヤバイ! ってファンになって。僕がKING BROTHERSに加入してから、SNSで監督が自分たちのバンドTシャツを着ている姿をよく拝見して。監督がバンドのことを好きでいらっしゃるんだと知って。
白石晃士(以下、白)実は、「超・悪人」(2011年公開)という作品でKING BROTHERSの楽曲を使わせていただいて、そこで交友がありまして。
――そもそも白石監督がKING BROTHERSの存在を知ったのはいつごろなんでしょうか?
白:星盤(1999年発表)の頃に、普通にタワレコで試聴して知ったんですよね。
そんなに前からですか? 監督がKING BROTHERS以外では何が好きとか全然知らないですね。
白:最初はアンジーから始まって、いろんなアーティストを聴いて。東京に上京して、タワレコの試聴機に入っていた、星盤の前にリリースされていたシングル「ジタバタロック/デッドソウル」(1999年発表)を聴いて「ウワー!! 」ってなって。
――純粋にKING BROTHERSファンでいらっしゃったんですね。
白:本当にKING BROTHERSの曲には助けられながら生きてきたと思ってるんで。
――そこからご自身の作品の中でKING BROTHERSの楽曲を使いたいということから、バンドと繋がったと。
白:ずっと自分の作品で使わせてもらえたらと思っていて。たまたま超低予算の企画があったんですけど、そこでKING BROTHERSが「THE FIRST RAYS OF THE NEW RISING SUN」のアルバムを出した直後くらいに「GET AWAY」が作品のイメージに合いそうだなと感じて。楽曲のイメージから映像を膨らませて…。
――楽曲ありきで映像作品を作られたんですか!?
白:そうですね。ダメ元でお願いしてみたら、低予算ながら協力していただけて実現することができて。
――KING BROTHERSとの繋がりはずいぶんと長かったんですね。実際にゾニーさんと白石監督が会われたのはいつごろですか?
東京のライブハウスで「監督だ! 」って気付いて。ライブに来ていることも知らなかったんですよね。
白:SNSを通じて、ゾニーさんが「戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 」を観ているらしいっていうのはうっすらと知ってはいて。どこのライブハウスで直接お会いしましたっけ?
もう2年以上経つので、どこのライブハウスかは忘れちゃいましたね(苦笑)。
――映画監督とドラマー。実際に会うと互いの印象はどうでしたか?
白:とりあえず、私としては4人編成のKING BROTHERSが終わったあと、これからどうなるのかなっていうのがあって。ゾニーさんが加入した直後のライブを拝見したとき、そのライブがすごく良かったんですよね。で、実際にお会いしたときに「KING BROTHERSを復活させてくれてありがとうございます」って握手してもらって(笑)。
それ、すごい覚えてます!
白:これは長く続くメンツだって感じて。とにかくバンドのファンとしては感謝ですね。もうね、自分が音楽をやってたら、オレが加入するのに! っていうくらいで。
僕は白石監督はもっと怖い人を想像してて。
白:ほんとですか?(笑)
怖いっていうよりも、厳しい感じかな? 監督とご飯を一緒にするようになって、制作に対して監督がピリっとするラインが見え隠れするんですよ。もちろんそれは映画に関することだけですけど。あとね、僕は「戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 」のキャラである、田代っていうイメージが頭のどこかにあるんですよね。得体の知れなさとか。わからないことが一番怖いんですよ。どんな人だろうってずっと思っていたけど、実際に会うと物腰が柔らかくて、とても気さくで素晴らしい…。
白:ずいぶん声が小さくなりましたけど、大丈夫ですか?(笑)
大丈夫です!(笑) 本音です!
――そこから互いに知り合い。交流が生まれていったんですね。
白:ゾニーさんは映画が本当に好きだっていうのが分かって、私も話していて楽しいですし。かつ、私の作品が好きな人がKING BROTHERSにいるっていうのが…。KING BROTHERSファンなんで、近づきすぎるのも良くないなっていう気持ちもあったりしつつ。ほんとにファン心理でしかないんですけど。
 

カルチャーを広めたい、一緒にゾニペディアを作っていけたらうれしい

――もうお互いがファン同士という感じですよね。今回、ゾニーさんがトークイベントを開催するということで、白石監督を初回ゲストにお呼びしたわけですが。まず、トークイベントを主催しようとした理由は何でしょうか?
トークイベントへの出演そのものにはちょこちょこ声をかけてもらっていたんですけど、スケジュールの都合上、実現することがなくて。僕がいま関西に住んでいることもあるんで、関西で何かおもしろいことをしたいなと思って。それが音楽イベントではなく、サブカルチャーを出していきたい、シーンを作っていきたいという気持ちがあって。僕が映画、マンガ、その他いろいろ好きなんで、僕の人脈や紹介したいカルチャーを広めることができたら。僕の周りが幸せであればいいっていう発想のもとで盛り上がればいいかなって企画して。
――そこから初回として、「ホラー映画」を紹介するにあたり、ゲストとして白石監督に声をかけたと。
白:ゾニーさんは文化に関心が高いっていうのと、ドラマーとしてのポジションからか感性が敏感ですよね。文化を見渡そうとする感覚が貪欲な方だなと。
いやいや、決して深くはないんです。浅く視野を広げる感じでできたらなって思っていて。
――イベントの内容はどんなものになりそうですか?
普通のトークイベントとは違う、ちょっと別の角度から入りたいと思っているんですね。“この作品はどう撮ったんですか”っていうのは、真っ当な質問じゃないですか。それも必要な質問かもしれないけど、監督ファンの人からしたら、知ってて当たり前みたいな内容も多くなりがちで。もっとプライベートなことも掘り下げたい。初めて観た映画は何? って質問から…
白:パンツの色とか?
そうそうそう!
白:そうそうじゃないでしょ(苦笑)。
いや、●●●な話とか、初めて●●した話とか聞きたくて。どうしてこの人が今に至っているのか、それを探るための年表を作っていきたいんですよ。
 
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LIVE INFOライブ情報

6/23(木)大阪ミナミLoft PlusOne West
ゾニペディア Vol.1 「~ホラー映画監督とVHS狂人と私~」
 
【出演】
ゾニー(ドラマー・KING BROTHERS)
白石晃士(映画監督)
坪井篤史(シネマスコーレ副支配人、VHS狂人)
 
OPEN 18:30 / START 19:30
前売¥2,000 / 当日¥2,500(共に飲食代別)※要1オーダー500円以上
前売券はイープラス、ロフトプラスワンウエスト店頭&電話予約にて発売中!
※ご入場はイープラス→店頭電話予約→当日の順となります。
電話→ 06-6211-5592(16時~24時)
 
[KING BROTHERS 2016 KOBE STAR CLUB Last ONE MAN LIVE!!]
6/22(水) 神戸STAR CLUB
 
[ROCK'N'ROLL EXPRESS!]THE NEATBEATS、KING BROTHERS、ザ50回転ズ
7/27(水) 渋谷クラブクアトロ
7/29(金)名古屋クラブクアトロ
8/5(金)広島クラブクアトロ
8/11(木)梅田クラブクアトロ
 
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