Rooftop ルーフトップ

INTERVIEW

トップインタビューKING BROTHERS(Rooftop2016年3月号)

最新型!西のKING BROTHERS、下北沢SHELTERのワンマンで大暴れ

2016.03.01

今回のSHELTERピックアップバンドは、西のKING BROTHERSことキンブラ。最新型のKING BROTHERSを発表する為に企画されたコンセプチュアルなワンマンを、2016年3月18日に下北沢SHELTERで開催する。私も長いことライブハウスシーンで働いているがKING BROTHERSほど、ライブを見ると胸がドキドキするバンドはいない。前に働いていたライブハウスで柵中の警備をしている時に、お客さんがダイブをするのではなく、マーヤさんがフロアーにダイブをしまくり、あなたが飛ぶのかい!とツッコミを入れたくなったが、汗でグシャグシャになり、服がビリビリになっても叫びまくっているKING BROTHERSを見た時に、なぜか胸が熱くなった。それがロックなのかロールなのか私にはわからないが、本気のバンドが本気でお客さんに向かってエナジーを放出していたのだ。
私もこのワンマンライブを楽しみにしている。今回は終演後にメンバー参加のアフターパーティも有り、新作制作のウラ話も聴けるかも!?など催しごとをたくさん用意している。お客様もKING BROTHERSと一緒にいい汗かこうぜ。
そんな西のKING BROTHERS全員に、今回のワンマンに対する意気込みやバンドの調子などを聞いた。
そこには、今も音楽愛に溢れた真っ直ぐなバンドマン達の姿があった。
(下北沢SHELTER&新宿LOFTブッキング担当 柳沢英則)

実験的な試みも兼ねた特別なワンマンライブ

—下北沢SHELTERでKING BROTHERSのワンマンを開催されますが、今回のライブにはどういう意図があるのでしょうか
ケイゾウ:今回は、2016年現在、最新型のKING BROTHERSを体感していただく為に、我々が大好きなライブハウスである下北沢シェルターで行う、少々、実験的な試みも兼ねた特別なワンマンライブになる予定です。
—2014年に新ドラマーとしてゾニーさんが加入して2年が過ぎますが、バンドの調子はどうですか
ケイゾウ:過去最高ですよ、ゾニーのプレイはますます凄いことになっていますね。ヤマハの26インチのバスドラムが唸りまくっています。
マーヤ:ゾニー君が西宮に生活の基盤を移して、ようやく落ち着いた感じがしますね。
KING BROTHERSに加入して、やっとフラットにどうしていくべきかを考えられるタイミングに来たんじゃないかな、と思います。ただ、新体制でひたすらにライブをこなしてきて感じたことは、以前の4人時代に比べて、ライブでオーディエンスを巻き込みづらくなったということと、再びベースレスの3ピースの難しさに頭を悩ませていますね。でも、今後は新曲をたくさんやりたいですし、自分が出すギターの音を激変させたいとも思ってます。
ゾニー:良いですね。いつになく。
—生粋のライブバンドとして1997年から活動していますが、KING BROTHERSにとってライブとはどんなものですか
ケイゾウ:とにかく猛烈なエネルギーで、全てをブッ倒すつもりでやっています。観る側も演る側も、ロックンロールの塊になってしまいたいと思っています。
マーヤ:これはあくまで、一緒にやるバンドがいたりする場合なんですが、とにかくブッ潰すということしか考えないようにしています。逆に、単体のときは何ができるんだろうか、ということにはまだ明確な答えがないんです。ただいずれにせよ、一生懸命やり、ブッ潰すという事は標準じゃないですか?
まぁ今後は、踊らせたいのか、聴いてもらいたいのかなどを、もっとバンドで話し合っていきたいですね。主観では、人力でやれる世界最高峰クラスのロックンロールパフォーマンスは身に付きつつあると考えていますが、その軸がどこにあるのかを改めて見直す必要があると思うし、その為に必要なことがあるなら、体といろんな状況がバランスを保っているうちに、すぐにでも向かいたいですね。時間はあまりないと思っているので。
ゾニー:個人的なことですが、演奏面でも、ライブで作り出す空気感でも、僕の役割はエンジンだと思ってます。だから僕から見たキングのライブは、映画でいうところの「バニシング・ポイント」だと思っています。 まさに猛スピードで突っ走る的な。
 
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少しのアイデアで世界がひん曲がる

 
—長年、全国を回ってFESやライブハウスに出演していると思いますが、一番印象に残っているライブを教えてください
ケイゾウ:近年だと青森の「夏の魔物」かな。機材車のてっぺんにマーヤ君を乗せて、ゾニーと客席から突っ込んでみたり、とても盛り上がったライブになったんだけど、後で撮影された写真の一枚に、大勢のお客さんがのばした手が、一つの塊となって山のようにのびていて、その手と手の先に、見事に立っているマーヤの写真があって、それが非常に印象的で…過去に自分が見てきたロックレジェンド達の写真のようで、とても嬉しくなりました。
マーヤ:たくさんあります。どれを一番にあげればいいかわからないくらい、どのライブも1回1回の魅力がありますし、それくらい疲弊も、感動もしています。逆に思い出したくないライブは、自分達が持ち出した勝敗を決めるライブイベントで、the NEATBEATSに負けたことですね。いろんな意味で結構、深刻にとらえてます。しかし少しのアイデアで世界がひん曲がるということを知ってしまったので、今後も新しいアイデアのイベントは考えていきたいですね。
ゾニー:国外で恐縮ですが、アメリカの初日ライブです。ただの道端でやったんですが、ライブ中、小さな男の子が腕をプルプルしながらマーヤさんを睨んでいて、ロックンローラーが生まれた瞬間でした。すごく印象に残ってます。日本だと「夏の魔物」ですね。毎年とんでもない感じになっていますし(笑)
 
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—新作の製作はどんな状況でしょうか 
ケイゾウ:とにかくアイデアを出して、まずは形をつくって、新しいビートやアプローチをどんどん詰め込んで、組み立てていっています。去年行ったイギリスツアーでも、色々とインスピレーションが湧きました。
ゾニー:リーダーの指示を受け、気持ちよくぶっ叩いてます。
—下北沢SHELTERでのエピソードなど教えて下さい。
ケイゾウ:とにかく大好きなライブハウスなんですよね。何かロックなパワーがあります。一番好きかも。
マーヤ:凄く好きな場所です。シェルターでいいライブが魅せられるようになれば、どこでも通用するようになるんじゃないかな、とも思わせてもらえる、国内では数少ないライブハウスの一つです。シェルターでライブをやると、いろんな友人や、先輩、後輩が現れる、それも魅力の一つかな?
あとは、俺、下北沢がスゲー好きなんですよね、もし東京に住むなら下北沢に住みたいなと思います。
—3月18日(金)下北沢SHELTERでワンマンライブとの事で意気込みを教えて下さい。
ケイゾウ:とにかく新しい曲をたくさんプレイしようと思っています。KING BROTHERSとして、新しいアプローチも試せる場になればいいなとも思っているので、概念みたいなものは一旦、置いておいて、柔らかい脳と腰で来てもらえるといいなと思っています。
マーヤ:また違うKING BROTHERSを見せられるようにしたいですね。以前、西宮からシェルターまで、KETTLESのワンマンライブを見に来たことがあるんですが、渋滞にまきこまれて、スタートギリギリに転がり込んで。だけどその日、KETTLESが最高のワンマンを魅せてくれて、凄く感動して…本当に行ってよかった。そんな色々なアーティストたちのワンマンライブを、お客さんとして見て、たくさんの感動をもらった経験もあるので、自分が受けた感動をさらに越える感動を、皆に与えていきたいと常に思っています、ロックンロール!
ゾニー:俺が一番楽しみにしてるかも。今までの曲と新しい曲を引っさげて、お客さんと3人で最高にロックするだけです。
 
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LIVE INFOライブ情報

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2016年3月18日(金)

「KING BROTHERS 2016 SHELTER ONE MAN LIVE!! 」

OPEN 19:00 / START 19:30

ADV¥3500 / DOOR¥未定

[発売]PIA・LAWSON・elus・LOFT 1/18〜 ●Pコード:287-318/ Lコード:71090

[出演]KING BROTHERS

≫下北沢シェルター スケジュールページはこちら

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