Rooftop ルーフトップ

INTERVIEW

トップインタビューasobius(Rooftop2014年12月号)

急成長を遂げるモンスター・バンド、初ワンマンに向けた今の胸中を突撃!

2014.12.01

 初ライブからわずか2年というスピードでタワレコメン/HMV激押しインディーズPICK UPに選ばれ、TV・ラジオ番組のテーマ曲に抜擢されるなど、今とんでもない勢いで業界中の注目を集めているasobius。若手とは思えない堂々としたライブ・パフォーマンスは定評があり、ワールド・ミュージックを彷彿とさせる壮大なスケールの楽曲はオーディエンスを飲み込み、どこまでも成長を続けている。今回、駆け足で上って来たasobiusのこれまでとこれから、そして12月12日に控えたSHELTERでの初ワンマンに向けた意気込みを甲斐一斗(vo)に訊いた。(interview:義村智秋・上里 環/下北沢SHELTER)

asobius結成に至るまで

──Rooftop初インタビューということで、まずはバンドの自己紹介も兼ねて、どういった経緯で結成されたのでしょうか。
甲斐:2011年くらいに結成したのですが、個人的にはasobiusを組む前に4、5年くらいブランクがありまして。それを経てそろそろバンドをやりたいなということで、もともと知り合いだった海北(真/b)に連絡を取って、その話を持ちかけました。その後、メンバー募集サイトで高橋(真作/g)と出会い、彼の知り合いを伝って、今のメンバーになった流れです。
──asobiusの名前の由来は?
甲斐:英語で唄っているので、英語っぽい名前にしちゃうとどうしても埋もれちゃうなと思って。さらに日本人だよっていうのも出したくて「asobi(遊び)」っていうふうにして、後ろの響きとして気に入ったのが「us」だったのでくっつけました。
──結成から初ライブまでが1年、それからここまでが2年という目まぐるしいバンド活動だと思うんですが、それまでのバンド生活と重ね合わせてみると実感は如何でしょうか?
甲斐:以前組んでいたバンドでは年がら年中ブッキング・ライブに出まくっていたような状況で。1年間くらいで解散しちゃったんですけど、70本くらいライブをやりました。その後はライブハウスのスタッフをやったり、友達のライブを見に行ったりと転々とし、その間、4、5年間はasobiusを始めるにあたっての曲作りと構想を固めていました。結成して半年くらいは曲作りに没頭して無料配布用のデモを完成させ、いろんなところで配る中でUK. PROJECTの目に止まって、ライブを見に来てもらって、今に至るという感じです。
──甲斐さんがタクト(指揮棒)を持つようになったきっかけは?
甲斐:最初のライブからタクトを持っているのですが、特別な理由というのがないんですよ。ライブのステージ上で、バンドが演奏しているだけでなく、お客さんも含めてひとつの場を作っているという表現から、自然に持つようになりました。デジタルな時代ですが、ライブハウスという一緒に体験しているエンターテイメントをもっと感じていたいという気持ちからタクトを通じてやるようになりました。
──何本くらい持っているんですか?
甲斐:2本くらいですね。そんなにコレクションしているわけではないので(笑)。やっぱり僕らの一番の持ち味は音楽だと思っているので、それを隔てられたそれぞれの世界を繋ぐ意味合いも込められています。
 

バンド史上最高BPMの新曲「universurf」誕生まで

──「universurf」という作品を会場・通販限定でリリースした意図はどういったことなのでしょうか?
甲斐:これまでにミニ・アルバムとフル・アルバムをリリースして、曲のラインナップを見た時に「今のライブ・シーンとは別の方向性にいるな」とは感じていて。自分たちの良さを出しつつ、それを消化した曲を作ってみたいなと思っていて、それで出来たのが「universurf」です。ライブを意識して作った曲なので、ライブを見てくれた人がその場で買っていってくれれば嬉しいなと思って会場限定にしました。通販はどうしてもライブに来られない地域の方々のためですね。
──テンポも今までの曲より速くなっていますね。
甲斐:ミニ・アルバムの時はBPM100以上の曲はなかったんですよ。でもこの曲は確かBPM180を超えていると思います。自分でもビックリしました。
──それはやはりライブにモチベーションを集中した結果なのでしょうか?
甲斐:そうですね。意識すればするほど曲が速くなっていきました。最近はまたゆっくりな曲が作りたくなっています(笑)。
──これまでは聴き込むタイプの曲が多かったイメージですが、「universurf」は疾走感のある曲ですね。タイトルにはどのような意味があるのでしょうか?
甲斐:割と曲のイメージをそのままタイトルに付けることが多くて、この曲もイントロからうねる波のイメージで付けました。
 

寒い季節に見て欲しい、asobius初ワンマン

──12月12日に控えている初ワンマンに関してお伺いします。まず、この『little revolution』という公演名に込めた想いはどういったことなのでしょうか。
甲斐:正直な話、自分的にはもっと爆発的に売れると思っていたんです。日本であまりないサウンドだし、クオリティにも自信があったし。もともと認められたい性格なので、世間に対しての悔しさがあります。そこでワンマンに対する気持ちもバンド内で紆余曲折あった中で、やっと実現するワンマンなので、「ここから見てろよ」という仕返しのメッセージを込めました。
──asobiusの曲はライブで見るにしても壮大なイメージがあって、寒い季節が似合うと思っていて、そのイメージにもピッタリなタイトルだと感じました。
甲斐:冬っぽいって感じてくれるのは凄い嬉しいですね。北欧系の音楽も好きなので。
──初となるワンマンですが、どんなライブにしたいですか?
甲斐:やはり初めてのワンマンということで、自分たちでも未知数な部分が多くて。これまでのスリーマンでもせいぜい50分だったし。今回は持ち時間もたっぷりなので、自分たちの持ち曲もほとんど全部やることになるし、SHELTERと一緒にやれるというのはとても嬉しいです。よくSHELTERは「登竜門」と言われることもあるので、『little revolution』にはそんなSHELTERのイメージと自分たちの今を重ねて付けたところもあります。ここでワンマンを成功させて、鯉が竜になるような革命を起こしたいと思っています。
──この日に向けて特別に用意していることはありますか?
甲斐:この日に解禁される新曲が何曲かあるので、新しい一面を見せられるかなと思います。これは楽しみにしていて欲しいです。
──それではワンマンを楽しみにしているお客さんに向けてのメッセージをお願いします。
甲斐:そうですね…。「本当に他のバンドとは違った景色を見せてあげるよ」といったところでしょうか。
──バンド歴で言えばasobiusはまだ若手の粋に入ると思うのですが、今後の展望などあれば教えて下さい。
甲斐:実は前に持っていた展望が一度崩れてしまったことがあって。正直、今は模索中なんですね。これっていう展望が出せてはいないのですが、常に変化していきたいなとは思いますね。これまで積み上げてきたものを大事にしながら自分たちらしさを失わずに変化していって、聴いてくれた人やライブ会場で会った人たちと面白いことを共有していきたいです。意固地になるのではなく、拡げていくようなイメージで、新しいことには迷わず挑戦していきたいですね。
 
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『universurf』

RX-RECORDS/UK.PROJECT RX-094
定価:600円(税込)
2014年9月20日発売
ライブ会場および通販限定シングル

【収録曲】
1. universurf
2. rise(remix)

LIVE INFOライブ情報

<asobius ワンマン『little revolution』>
■2014年12月12日(金)下北沢SHELTER
OPEN 18:30/START 19:00
前売 2,500円/当日 3,000円
(共にドリンク代別)
問い合わせ:SHELTER 03-3466-7430
 
<others>
■2014年12月17日(火)
京都MUSE【『in トーキョーシティツアー 2014〜2015』with:グッドモーニングアメリカ/SISTER JET】
 
■2014年12月18日(水)
大阪あべのROCKTOWN【『SOUND BREEZE Vol.4』with:BRADIO/バンドごっこ/ReVision of Sence】
 
■2015年1月18日(日)
『名古屋GRANDLINE 2015』
 
■2015年1月23日(金)
横浜FAD【イツエ Presents『今夜絶対』Release Tour 〜君と五重奏〜】
 
■2015年1月25日(日)
千葉LOOK【イツエ Presents『今夜絶対』Release Tour 〜君と五重奏〜】
 
■2015年2月6日(金)
浜松FORCE【イツエ Presents『今夜絶対』Release Tour 〜君と五重奏〜】
 
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