Rooftop ルーフトップ

INTERVIEW

トップインタビューa flood of circle(Rooftop2014年8月号)

転がり続けることを流儀とするロックンロール・バンドの揺るぎない“ロフトイズム”

2014.08.01

俺がロックンロールをサボったら日本はダメになる

──“LOFT FES.”に出演するバンドのなかでは亮介さんと渡邊さんが最年少ということになりますね。

佐々木:全員先輩だし、噛みつく人しかいませんね(笑)。このラインナップのなかでは、ニューロティカとOLEDICKFOGGYだけ対バンしたことがないのかな。怒髪天にしろSAにしろ、今の40代はホントに元気ですよね。しかも、今まさに勢いに乗ってるところもあるし。だから噛みつき甲斐が充分あるんだけど、皆さんそれを笑って受け流すくらい懐が深いんですよね。そういう先輩バンドを好きなお客さんというのは本物を知っている人たちだから、その人たちに向けて俺たちがどれだけ強い説得力でアピールできるかが課題ですね。そういうお客さんたちを絶対に振り向かせてやるぞっていう気持ちもあるし。

──“LOFT FES.”でも同じ舞台に立つ諸先輩方から学べたことは?

佐々木:MCひとつを取ってもそれぞれ強烈な個性があるし、「俺たちは俺たちだから」みたいなスタイルで生き抜いている人たちばかりだから、「誰の真似もしていないことを真似する」っていうのが大事なんだなと思いましたね。

──この7年、相次ぐメンバーの変遷を経て砂利道の上をひた走ってきたAFOCなら、先輩バンドに比肩するパフォーマンスを見せられるのでは?

佐々木:砂利の粒がでかめの道を裸足のまま踏み締めてきた自負はありますね(笑)。でも、まだまだですよ。諸先輩方は俺たち以上の険しい砂利道を長年歩いてきたわけですから。そういう経験を笑いに変えて楽しませようとする度量の深さにも感服しますね。

──AFOCも最近は若手に噛みつかれる機会が増えてきたんじゃないですか。

佐々木:全然そんなことないですよ。MY FIRST STORYのメンバーから「高校の時に聴いてました」と言われたことがあって、遂にこういうのが来たかと思いましたけど(笑)。俺たちみたいなロックンロール・バンドの系譜を継ぐ人たちが少ないのか、まだまだこちらから上の世代へ噛みつく一方なんです。まぁ、俺たちも好んで自分たちから割り込んでいくところがあるんですけどね(笑)。

afoc-kinema_0119.jpgafoc-kinema_2936.jpg──ガツガツ割り込んでいけば、それを可愛がってくれる先輩も多いでしょう?

佐々木:面白がってくれる人もいますね。今やレーベルメイトになった怒髪天の増子(直純)さんは、テイチクに移籍した時に「もし困ったことがあったらレーベルの人間よりも先に俺に言え。俺が社長に言ってやるから」と言ってくれて有り難かったですよ。

──ロフトとシェルターを出発点としたバンドだからこそ、AFOCにはこの先もずっと着実なステップアップを期待したいですね。

佐々木:当時のシェルターの店長とは「日本武道館でライブをやった翌日にシェルターのステージに立つ」という約束をしていたんです。その気持ちは今もずっとありますね。今年の4月にやった野音で初めて椅子席のワンマンを経験して、まだまだ頑張らなくちゃいけないと思ったし、どれだけ泥くさいやり方でも大きな会場でライブがやれるようにステップアップしていかなきゃいけないと思ったんですよ。Zepp DiverCityでやれたら次はZepp Tokyoを満杯にするぞとか、一歩一歩着実にキャパを広げていきたいんです。

──“レトロスペクティヴ”を見て、AFOCにはまだまだ伸びしろがあると実感した人は多いでしょうしね。

佐々木:今は自分の人生を懸けてバンドをやっているし、命懸けでステージに立っているつもりですから。当面の目標として考えているのは、ロックンロール・バンドとしてスタンディングのライブを極めたいってことですね。いつか武道館みたいに椅子席の大きなステージに立つには不可欠な課題だと思うし。「俺たちはロックンロール・バンドだから」と小さなライブハウスに出続ける選択肢もあるんだろうけど、それは俺がやりたいことじゃないので。ロックンロール・バンドは転がり続けるのが流儀だし、いつ何時でも挑戦し続けていきたいんですよ。“レトロスペクティヴ”のMCでも話したんですけど、「俺がロックンロールをサボったら日本はダメになる」と本気で思ってますからね。

このアーティストの関連記事

“I'M FREE The Movie-形ないものを爆破する映像集-”
2014.04.12 Live at 日比谷野外大音楽堂

初回限定盤DVD+CD(TEBI-53302)/価格:4,980円+税
通常盤DVD(TEBI-48303)/価格:4,500円+税
レーベル:Imperial Records
2014年6月25日(水)発売
【初回限定盤のみ】
1. シングルCD付
2. レザークロスジャケット
3. 24Pフォトブックレット
4. メンバーによる副音声収録

amazonで購入

【DVD収録内容】
01. I’M FREE
02. ロックンロールバンド
03. Diamond Rocks
04. God Speed You Baby
05. KINZOKU Bat
06. Blues Never Die (ブルースは二度死ぬ)
07. 俺はお前の噛ませ犬じゃない
08. Blues Drive Monster
09. The Future Is Mine
10. オーロラソング
11. 僕を問う
12. KIDS
13. Human License
14. Dancing Zombiez
15. プシケ
16. 感光
17. 理由なき反抗(The Rebel Age)
18. Beer! Beer! Beer!
19. アカネ
20. Sweet Home Battle Field
21. シーガル
【CD収録内容(初回限定盤のみ)】
01. GO(朝日新聞「サムライに告ぐ。」篇 CMタイアップ楽曲)
02. アイアン・マン(Live At 日比谷野音 Ver.)

LIVE INFOライブ情報

SHINJUKU LOFT 15th ANNIVERSARY
LOFT MUSIC & CULTURE FESTIVAL 2014

【公演日】2014年11月30日(日)
【会場】CLUB CITTA' 川崎
【出演】a flood of circle/THE BACK HORN/The Birthday/怒髪天/NEW ROTE'KA & NEW ROTEeKA/OLEDICKFOGGY/Radio Caroline New!!/SA/ZAZEN BOYS New!!
【LOFT/PLUS ONE エリア *Bar attic内】今井智子 presents 居酒屋ロック/音楽と人 presents トークライブ/杉作J太郎と吉田豪のトークライブ
【DJ】DADDY-O-NOV/MIWAKO(GONNA BALL)/MORICAWA(Low-Cal-Ball/FRIDAY NIGHT OUT)/RCF ALL STARS/SATO(URASUJI.)/TAKESHI(SLAP of CEMETERY)/YU-ICHI(LONDON NITE)
【公演時間】開場 13:00/開演 13:30
【チケット料金】前売 1F立見=3,969円(ドリンク代別)・2F指定席=6.900円(ウエルカムドリンク・LOFT福袋付き、LOFT店頭のみの販売)/当日 1F立見=4,500円(ドリンク代別)
【チケット発売日】2014年8月2日(土)
【発売プレイガイド】チケットぴあ(Pコード:234-176)、ローソンチケット(Lコード:71268)
【一般先行予約】新宿LOFT 店頭先行販売 6月9日(月)より[LOFT会員先行は6月6日(金)より受付有り]、7月1日(月)より一般先行予約受付開始
【主催】SHINJUKU LOFT & LOFT/PLUS ONE
【後援】SPACE SHOWER TV
【協賛】インターコンチネンタル商事株式会社
【企画・制作】LOFT PROJECT
【運営協力】HOT STUFF PROMOTION
【協力】音楽と人/TOWER RECORDS SHINJUKU/diskunion SHINJUKU/pink moon/speedstar Music, Inc./base inc./BAD MUSIC/NRオフィス/DIW PRODUCTS/PINEAPPLE RECORDS
【問い合わせ】HOT STUFF PROMOTION 03-5720-9999

イースタンユーズ
ロフトアーカイブス
復刻
haku
lpo
lpo