Rooftop ルーフトップ

INTERVIEW

トップインタビュー快速東京(Rooftop2012年8月号)

爽快で痛快。
エネルギッシュに駆け抜ける快速東京の『ロックインジャパン』!!

2012.08.02

 2011年1月に発表された1st アルバム『ミュージックステーション』から1年半。快速東京の2nd アルバム『ロックインジャパン』がリリースされた。"ショートハードロックバンド"とも言われている彼らの今作はそれぞれの個性が光る16曲で18分。この中にギュッと濃縮されたエネルギーが入り、それが一気に爆発するような瞬発力で駆け抜ける爽快で痛快な作品だ。プロデューサーには中尾憲太郎、MIXエンジニアに上條"KJ"雄次という鉄壁の布陣を迎えている。
 今回は、8月26日に新宿ロフトでレコ発ライブを開催するという縁もあり、福田哲丸(ボーカル)と一ノ瀬雄太(ギター)に、『ロックインジャパン』リリース当日にお話を伺った。(interview:やまだともこ)

すぐにサボっちゃうから

── まずはリリースおめでとうございます。

哲丸一ノ瀬ありがとうございます。

── 前作から1年半ぶりの作品となりますが、今日はお店周りをしている時にファンの方にもお会いしたそうで。作品を楽しみにしていた方も多かったんじゃないでしょうか。

哲丸:そうだと嬉しいですね。

一ノ瀬:音楽性の問題もあるかもしれませんが、シングルをリリースするという感じでもないので。

哲丸:その間はライブやったり、マンガ作ったり(※快速東京が企画・編集・デザインを行なったマンガ集「快速マガジン」2011年8月発売)。

一ノ瀬:だから良いタイミングかなと僕ら的には思っています。

── 今回収録されている16曲は、前作をリリースして以降作りためていたものだったんですか?

哲丸:いえ。僕ら普段から曲を作るとかがあんまり得意ではなくて、昨年の8月ぐらいに「CD出すよ」って言われて、半年間ぐらいサボってて。

一ノ瀬:で、今年に入って「夏にリリースしましょう」って話になって、マジっすか!? って焦り始めて。

── お尻を叩かれて?

一ノ瀬:ケツを叩かれなかったおかげでギリギリになってしまいました(苦笑)。今回、合宿して曲を作ったんですけど、それはそれで良かったですね。昔は曲を作る時に、気になるところがあってもまあいいかっていう部分があったけれど、今回はアレンジを詰められたのかなと思いますし。

哲丸:詰めた曲もあるね。長い時間をかけて味が薄まるというよりは、短い期間で濃い口に仕上げる感じでした。

── 合宿は何日間だったんですか?

哲丸:群馬で三泊しました。僕らはすぐにサボっちゃうから、スタジオに泊まりでもしないと曲を作らないし、あれは良かったんじゃないかと思います。

── 集中出来ますしね。勢いで作り上げた曲が多いんじゃないかと想像していますが、曲作りはどうだったんですか?

一ノ瀬:ファーストのほうが曲をパッパと作っていましたが、今回はこんつめて細かいところまで出来たかなと思います。アレンジもプロデューサーの中尾憲太郎さんと話しながら出来たので、頑張ってやった感がありますね。

哲丸:アルバム全体のことは考えずに、僕たちがその瞬間かっこいいなと思うものを1曲ずつ作って入れたのが今回のアルバムです。

一ノ瀬:CDを作ることに対してもともとモチベーションがあったバンドではなくて、ライブをやりたいと思って組んだバンドなので、盤にする時にイメージわかないんです。ファーストもそうだったし、今回もどういう感じにしようという話はしてない。目標20分のアルバムということは考えていましたけど。ファーストが17曲で17分だったので、その前後ぐらいって言っていて、曲の色とか、そういうものに関しては無になって生むという感じなんです。でも「曲数多くて短いね」とは言われるんですけど、RAZORS EDGEとかBBQ CHICKENSとかもっと曲数が多くて短いバンドはいっぱいいるので、新しいことをやってるわけではないんですよね。

── 曲を作っているのはどなたですか?

哲丸:みんなです。誰も家で作って来ないんです。

一ノ瀬:誰も宿題やらないんです。

哲丸:リフ1個も作ってこない。

一ノ瀬:俺は、家で音作りの研究とか、ギターの練習とか、ミュージシャンみたいな生活をあんまりしたくないというか…。家だとやりたいことが他にあるし。うちは4人でスタジオに入って曲を作るんです。オケが出来てCDに録って、帰って歌詞を考えるぐらいはやりますけど、基本的にみんな宿題をやってこない。練習も4人でいる時にするんです。

哲丸:だから、曲作ろうかってなったら、かっこいいリフ弾いてよって言っていろいろ弾いてもらって、それ良さそうだねってなったらドラム叩いて、ベース弾いて。

一ノ瀬:そのリフ8回弾いてとか、8回目で止まってみようか、そこでキメ! みたいな。感覚的に作っているのかな。

哲丸:歌詞も家に持って帰りたくないから、その場で歌った言葉をベースに考えたりとか。レコーディング前に歌詞を作らないといけないんだけど、オケを作る時も僕はワーワー言うから歌詞を考えてる余裕がない時もあるんです。そういう時は家で考えるというよりはなんとなくぼんやりとしたものを考えて、次にスタジオに入った時に歌ってみて、「いいんじゃない?」って。レコーディングの時までみんな歌詞知らないし。

一ノ瀬:今回は楽器録ってる時点で歌詞が決まってない曲が半分以上あったよね。レコーディングしながらメンバーとプロデューサー交えて言葉を選んだ部分もちょっとあったよね。1〜2箇所だけど。

哲丸:1単語ぐらいやろうが〜。

── 曲作りはファーストインスピレーションみたいな感じですか?

一ノ瀬:インスピレーションを持たずに部屋に入って、その場で出てきたものをまとめる作業ですね。

── 骨組みが出来てこねくり回すこともある?

哲丸:いろいろあります。『ネジ』はこねくりまわしましたね。でも、僕たちは曲の世界観とかメッセージ性とかちっとも考えてなくて、曲を作ってる時にスタジオが楽しいというのは大事な時間だから、笑える展開のほうが多い。笑いながら作ってることが多いですね。

このアーティストの関連記事

快速東京
ロックインジャパン

PECF-1050 / felicity cap-151
2,000 yen (tax in)
IN STORES NOW

amazonで購入

01. エレキ
02. コンピューター
03. ロックンロール
04. ラヴソング
05. でんパ
06. ネジ
07. メタルマン
08. ヒマ
09. テーマ
10. かっさい
11. 変だぜ
12. パピプペパンク
13. ワガママ
14. ゾンビ
15. 超新曲
16. 敏感ペットボトル PART.2 feat.やけのはら

LIVE INFOライブ情報

8.09(thu)広島 4.14
SEBASTIAN X ツアー2012 ひなぎくと怪獣
W)SEBASTIAN X / 忘れらんねえよ

8.10(fri)岡山ペパーランド
SEBASTIAN X ツアー2012 ひなぎくと怪獣
W)SEBASTIAN X / 忘れらんねえよ

8.26(sun)新宿 LOFT
快速東京企画“メイドインジャパン”
W)MO'SOME TONEBENDER / 0.8秒と衝撃 / PASTAFASTA

9.15(sat)〜16(sun)新宿MARZ / 新宿Marble / 新宿Motion / 新宿LOFT HALL STAGE / 新宿LOFT BAR STAGE / 新宿OTO / 新宿RUIDO K4
ETERNAL ROCK CITY. 2012
http://eternal-rock-city.info/

癒されたいカルチャー
休刊のおしらせ
松本ロフト
ロフトアーカイブス
復刻
lpo
lpo