Rooftop ルーフトップ

INTERVIEW

トップインタビューメロン記念日×THE COLLECTORS('09年10月号)

メロン meets 60'sブリティッシュ・ビート!
彷徨の季節の終わりを告げるラヴ・ソングの至宝『青春・オン・ザ・ロード』

2009.10.01

 ビート・クルセイダース、ニューロティカ、ミドリと続いた"メロン記念日ロック化計画"第4弾は、日本のモッズ・シーンにおける先駆的バンド、ザ・コレクターズが満を持しての登場だ。60年代のブリティッシュ・ビート・スピリッツを今に伝える彼らがメロン記念日に提供した『青春・オン・ザ・ロード』は、ライヴで無条件に盛り上がれるアップ・テンポのロック・チューンという過去3作のコラボレート楽曲とは大きく趣きが異なり、往年のブリティッシュ・ロックのエッセンスが詰まったミディアム・テンポの哀愁ナンバー。モッズ・アイコンのひとつであるヴェスパ(あるいはランブレッタ)で海岸線をひた走った夏の恋を追憶する愛くるしいラヴ・ソングなのである。酸いも甘いも噛み分けたコレクターズの泰然たるアンサンブルに呼応するように、メロン記念日はヴォーカル・バンドとしての力量を遺憾なく発揮している。いよいよ広がりと深みと"NP"が増した"ロック化計画"の新境地的作品を携え、メロン記念日の進化と深化は来たるデビュー10周年に向けてさらに加速していくかのようだ。(interview:椎名宗之)

モッズに興味のある人まで巻き込みたい

──コレクターズのおふたりはメロン記念日のことはご存知でしたか。

古市コータロー(g):もちろん知ってましたよ。

加藤ひさし(vo):曲も何曲かテレビで見たことがあったしね。ただ、申し訳ないんだけどハロプロのグループはどれも同じように見えていたので、グループの特色までは全然判らなかったね。

──楽曲依頼の際にメロンの音源を聴かれたと思うんですが、如何でした?

加藤:ベスト盤を聴いたんだけど、つんく♂の仕事振りがよく判ったね。イヤな言い方に聞こえてしまうかもしれないけど、昔からコレクターズはロック・フィールドのバンドで、そのスタンスはアンチ歌謡曲だったわけだよ。そのためにライヴハウスを活動のベースとして、歌謡曲とは相容れぬ音楽を歌謡曲と同じくらいに育てたいと思った。それがロックンロールで、その市民権が日本にはまだないという意識の下に俺もコータロー君もギターを片手に躍起になっていたんだよ。

古市:20数年前は今とは全く違う状況だったからね。

加藤:当時のロック・バンドと言えばアンチ歌謡曲で、硬派で、新宿ロフトだったわけ。テレビになんて出ないし、ましてやクイズ番組になんて絶対に出ないわけだよ(笑)。今でもそういう気質はあるね。ただ、ここ数年はロックと歌謡曲のボーダレス化が進んできたし、今の時代はもうそんなに突っ張ってもしょうがないんじゃないの? とは思ってるけど。

古市:俺たちもクイズ番組に出るようになったしね(笑)。

加藤:今までずっと封印してきたんだけど、我々の喋りが余りに面白いってことでね(笑)。

──メロンの皆さんはコレクターズのCDを聴いてどう感じましたか。

大谷雅恵:自分たちのライヴを「ロックだね」って言われて、"そうかな...?"と思ったことがあったんですけど、一口にロックと言っても幅が広いじゃないですか?

加藤:そうだね。何がロックかっていう明確な定義があるわけじゃないし。

大谷:でも、コレクターズさんは"ああ、ロックだ!"って思ったんですよ。あと、凄くお洒落だなっていう印象がありました。コスチュームも凄く洗練されていて。一緒に撮影させて頂いた時のこだわりも凄かったですし。

──そのこだわりというのは?

加藤:モッズに興味のある人まで巻き込んで驚かせたいっていうのが狙いとしてあったね。コレクターズの初期のイメージは完璧にモッズだから、60年代のモッズ・ガールをイメージしたジャケットにしたいと思ってね。あと、全員がお揃いのコスチュームを着るとコスプレっぽくなるので、21世紀的なストリートを感じさせるモッズ・テイストは何かと考えた時に、ヴェスパでもランブレッタでも良かったんだけど、ここはリッケンバッカーのギターかなと思ってアー写に使った。そういうアイテムも判る人は相当よく判ると思うんだよね。レアなリッケン、たとえば67年モデルの#360に#3000ベースや#330のブルーボーイが入ってるから、リッケン・マニアが見たら驚くと思うよ。

──アー写に使われた8本のリッケンは加藤さんとコータローさんの私物ですか。

加藤:コータロー君のが3本、俺のが2本、あとはプロデューサーの(吉田)仁さんのとリッケンバッカー・マニア友人のを掻き集めた。これ、楽器屋から借りてこないで自分たちで揃えたのがモッズでしょ? 周りから集められるのが俺たちの凄いところだよね(笑)。

──メロンの皆さんは60年代のモッズ・カルチャーに関心はありましたか。

加藤:60年代のことなんて知るわけないじゃん。野暮な質問するねぇ(笑)。

大谷:ピチカート・ファイヴみたいなファッションって言われると、"ああ..."って思いましたけどね。

──それこそ、コレクターズの『COLLECTOR NUMBER 5』というアルバムは小西康陽さんのプロデュースなんですよ。

古市:ウチの事務所の社長はもともと小西さんのマネージャーだったしね。

村田めぐみ:ライヴで加藤さんが客席からガムを浴びている映像を見たんですけど、あれもモッズに関連した行為なんですか?

加藤:ああ、『リグレイ・チューインガム』という曲でガムが飛んでくるやつね。あれはモッズとは関係なくて...、話すと長くなるからまた別の機会にね(笑)。

柴田あゆみ:あのガムの投げ込みにはびっくりしたよね。

村田:私、あのガムが最初、札束に見えたんですよ(笑)。

柴田:そうそう。メロン記念日にも採り入れようとか話してたら、ガムだったんだよね(笑)。

加藤:あれがお金だったら、今頃億万長者になってるよ(笑)。

他のコラボ・バンドには負けたくなかった

──そう言えば、柴田さんは最近のアー写でザ・フーのTシャツを着ていたし、6月の"MELON LOUNGE"では『Baba O' Riley』をDJで掛けていましたね。

柴田:はい。自分でTシャツを着ていてその音楽を知らないのは恥ずかしいから、Tシャツを期に勉強しました。

加藤:いい心懸けだね(笑)。フーは永遠ですよ。

──斉藤さんはコレクターズに対してどんな印象を持ちましたか。

斉藤 瞳:私はロックというジャンルがそんなに詳しくないので失礼に当たるとイヤなんですけど、ビートルズさんっぽい路線がイメージとして思い浮かびましたね。

加藤:世界のビートルズに"さん"を付けるところがいいね(笑)。斉藤さんはウチのおふくろと実家が近くて、親近感を覚えたんだよね(笑)。

──加藤さんが女性グループに楽曲を提供するのは、BOYSTYLEの『BOYS BE STYLISH!』と『正義の恋』以来ですか。

加藤:そうだね。演奏まで含めた楽曲提供は藤井フミヤの『JOIN TOGETHER』以来2度目だね。

──両者のコラボレート楽曲『青春・オン・ザ・ロード』は、メロン記念日の世界観を踏まえた上で楽想を膨らませたんですか。

加藤:事前にCDをじっくりと聴かせて頂いたんだけど、俺には従来のような楽曲は書けないと思ったんだよ。ただ、今回の"ロック化計画"の意図はよく判っていたし、ビークルやニューロティカ、ミドリといった自分たちのライヴァルの仕事振りが気になっていたね。それでメロン記念日のライヴに足を運び、ライヴァルの仕上げたCDを聴いて曲調が重ならないようにした。何より、彼らよりもいい作品を作りたいと思ったね。どうしても負けたくなかったし、メロンのファンが聴いた時に"やっぱりコレクターズが一番良かったね"と言われるような作品を作りたかった。それと、俺たちが手掛ける以上は60年代のモッズ・フィーリング的なものとか、70年代の終わりのネオ・モッズ的なパンキッシュな感じとかをどこかに滲ませておかないといけないと思ったから、2曲ほどデモを作ってみたんだよ。それが最後まで揉めたんだよね。"A"がいいか"B"がいいかで。

──もう一方の候補曲はもっとアッパーな感じだったんですか。

古市:ロネッツの『Be My Baby』とか、モータウンっぽい感じもあったね。

加藤:一聴して60年代のテイストがあるようなね。事前に聴いた3枚のコラボレート・シングルに足りないものを補うシングルを作りたいと思ったんだよ。それが60年代テイストとは全く関係のない泣きのあるメロディックな部分だったので、ロネッツ的なものは敢えて避けたんだよね。それで、パワー・ポップで泣ける感じのネオ・モッズっぽい方向へシフト・チェンジしたわけ。

大谷:この『青春・オン・ザ・ロード』はデモの段階で"B"だったんですけど、メンバーは満場一致で"B"だったんですよ。

加藤:多分、"B"の一部に歌詞が付いていたからだと思うんだよね。"A"は全くのメロディだけで、ハナモゲラ語で唄っていたからイメージしか浮かばなかったと思うんだけど、歌詞が付くといきなり引き摺られるものがあるんだよ。プロデューサーの仁さんにも「片方に歌詞を付けて聴かせちゃダメだ」って怒られたんだよね(笑)。「加藤君の歌は歌詞が付くと瞬間的に変わるから」って。

斉藤:でも、私たちにとっては歌詞云々と言うよりもメロディ・ラインの印象が凄く強くて、一度聴いただけでそのラインが耳に残ったんですよ。"B"のほうがライヴでみんなと一緒に唄える楽曲になるんじゃないかっていう判断だったんです。

加藤:ああ、なるほど。リフレインの繰り返しは"B"のほうが覚えやすかったからね。ちなみに、仁さんは"A"がいいって言ってて、コータロー君はメロンのメンバーと同じく"B"だったんだよ。結果的には"B"にして良かったと思うね。コラボで激しいのが3枚続いたし、ロック=激しいっていうのもちょっと違うと思うし。

グループの生き様みたいなものを封じ込めた楽曲

──タイトルにある"オン・ザ・ロード"は、ビート・ジェネレーションの最高傑作と称されるジャック・ケルアックの自伝的小説へのオマージュですよね?

加藤:そうだよ。君、判ってるじゃん!(笑) "オン・ザ・ロード"だけだと文字通りケルアックの『路上』になってしまうし、『路上』なんて今時誰も知らないだろうなと思ってね。ひとつ両者に共通しているのは、長いこと活動を続けていることなんだよ。彼女たちはアイドル・グループを10年、俺たちはロック・バンドを23年続けているからね。アイドルを10年続けるのはロック・バンドを20年続けるくらい大変なことなんじゃないかと思うし、そういう気持ちを込めた歌を作りたかったわけ。歌詞の中では"あなたとわたし"ってことになってるんだけど、"オン・ザ・ロード"を仲間同士でバイクに乗って行く感じにしたかったんだよ。みんなと過ごして楽しい時期もあったし、悲しい時期もあった。そのうちの誰かひとりが欠けてもひとりぼっちになったみたいで寂しい...そういうニュアンスを込めたかったんだよね。何と言うか、グループとしての生き様みたいなものを封じ込めた曲がひとつくらいあってもいいんじゃないかと思ったし、それを作れるのは多分俺だけだと思ったんだよ。

大谷:おお〜!

加藤:"青春"を頭に付けたのはそういう意味なんだよね。青春って若い頃の特定の時期を指すでしょう?

──『さらば青春の光』でモッズたちがロッカーズと決闘すべくヴェスパに乗ってブライトン・ビーチへ向かうシーンを連想しますね。

加藤:あの狂騒も最後は儚く終わるじゃない? そんな刹那的なものを歌にしたかったんだよ。

──両者とも一貫してストリートに根差した活動をしてきたからこそのタイトルなのかなと思ったんですよね。

加藤:俺たちもいつまでもストリートにいたかったわけじゃないけどね(笑)。ストリートじゃなくスタジアムにいたかったよ。『青春・オン・ザ・スタジアム』という歌を作りたかったくらい(笑)。

──これまでの"ロック化計画"とは肌触りの異なる楽曲だし、メロンの皆さんにとっても新鮮だったのでは?

村田:加藤さんが仰ったように今までのメロンの楽曲にはない曲を頂きましたし、時期的にも泣きのメロディと秋のセンチメンタルな部分がぴったり合ってると思いますね。

──歌のパートの振り分けはどう決めたんですか。

加藤:いつもは先に振り分けていると聞いたんだけど、今回はまず4人に5トラックくらい唄ってもらって、歌を噛み締めてもらってから振り分けをしたんだよ。

──柴田さんの唄う比重が若干多いですよね。

加藤:ビークルとニューロティカの曲は斉藤さんと大谷さんがメイン的なイメージが自分の中にあって、ふたりの声は太い感じだからアッパーな曲には向いてるんだよね。でも、『青春・オン・ザ・ロード』はもうちょっと線の細い声が合うと思ったので、柴田さんにスポットを当てたんだよ。

──サウンド面で気に留めたのはどんなところですか。コータローさんの情感豊かなギター・ソロが個人的にはグッと来ましたけど。

古市:あれは後で録り直したんだよね、休日出勤して(笑)。

加藤:俺とコータロー君が考えるロック感っていうのが、みんなが聴くと意外と普通なんだよ。フーとかローリング・ストーンズとか如何にもロックンロールなバンドの昔のレコードを聴いてもらうと判るんだけど、ギターの音って余り歪んでないんだよね。ヴォーカルの声や醸し出すフィーリングが凄いロックで、演奏は思いのほかオーソドックスなんだよ。俺たちもそんな感じでやってるから、最初のオケは『Jumpin' Jack Flash』みたいな気持ちで心地好くやってたんだけど、ミック・ジャガーみたいな人が唄わないとどうもロックに聴こえてこなかったんだよね。それでオアシスみたいな判りやすい90'sブリティッシュ・ロック系のサウンドにシフト・チェンジしたわけ。コータロー君のギター・ソロも最初はもっとブルージーな渋い感じだったんだけど、オケが激しくなったのでもう一度録り直すことにした。音を歪ませて、早弾きも入れてもらって。


プラネット=星がナンタラコンタラ!?

──じっくりと聴かせる曲だから、歌入れに苦戦した部分もありましたか。

大谷:初めて唄わせて頂いた時にめっちゃヴィブラートを入れたんですよ。そしたら、演歌みたいに小節が回っちゃう系になっちゃったんです。ゆっくりな曲が久々だったのと、ゆっくりな曲だと何かしなくちゃいけないという思いがあってつい過剰に唄っちゃうんですけど、お洒落なサウンドの中にはトゥー・マッチと言いますか、自分で聴いても違和感がありまして。本番のレコーディングでは加藤さんからも「ヴィブラートしないで唄ってみて下さい」と言われて、加藤さんを信じてナチュラルに唄ってみたら、ちゃんとサウンドに溶け込んだ歌になったんですよね。

加藤:もっとペッタリ唄ってもらったほうが洋楽っぽく聴こえるんだよ。それは俺以上に仁さんが言ってたんだよね。でも、唄い慣れてるからペッタリ唄うのは大変だったんじゃない?

大谷:確かに、最初に不安はありましたね。

柴田:何年もリズムを刻んだ唄い方だったし、今回は落ち着いたミディアムの曲を頂いて、いい意味でノリだけでは唄えない歌を勉強できましたね。そのぶん歌詞の情景を凄く鮮明に思い浮かべながらレコーディングできたし、考えていた以上に歌詞に思いの丈を込めることができました。

──同じ聴かせる系の『香水』とも違う歌のアプローチだったんですか。

柴田:そうですね。『香水』は最近のライヴではミディアムな感じで唄ってますけど、レコーディングの時はリズムを刻んで唄ってましたからね。『青春・オン・ザ・ロード』のほうが唄うのは難しかったですよ。

村田:ハモもたくさん録って頂いて、出来上がったのを聴いたらハモに凄く厚みを感じたんですよ。凄く新しいなと思いましたね。

加藤:ハーモニーは凄く綺麗だったね。せっかく4人いるんだから、ちゃんとハーモニーがあったほうが格好いいじゃない? そういう部分は仁さんとふたりでかなり練ったんだよ。自分でも凄くいい歌だなと思うね。自分が唄うよりもいいんじゃないかと思ったくらいで(笑)。

──加藤さんのコーラスも大きな聴き所のひとつですよね。

加藤:自分の声が郷ひろみに聴こえてしょうがないんだよ(笑)。

大谷:エーッ、そうですかね?(笑)

村田:もう一度聴いてみよう。

加藤:うん、聴いてみてよ。自分では唄い方を変えてるつもりなのに、何度唄っても郷ひろみになっちゃってさ(笑)。何でだろう?

古市:要するに、ひろみの音域なんだろうね(笑)。

加藤:そうだね。いつもはメイン・パートを唄うから、ひろみ音域を超えてるわけ。それが今回はちょうどひろみポイントに入っちゃったんだね(笑)。

──『青春・オン・ザ・ロード』をコレクターズ単体で発表することは考えていませんか。

加藤:女の子の気持ちで書いた曲だからね。でも、女の子の気持ちで書いても、実は女の子ってそんな気持ちじゃなかったりするんだよね。

斉藤:いや、『青春・オン・ザ・ロード』はそんなことなかったですよ。

柴田:凄く感情移入しやすかったですね。

大谷:まぁ、"プラネット"が何か判らない事件が勃発しましたけどね(笑)。

加藤:そう、大谷さんは"プラネット"の意味が判らずに唄ってたんだよね(笑)。歌録りが終わった後に「"プラネット"ってどういう意味ですか?」って訊かれてさ(笑)。

大谷:プラネタリウムみたいなものかな? と思いながら唄ってました(笑)。星がナンタラコンタラみたいな感じなのかな? と(笑)。

──今回のレコーディングを通じて、これまでコラボレートしたバンドにはない部分をコレクターズに感じたりは?

村田:包容力ですかね。レコーディングって凄く緊張するものなんですけれども、コレクターズさんはMCみたいな面白い雰囲気作りをして下さったので、とてもリラックスをさせて頂いたんですよ。

加藤:そこが俺の一番いいところで、褒めて育てるのが流儀なんだよ。と言うのも、俺がこの世界に入った当時はレコーディングでずっと怒られてばかりだったんだよね。ファースト・アルバムを録ってる時なんて、歌をスイッチングでは選ばせてくれないんだよ。パンチ・インでしか直さないって言うわけ。それじゃないと練習にならないって。いやいや、俺は別に練習しに来たわけじゃないんだけどって言ったんだけど(笑)。こっちも根性は入るけど、それで必ずしもいい歌が録れるとは限らないからね。

古市:ギターだって、「直すと1回50円」って言われたんだから(笑)。


"MELON LOUNGE"はお洒落でお上品な気分で

──来たる"MELON LOUNGE"では双方が双方の楽曲を唄うパートが設けられるそうですね。

加藤:普段のライヴは生演奏でやってないと聞いて、何曲かメロンの曲をバンドで演奏して唄ってもらうのも面白いんじゃないかなと思ってね。

──メロンに合うコレクターズのレパートリーはどんな曲でしょうね?

加藤:ポップな曲が多いから、意外と何でも合うんじゃないかな。ただ、声がみんな俺よりも高いからキーを設定し直す必要があって、それが大変と言えば大変だけどね。

──ベタですけど、個人的には『世界を止めて』をセッションで聴いてみたいですね。

村田:私の友人からも「『世界を止めて』が聴きたいな」というリクエストが来ましたよ。

加藤:難しいんじゃないかな。あの曲を唄えるのは俺と松崎しげるくらいだから(笑)。まぁ、純粋に楽しみだよ。コラボレーションのライヴって余りやったことがないからね。

大谷:今度の"〜LOUNGE"はいつもと場所が違うんですよね。メロンがアストロホールでライヴをやるのは初めてのことなんです。

加藤:コレクターズも実は初めてなんだよ。メロンのお客さんは普段お目に掛かる人たちじゃないから、どういうご挨拶をしたらいいのかちょっと心配なんだよね(笑)。

柴田:MCが楽しみです(笑)。

村田:お客さんが凄く喋り掛けてくると思いますよ(笑)。

──最後に、メロンの皆さんから今度の"〜LOUNGE"へ足を運ぶヲタもだちにメッセージをお願いできますか。

大谷:私たちも実際に現場へ行かないと判らない部分があるし、今まで"〜LOUNGE"を見に来られた方でも全然見え方が違う"〜LOUNGE"になると思うし、一風違った"〜LOUNGE"にしたいと思いますね。『青春・オン・ザ・ロード』は今までのコラボ作品と一風違うわけですから。

村田:"NP"(泣けるポイント)は生で聴くと、よりパワーを増すと思うんですよ。ハモの厚みを再現するのは難しいかもしれないですけど、そこはちゃんと届けたいですね。

柴田:いつも"〜LOUNGE"をやってるO-EASTよりはコンパクトだし、一体感も変わると思うんですけど、コレクターズの皆さんとご一緒させて頂く以上はお洒落でお上品な夜にしたいですね(笑)。そういう時間を過ごしたいなと思います。コレクターズさんのライヴを何度か見させてもらったんですけど、その帰り道はお洒落でお上品な気分になれるんですよ。お客さんにもそんな気分になってもらえたら嬉しいですね。

加藤:まぁ、1弾目と2弾目が下品すぎたからね(笑)。

斉藤:コレクターズさんは凄く大人の雰囲気を醸し出していて、そこが自分にとって最も欠けている部分なんじゃないかと今回指摘された気分なんですよ。もともと強い声質なので、『青春・オン・ザ・ロード』は唄い方ひとつを取っても凄く難しかったんです。そういう難しい曲でもきちんと唄えるようにならなくちゃダメだなと痛感したし、コレクターズさんのお客さんも大人な方たちが多いでしょうから、そういう人たちにも受け入れてもらえるグループにならないとこの"ロック化計画"は広がっていかないと思うんです。今度の"〜LOUNGE"はいつもと違うタイプの方たちも見て下さる絶好の機会なので、自分たちの持ち味をしっかりと出せるライヴにしたいですね。

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メロン記念日ロック化計画第4弾
メロン記念日×THE COLLECTORS
青春・オン・ザ・ロード

TGCS-5828 / 800yen (tax in)

01. 青春・オン・ザ・ロード
02. 青春・オン・ザ・ロード(Instrumental)
作詞・作曲:加藤ひさし/編曲:THE COLLECTORS&吉田 仁
10月21日(水)、全国のタワーレコードで限定発売!!
今後発売予定のコラボ作品を含めた5作すべてをタワーレコード店頭で購入した方のみ、5作連続購入者特典「オリジナルCDボックス」をプレゼント!
そして…10月17日(土)の“MELON LOUNGE”(原宿アストロホール)にて先行販売します!(会場購入者限定特典あり)

LIVE INFOライブ情報

MELON GREETING
日時:10月15日(木)
会場:Shibuya O-EAST
時間:開場 18:00 / 開演 19:00
料金:オール・スタンディング ¥4,000(別途ドリンク代¥500)
出演:メロン記念日/スペシャル・ゲスト:Buono!/ゲスト:つつみかよこ
問い合わせ:オデッセー 03-5444-6966(平日 11:00〜18:00)

MELON LOUNGE
日時:10月17日(土)
会場:原宿 アストロホール
時間:開場 18:00/開演 18:30
料金:オール・スタンディング ¥4,000(別途ドリンク代¥500)
出演:メロン記念日 / THE COLLECTORS
問い合わせ:オデッセー 03-5444-6966(平日 11:00〜18:00)

千葉LOOK 20th ANNIVERSARY
『ヨロPクIチュ→(読み:ヨロピク・アイ・チュー)』
日時:11月18日(水)
会場:千葉 LOOK
時間:開場 18:00/開演 18:30
料金:前売 ¥2,500 / 当日 ¥3,000(別途ドリンク代¥500)
出演:メロン記念日 / ニューロティカ / BEAT CRUSADERS
問い合わせ:LOOK 043-225-8828(15:00〜22:00)

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