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INTERVIEW

トップインタビュー【復刻インタビュー】急行(2005年2月号)- バカの世界は果てしなく奥深い!?

バカの世界は果てしなく奥深い!?

2005.02.01

音楽から始まり、ネット、お笑い、出会い系...等々、ホントわけのわからないくらい幅広いジャンルに手を出している急行。ロフトプラスワンへの貢献度も異常に高く、ある意味影のプロデューサーと言えるのでは...。そんな急行が最近大ブレイクさせた人気イベント「オールザッツバカ映像」がなんと二日間連続で開催! バカの世界は果 てしなく奥深い!?(interview : 北村ヂン)

──急行というと、最近本当に色んなことをやってますけど、そもそも音楽とかやってたのに、どうして合コンの司会とかにまで手を出すようになったんですか。
 
急行:一番最初は、プラスワンがこっちに移ってきた時、ちょうどボクが20才くらいの時だったんですけど、周りの連中と「クラブイベントをやろう」っていう話になって、どこかいいハコないかって探してたんですけど、どこも結構高いんですよ。で、そんな中、仲間が探してきたのがロフトプラスワンだったんですよ。ちょうど新装開店だし、安く借りれるらしいっていうことで、イベントをやらせてもらったんですね。それで、ウチにセーラーチェーンソーっていうVJ集団がいるんですけど、普通 のVJっていうとCGだとか幾何学的な模様とかを使うんですけど、セーラーチェーンソーはビデオの逆再生だったりとか、面 白映像系をやっていたんですよ。そこをプロデューサーの横山さんに見初められて「色んなイベントやってごらん」って言われたのが始まりですね。時を同じくして、付き合いのあったDATゾイドさんがトークイベントをやりたいって言っていて、バカ漫画を紹介する「電撃ボディー」とかをやったりして。気がついたらボクはDJよりも司会の方が上手くなっていたという…。
 
──司会、やたらとやってますもんね。
 
急行:そうですねー。電撃ボディー、プラスワン大合コン、プラスワンゴングショー、ネット系だと2ちゃんねるナイト、FLASH★BOMB、みんなきてKOIKOIとか…。
 
──そもそもは音楽をやりたい人だったんですよね。
 
急行:もともとは歌でメシを食いたいと思ってました。思いっ切り、キャーキャー言われたいと思ってたんですけどね。でも、なかなかうまくいかなくて…。酒と女を覚えてからうまく行かなくなりました(笑)。
 
──それが、いつのまにやら司会者に転向してしまったと。
 
急行:だから最近、プラスワン以外でもあちこちで頼まれて司会やってますからね。…結婚式の司会までやりましたし。
 
──結婚式まで…。色々やってますけど、最終的には何がやりたいんですか。
 
急行:ボクは…プラスワンを乗っ取りたいですね(笑)。とにかくプラスワンものすっごく好きなんですよ。自分の興味のあるイベントが多いし、楽しいお酒が飲めて、お客さんとの距離も近いし…。とりあえず近い目標でいうと、毎月イベントをやりたいんですよね。
 
──今でも毎月やってるんじゃないですか。
 
急行:まあ色々やってはいるんですけど、「急行の~」みたいな冠イベントをやりたいんですよね。まだ自分はそこまでスキルがないですけど、いずれはやりたいですね。あとはロフトプロジェクトのハコ全店舗出演っていうのも狙ってるんですけど。
 
──あとシェルターとネイキッドですね。まあ全店舗制覇しても全然偉くはないですけどね。
 
急行:確かにくだらないこだわりですけど、ロフトにそういう伝説を残したいんですよ。かつてボクの大好きなニューロティカがロフト10Daysやったみたいに、ボクもプラスワン7Daysとかやってみたいです。
 
──3月には7Daysへ向けての布石としての「オールザッツバカ映像」2Daysがありますよね。
 
急行:そうですね。一日目はいつも通りの映像メインの日、二日目はバカネタの日ですね。インターネット系のネタとか裏グッズとかアダルトグッズとか、とにかくバカな物を紹介する日に分かれてますね。
 
──昔からバカな物とかバカ映像っていうのは好きだったんですか。
 
急行:好きですね。山ほどため込んでますよ。一緒に司会をやってるセラチェンの春山くんもそういうの沢山集めてて、マニアックなビデオとかすごい持ってたりして、そういう所で話が合うんですよ。
 
──今までのイベントでの傾向としてはバカ外人系のネタが好きみたいですけど。
 
急行:外人好きというか、ボクはネットから拾って来てるんで、どうしても外人ものが多くなっちゃうんですよ。あと基本的にアメリカの白人ってバカじゃないですか、その辺を狙っている所はありますね。
 
──ああいう映像って何のためにネットにアップしてるんですかね。
 
急行:大体二つあって、狙って作って自分の名前を売るために自らアップしているというパターンと、本当にプライベートな映像がハプニングで流出しちゃったっていうパターンがありますね。いわゆる「スターウォーズキッド」なんかがハプニングの代表なんですけど、ボクはハプニングな映像の方が好きですね。
 
──最近ってああいうハプニング映像って出て来てるんですか。
 
急行:画像のコラなんかは沢山あるんですけど、動画はあんまり出てないですね。スターウォーズキッドは本当に奇跡的なムーブメントでしたよ。あと、木曜洋画劇場の予告編ですね。あれはスゴイですよ! 先日「オーケンののほん学校」に出演して、あの水野晴郎先生にも観てもらったんですけど「いやーバカ映像も本当にすばらしいですね」って言ってもらえて本当に嬉しかったです。
 
──水野晴郎からもみとめられたと。バカ映像も遂にそこまで来ましたね。
 
急行:続けてみるもんですね。でも、一回目は正直微妙だったと思うんですよ。みんな「バカ映像」っていう言葉をあんまり理解出来て無くて、あやふやな映像が多かったと思うんですね。で、そのイベントに来てた松本さんっていう人が「これだったらオレにも出来るだろう」っていうことで、その日から毎日夕方のニュース番組を録画し始めたんですよ。その中で電撃走るような映像と出会って、そのビデオを持って第二回に参加したという。それがあの伝説の、青森の警察署長の息子の幼女犯罪事件の映像ですよ。あれで一気にイベントの方向性が決まったんじゃないですかね。その後も「架空請求業者と戦うイマイさん」とか、すごい映像を発掘してきて…松本さんがいなかったらここまで続かなかったんじゃないかなって思いますね。
 
──あの人はスゴイですよね、アレ観た後にボクも横山さんもビデオ録りまくるようになったんですけど、やっぱり録ることは出来てもチェックする時間がないんですよね。
 
急行:でも最近じゃ、お客さんも飛び入り参加ですっごい持ってきてくれますからね。別 に名誉も地位ももらえる様なイベントじゃないのに、皆すごいなーって思いますね。
 
──ネットにアップしてる人もそうですけど、自分が面白いと思った映像を皆で共有したいんでしょうね。
 
急行:そういう感覚は大事にしたいですね。で、次はバカネタを押していきたいです。バカ映像っていつか尽きちゃうんじゃないかって思ってるんですけど、バカネタはまだまだ無尽蔵にありますからね。バカなゲームとか、Tシャツ、海外のバカグッズとか…。ボクはバカヤフーオークションを紹介しようと思ってます。バカな出品物って沢山あるんですよ。去年の夏に2ちゃんねるナイトでバカ出品物をその場で落札したんですけど、その時に落札したのが「面 白い鉄」「板」っていうのだったんですよ。で、面白い鉄って一体なんなんだろうって思ったら、本当に波打ち際に打ち上げられたただのクズ鉄だったんですよ。3500円くらいで落札したんですけど、怖くってまだ開封してないんですよ
 
──何のために落札したんだという。
 
急行:それをバカネタ紹介の日に遂にオープンしようと思ってます。
 
──おおっ。それじゃ、最後に。
 
急行:映像でいうと、本当に普通に撮ったホームビデオとか欲しいんですけどね。多分、普通 の家庭のビデオの中にすごいバカなのとかあると思うんですよ。ネタでいうと地方のバカなスーパーの広告とか、ラブホテルのノートとか…とにかくバカだと思ったら何でも持ってきてくれたら嬉しいですね。後は、バカネタ以外にも、それとは別 にバカな人も来て下さい!
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