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INTERVIEW

トップインタビュー【復刻インタビュー】asian gothic label(2005年1月号)-満を持しての2タイトル、リリース!!

asian gothic labelより満を持しての2タイトル、リリース!!

2005.01.01

 2003年12月8日(月)、場所は今は無き新宿LIQUIDROOM。そこでthe band apartの"smooth like butter tour Final!"が行われた。ライヴの盛り上がり絶好調の中、MCでVo.荒井氏の口から放たれた「自分達でCD出します」という言葉は会場にいる全ての人に衝撃と感動を集めた。それを実現させた記念すべき2004年12月22日。自身の運営するasian gothic labelより2タイトルがリリースされた。1年数ヶ月振りのリリースとなるthe band apartのシングル『RECOGNIZE ep』、そして彼らがリスペクトするmock orange(USA)の国内盤3rd アルバム。"official bootleg vol.004&smooth like butter tour"の合間で行われた彼らの楽しげな、そして心から音楽と友達を愛してやまない素顔のインタビューをご堪能下さい。(text:加藤恵美子 interview&translation by 奥村明裕)

mockの音楽はカッコ良過ぎて全身が痙攣

──初めに、基本的なところでバンアパとmockの出会いから教えてもらえますか。
 
原(B):mockと出会ったのは……何年くらい前だろうね。
 
木暮(Dr):5年くらい前じゃない? 最初は俺がタワーレコードでたまたま試聴して、それで即買いして。みんなにも聴かせたら気に入ったんだよ。
 
原:痙攣に痙攣を重ねたからね、カッコ良過ぎて。全身が痙攣。で、NOFXのツアーでmockが来た時に池袋のHMVにインストア・ライヴで来るってことになって。そんでハンパねーっつってみんなで観に行って。終わってから楽屋に入ってって自分達のデモを渡してメアドを交換したのかな。
 
Joe(G&Vo):そっか、HMVのインストア・ライヴに観に来てくれたんだったね。NOFXのツアーに呼ばれた時は変な感じだったな。だってNOFXってスゲービッグなバンドでパンキッシュで、僕らはそうじゃないから(笑)。でも凄く楽しかったよ。その当時はバンアパは結成されてたの?
 
川崎(G):うん、まだCDを出す前だったけど。
 
Joe:そのインストア・ライヴのことは覚えてるよ。でも、その時君達と話したかなぁ?
 
木暮:したよー。俺はJoeとHeathと話した。
 
Joe:そっか。そのショーは僕らにとって初めての日本のショーで、かなりナーバスだったんだよ。だって僕らはインディアナから来た、ただのみじめなホワイト・ボーイズなんだから(笑)。
 
Heath(Dr):日本語も『コンニチワ』しか知らなかった。
 
Joe:そうそう(笑)。その時確かにたくさんの人達と話したんだけど、バンアパと話をしたのかどうか、ちょっと記憶があやふやなんだ。たぶんそれは僕らがナーバスだったからだと思う。そのツアー全体の記憶も何となくぼんやりしてるから。
 
Heath:ずっと時差ボケだったし、そもそも4日間しかいなかったからね。
 
Joe:うん。で、その2年後くらいに僕らを日本に呼びたいっていうメールが来て。最初は何でバンアパが僕らを日本に呼ぼうとしてくれているのかが全然判らなかったんだ。
 
木暮:『K. AND HIS BIKE』ツアーの時にいよいよmockを呼ぼうってなって、メールをしたんだよ。
 
──うんうん。Joeはバンアパから最初にお誘いのメールを受け取って、どう思った?
 
Joe:一番最初のメールはただ『mockを日本に呼びたい』って内容のことが書いてあるだけで、驚いたと同時に『一体これはなんなんだろう?』って感じでちょっと疑ってた部分もあったんだ。だってアメリカから日本にライヴしに行くって、なかなかの大仕事だよ? 費用もかかるしさ。だからバンアパがそのことに対してどれくらいシリアスに考えてるのかってことが判らなかったんだ。
 
Heath:飛行機のチケットが手元に届くまで完全には信じられなかったな。
 
Joe:それでまずバンアパのCDを送ってくれって頼んで、それを聴いて、もう、何と言うか……今までに聴いたことのなかったサウンドで。
 
Zack(B):全くの新しいサウンドだった。
 
Joe:ホントに。ロックなんだけど、ダンス・ミュージックの要素もあって。
 
Heath:ジャクソン・ファイヴみたいなね。
 
Joe:うん。ベース・プレイが凄くグルーヴィで。『K. AND HIS BIKE』には本当にいろいろな要素が詰まってて、“オリジナル”って言葉こそふさわしいと思う。メンバーも同じように思ってて、それで日本に来ることになったと。
 
──凄い誉められてるよ。
 
原:ファック・ユー。
 
Joe:で、去年の11月に初めて日本に呼んでもらって、その一番最初のショーで僕らはなかなかいいプレイが出来たと思ってて、その後でバンアパのライヴを観たら……。
 
Zack:もっと練習しないとって思ったね(笑)。
 
荒井(G&Vo):ないない(笑)。誉めすぎだね。
 
Joe:いや、マジで良いライヴ・バンドだと思うよ。僕らは結構キャリアも長いし、それなりにライヴも重ねてきたからなかなか良いライヴ・バンドなんじゃないかと思ってたんだ。少なくともシラフの時は(笑)。けど、バンアパとやって考え方が変わったな。
 
Zack:僕らはバンアパがやってる時、ステージの袖で踊ってさ(笑)。何より彼らのプレイをライヴで観れるってことが嬉しいな。
 
Heath:そうだね。実際に彼らと会ってみてウマも合ったし、エーイチ(木暮)が英語上手いから助かったね。ツアーの最後のほうは言語なんて関係なく、凄く良い友達になってたよ」 Zack「バンアパもみんな英語が上手くなってきたからね。原はもう目を見るだけで何考えてるか判るよ。
 
原:アスホール。
 
──じゃあバンアパは最初にmockと対バンした時はどうだった?
 
荒井:いつも聴いてたものを目の前でやられたから、まぁ普通 に感動したよ。スゲーあがったの覚えてる、「ヤベー!」って(笑)。
 
原:ヤバかったね。ひざから崩れ落ちた。
 
Heath:スイマセン。
 
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