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INTERVIEW

トップインタビュー【復刻インタビュー】フラワーカンパニーズ(2004年10月号)- 2004年の5大ニュース

フラカン、2004年の5大ニュース

2004.10.01

 今年の4月でフラワーカンパニーズは結成15周年! ということだったんですが、6月に行われたワンマンでのMC"もう15周年って言うのはやめる" という言葉もあったように、記念に囚われることなく進み続けるフラカン。ツアーに次ぐツアーの中で生まれたニュー・アルバム『世田谷夜明け前』という傑 作も出来上がったばかりの彼らに、(まだ10月ですが)今年の5大ニュースを挙げて頂きました。今年だけでもかなり仰天なエピソードの数々が! (interview:和田富士子)

1. 8月27日 クラブチッタ流血ライブ

マエカワ:まずは、なんと言っても8月27日のチッタの流血ライブでしょ。
 
鈴木:それさえも忘れてたよ、俺。
 
──昨日のことは、去年のことですね(笑)。流血、見た目が相当すごかったと伺ってますが。
 
マエカワ:強烈だったよ。お客さんの引き方とか、あれが当たり前だもん。“大丈夫、大丈夫、痛くないから”ってあんな顔で言われても……。
 
鈴木:“血が出てるってことは大丈夫だから”って言ってんだけど、引きまくってる(笑)。
 
竹安:血がね、ダラーッていうよりはプシュって吹き出してね。
 
──うわー……。
 
小西:この歳になると誰かが怪我をして血が出るっていうのを見ることがなかなかないから。すごい久しぶりに血を見た感じ。
 
マエカワ:フラカン15年の歴史で救急車に運ばれたのは、大阪のイベントの時に俺がステージから落ちたのと、これで2回目。大阪も本番だったけど怪我しているのを見たのは裏方の人とかだけで。でも、今回は舞台の上だし、お客さんが見てるじゃない。ライブ中になんか血が出とったから、これけいくんだなと思って演奏中見に行ったら目の上がぱっくり三日月に割れておったから、うわ厳しいなって思って。
 
──でもライブは最後までやったんですよね?
 
マエカワ:やったよ。もう苦笑いだけど。まぁ、ほんとに無理だと思ったらもちろん辞めとったけど。
 
鈴木:誰かスタッフとか止めに来たら辞めてたと思うけど、誰も何も言わないし、横で笑っているしさ(苦笑)。“あ、じゃこれはこのまま続行するんだな” と思ってやったんだけど。
 
──さすが(笑)。でも、なんか生きてるって感じがしていいですね。ちなみに曲は何だったんですか?
 
マエカワ:『深夜高速』。“♪生きててよかった”だよ。上手く出来とるでしょ?
 
鈴木:サビの途中で切れて。演出みたいでしょ?
 
マエカワ:演出だと思った人もおるんだよ。そんなベタな事はさすがに俺らもやらんし。
 
──いやいや。でも無事で何よりでした。
 

2.4月29日 “鈴木圭介生誕35周年記念”ライブ

マエカワ:4月29日の名古屋のライブ“鈴木圭介生誕35周年記念”これはすごかった。もうフジロックのグリーンステージでやってもいいくらい。(うつ みようこ&)YOKOLOCO BANDやって、斉藤(和義)くんやって、俺らやって。で、けいくん・斉藤くん・ようこちゃんっていうのもやって、最後全員でセッションしたの。最後の セッションがほんと素晴らしかった。お客さんの顔も、出演者の顔も、多分最高の顔だったんじゃないかっていう。このままこのバンドで全国ツアー出れたらいいのにっていうくらい。
 
竹安:人前でやっているというよりステージ上が楽しくてね。演奏しているのを本当に心の底から楽しんだっていう。
 
マエカワ:もうその道で俺らが思う最高の人なんだよね。ただの友達とかじゃなくて、プレイヤーとかシンガーとしてのさ。だからやっとって楽しいしさ。途中で一回弾くの辞めたくらい(笑)。人も多いし、音も多いじゃん。
 
竹安:ツインドラムがあって、キーボードもあって、ようこちゃんがコーラスとって。何しろすごかったよ。
 
マエカワ:15年やってるけど多分一番いい企画だったと思うよ。いろんな企画やって大成功だって思うのも沢山あったけど、その中でもこれはダントツだね。
 
鈴木:セッションって今までももちろんノリノリで楽しくやったやつもあれば、実は半分嫌々出たやつもあるし、居づらーい時もあった。でもこの時は久々にセッションで楽しい感じでね。他のメンバーも気を遣わない人だったし。これはすごく楽しかった」。
 
マエカワ:で、たまたま名古屋におったニートビーツのメンバーも最後入ってきたりね。
 
──盛大なお祭りだったんですね。
 
竹安:休憩なしで4時間にわたってね。
 
──4時間!!
 
鈴木:これがあったから、もう15年気分がないんだよ。出し切っちゃった。
 
マエカワ:そうだねー。15周年っていうことでは、その前のシェルターと名古屋が15周年の特別なライブに考えとったから。
 
鈴木:名古屋っていうのが、ミソだね。15年っていうのがあって名古屋なんだけど、まぁ普通 だったら東京でやるじゃん、これ。これを名古屋でやってるっていうところが。
 
マエカワ:いち地方でやっちゃうっていう。別に名古屋が実家だからっていうそういうことでもなくてね。
 
鈴木:そういうことを東京だけでやるとは限らない。
 
マエカワ:常々ね、東京に住んどきながらさ、東京集中は──まぁいいんだけど、もっとね、地方にいろんな楽しいことが散らばった方がいいなって。なかな か行きにくいところもあるけど、でもそういうところにいって、活性化させていった方が発見もあるからね。こんな小っこい街だけど、人が来るんだな、盛り上がるんだっていうのがあったらやっぱり行った方がいいよね。
 
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