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INTERVIEW

トップインタビュー【復刻インタビュー】PEALOUT(2004年9月号)- 今宵限りの楽しみを自分らでもやりたいから

今宵限りの楽しみを自分らでもやりたいから

2004.09.01

 先月に引き続き、2ヶ月連続ピールアウト特集!! メンバー全員インタビューとなった今回、聞き手役にはピールアウトと音楽趣味嗜好が最も近いロフト プラスワン店長・シンスケ横山が登板。同世代ならではの視点で今現在のピールアウトをより魅力的に引き出します!(interview:シンスケ横山/text:和田富士子)

近藤くんfrom……

──フジ、お疲れ様でした。
 
高橋浩司(Dr):お疲れ様でした。
 
岡崎善郎(G.B):楽しみました。
 
──高橋くん間に合ったんだ?
 
高橋:ん?
 
──近藤くんがやる前に高橋くんに会って。“間に合うの?”って聞いたら、“どうしても牛タンが、牛タンが!”ってずっと言ってて。
 
岡崎:本当はいなかったんでしょ?
 
近藤智洋(Vo.B.P):いなかったよね?
 
高橋:いたっつーの。だって俺牛タン我慢して……近藤くんのライブみながら、急いで食べて。
 
近藤:喰いながら見たんだ、俺のライブを。
 
岡崎:ひっどいねー。
 
高橋:だって冷めちゃったら困るじゃん。
 
──でもあの司会の人……ほんとピースな人で(苦笑)。“ここにある食器とか、去年のフジのやつをリサイクルして使われて、みんなの元に戻ってくるって ことだよね。ピースで。じゃ、次のライブは近藤くんfrom【パールアウト】!”って(笑)。なんかコントみたい。
 
近藤:【パールアウト】って。
 
──米じゃないって。
 
高橋:誰かつっこんだ方がよかったね、あれね。
 
──でも、ライブすごいよかったです。という訳で、『Rolls Never End』が完成して、前号(8月号)で岡崎くんにアルバムのコメントを頂いているので、二人にも一言ずつ頂きたいのですが。
 
高橋:どうだろうなー。いいアルバムだなぁーとしか言えないんだけどね(笑)。なんかね、ドラムの音が今までで一番納得の出来る音に録れたっていうのはあるかも。
 
──かなり生々しい。
 
高橋:うん。曲によってここまでスネアを変えたことはなかったから。ドラマー的にはものすごいいい状態でやらせてもらえたのがよかった。聴き直してみて も、アルバム自体の完成度もすごい満足しているし。エンジニアがドラムを叩く人だったから、スネアをすごいいっぱい持ってきてくれて。あんまりバスドラ がいっぱいあるから、ここぞとばかりに写真撮っちゃったもん。
 
岡崎:バスドラの前にバスドラを置いたからね。とか言っちゃって、これ企業秘密だったりするのかな?
 
──どういうこと?
 
岡崎:ドラムキットの前にバスドラを置くと、タムを叩いても前のバスドラが振動してくれるから、すごい重たーいドラムの音が録れる。
 
──近藤くんは?
 
近藤:去年はずっとライブをやっていたし、ほんとはライブで新曲を全部やっておきたかったんだけど、ちょっと事情があってできなくて。でも、断片的には そういうのも出来たし、今回もピアノとギターといいバランスだし。今のピールアウトとして出来たと思う。
 
──前から聞きたかったんですけど、ピールアウトは曲先ですか? 詞が先ですか?
 
近藤:曲が先。アレンジまで決まってから歌詞。構成とかも全部決まってからじゃないとあんまり歌詞は書きたくない。途中でまた歌詞を書いて構成変わった りするのはイヤだし、全部出来てからしか書かない。
 
──曲は作り込んで持ってくるんですか?
 
岡崎:その場合もあるし、断片の場合もあるし。『ROLLS』なんか断片も断片だったよね。スタジオでグアーッと、あーだこーだ作っては壊してって。
 
──そこに言葉をアドリブで乗せていく感じ?
 
近藤:そういう時もあるけれど、だいたい書くときは書こうと思って書くから。でも、めちゃくちゃ英語で使えるやつとかあるからそういうのを使ったりするけど。
 
──それで9月2日にはシングルを切るという話で。最初から「ROLLS」を切ろうって?
 
岡崎:切るんだったら、これだなっていうのはあった。当然PVも作ったし。テンションの高さとクオリティの高さを兼ね備えた曲であるから、いいかなと。 音的にもベストな形で表現できてる。
 
──で、カップリングに「ニュールンベルグ(でささやいて)」を入れた理由っていうのは。
 
近藤:シングルだから。急遽決まったし、どうせやるならカバーがいいねっていうのは元々あって。だったらルースターズのカバーがいいなって。
 
岡崎:僕ら的にも今年はさ! ね、そういう年でしょ?(笑)
 
──お祭りだ(笑)。
 
高橋:ルースターズなところがうちららしいと言えばうちららしいんだけど。
 
近藤:『ROLLS』は結構リズムがあるじゃない。で、『ニュールンベルグ』もリズムものみたいで。これをピアノでやったらシングルとして合うかな? っ て。
 
──よくR.E.M.とか12インチのB面でカバーをやったりとかして。CDはB面 じゃないけど、カップリング曲ってちょっと肩の力抜けるというか、自分たちの好きな曲を…
 
岡崎:そう、俺たちもそういう洋楽EPのB面 っていう感覚がまだあるんだよ。
 
──昔ロバート・スミスが、シングル買ったらB面から聴いていたって言っていたんだけど、俺もそういうタイプで。だからなんかB面 を聴くとその内部が先にふわっと見えて。バンドの音が聞けて面白いなって。
 
岡崎:今のCDじゃやりづらいね。盤だったら裏から聴けばいい話なんだけど。
 
──だから2曲目から聴いたりして。まぁ、それはそれでどうかと思うけど(笑)。
 
高橋:かなりひねくれているよね。らしいっちゃらしいけど。
 
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