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INTERVIEW

トップインタビュー【復刻インタビュー】ニューロティカ(2002年1月号)- ホントは必死なんだけど、とにかく楽しくて仕方なくってしょうがないよ

ホントは必死なんだけど、とにかく楽しくて仕方なくってしょうがないよ

2002.01.15

interview:CHIE ARAKI

対バンって楽しいんだよね。いろんなバンドとできるじゃない。

──ニューロティカ、去年はえらくライブが多かったですねぇ。

アツシ:そうねぇ、2001年はニューロティカ史上最多ライブだったんだよね。110回くらいで。1年で100回ライブが超えるのも初めてなんだけど。

──簡単に100回っていっても、すごいですよね。リリースもあったわけですし。

アツシ:そうねぇ。2001年の方針で「呼ばれて条件さえあえばやる」っていうのがあって。結局、ちょっと前ってロフトやって、ON AIRやって青年館やって、渋公やってっていう流れがあったじゃない。事務所の人、レコード会社の人、たくさんの人の考えが、みんなの幸せだったの。対バンのイベントとかあんまりやってこなかったんだよね。対バンって楽しいんだよね。いろんなバンドとできるじゃない。それぞれのスタンスだったり、楽しみ方だったりがあってね。

──いろんなバンドの在り方がありますよね。

アツシ:そうなんだよね。バンドによって気持ちの入れ方も違うし、それが面白いし、勉強になったね。あとはイベント毎に企画者がいるわけだけど、企画者の意気込みが感じられると嬉しいよね。呼ばれるだけじゃなくて、こっちも気合入るしさ。

──そういう気持ちのあるバンドだったり、企画者だったりが全国にいて、ロティカの2001年のライブが行われてきたんですね。

アツシ:全国いったねぇ~。ホント、バカだよね。年に、山形3回、岡山4回!! 大阪に関しては10回以上だよ(笑)。4月から12月まで連続でいってて、そのなかに週に2回っていうのもあって(笑)。12月も2回あるわ。

──心斎橋クアトロのあとが…ん!? 池田市。

アツシ:そうそうそう。GELUGUGUの地元(笑)。

──どこそれ!? って。面白いけど。

アツシ:全然勝算見えてないんだけど(笑)。いいでしょ。だけどね、東京とか名古屋、大阪でお客さんが入ってさ、稼いだ分で北海道でライブ出来たりね。四国に持っていったりね。

まだまだロティカも負けてらんないよって思ったの

──あぁ、私は東京にずっといるから忘れがちなんだけど、全国にロティカを待っている人がいるんですよね。

アツシ:そうなのよ。それがうれしくてね。あとね、去年はロティカのメンバー一人一人が考えて、スタッフを含めて最小人数で頑張ってきたつもりなのよ。ライブのブッキングから、運転から、物販からね。すごいやったなっていう達成感があったのよ。でもさ、俺の飲み友達のカリスマのヴォーカルのタケボウっていうのがあるんだけどさ、彼らはすごいよ。だって年間200本ライブやってんだから! 11月に彼らと四国に行って来たんだよ。そこで思い知らされたのよ。上には上がいるんだって。これは素直な気持ちからなんだよ。怖いからじゃなくって(笑)。ジャンルとか関係なくて、久しぶりに人のバンドをみて感動しちゃって。まだまだロティカも負けてらんないよって思ったの。

──カリスマというバンドのスタンスに感動したと。

アツシ:朝にリハで小屋に入るってからライブをやって、次に向かうまで。一日の生活がすごくしっかりしていたんだよ。それにはびっくりした。ちゃんと地元の若い子たちを従えて、何から何まで教えていって。地元を育てていこうという意識がちゃんとしているんだよ。一緒に飲んでつきあうしね。まだまだ頑張らなきゃって思ったね。

──そんな風に友達から教えてもらえるなんて、ロティカは幸せですね。

アツシ:そうなんだよね。嬉しいしありがたいよね。

──対バンやってお互いがお互いを刺激し合って、相乗的に良くなれたら、いいですよね。

アツシ:これだけ沢山ライブをやると、どうしてもマイナスな印象のバンドもあってさ。二度と一緒にやらないって心に暗記しているバンドも出てくるんだけどさ。態度だったり、お金取って客に見せるんでしょ。次のライブにもお客を呼ぶんでしょ。天売でチケット売れよ! 自分たちのバンドになんでも返ってきちゃうでしょ。自分のケツは自分で拭かないとね。ずっと楽しくやりたいじゃない。

──バンドのツアーって簡単に言いますけど過酷ですよね。車の移動が多かったり、別に観光旅行でもなくて。

アツシ:でも楽しいよ~! ライブもそうなんだけど、それ以外の時間でもいろんな楽しみ方考えるんだよね。バカなことばっかりなんだけどね。POTSHOTと一緒にいった東北ツアーは歴史に残るツアーだったよ。飲みっぱなしっていうのもあるんだけど。楽しかったなぁ。

──気志團とのツアーもありましたね。

アツシ:あいつらとも楽しかったよ。居酒屋が終わっちゃって、しょうがないから公園でみんなで座って飲んでんの!!

──うんこ座りだ(笑)!!

アツシ:そうそうそう! ちょうどいい感じにナボは池に落っこったり! とにかくみんなバカ!! あとね北海道から船で18時間かけて大阪にいったこともあったよ。あれは疲れすぎて、みんな無口だった(笑)。

大衆ロックでいたいんだよね

──そりゃすごいよ! でもなんでそうまでしてライブをやっちゃうんですか。

アツシ:それは呼ばれるうちが花ってよくいうじゃない。しかもね、俺が決めたツアーは別にしても、人に呼ばれた企画がほとんどで、ロティカを呼びたくて自分たちでお金を貯めてくれているんだよ、嬉しいよ。そういう気持ちってあるでしょ。伝わって来ちゃうんだよね(笑)。誰かにも「断り方知らないんじゃないの?!」って言われたんだけどさ。でもやっぱり、大衆ロックでいたいんだよね。笑いなさい、泣きなさい、歌いなさい、踊りなさいでしょ。みんなが待っててくれているんだもんね。嬉しいじゃない。

──その中でコロンビア版のベストアルバムが発売になったんですね。

アツシ:通算6枚目ね(笑)。いいタイミングっていったらそうでしょ。スイカマンをもうちょっとひっぱっちゃって(笑)。ジャケットがスイカマンだぜ!!

──また、タイトルもいいですね。タイトル通りな生き方。

アツシ:俺たちいつでもロックバカ! RYOJI君(POTSHOT)のチョイスの1枚なんだけどね。RYOJI君は夏大変だったらしいよ。この夏一番ロティカを聴いた男だって言ってた(笑)。これも嬉しいよね。

──あと圧巻なのがこのCDのブックレットとフライヤーに掲載されている、ロティカへのコメント集ね。ものすごく蒼々たるメンツですね。

アツシ:そうだよ。本当に家宝になったよ。俺の棺にいれるの。毎日それ読みながら呑めちゃうから。18年間が詰まっているよ。一人一人ものまねしながら読んでいます。顔が浮かんできちゃうよ。18年間ロティカをやっていて、このコメントは初めてのごほうびだぜ。

──6枚のベストを作れるってうのは、それだけロティカの曲があるっていうことなんですよね。

アツシ:でも上には上がいるよ。スタークラブは250曲くらいあるってこのまえヒカゲさんがいってた。ロティカは150曲位だから。まだまだやるよ。

今のメンバーでそれまでのロティカは超えた

──今回のアルバムは、今のメンバーになる前の音ですよね。現メンバーに対してのわだかまりじゃないですが…。

アツシ:もうそれはないよ。今のメンバーでそれまでのロティカは超えたから。最初の頃はあったけど、この2年で今のメンバーで乗り越えちゃったよ。だからこのベストアルバムが出せたっていうのもあるよ。それはバンド冥利に尽きるよね。だから、これからどうしようかな(笑)。

──また新しい楽しいアイディアがむくむく沸いてきたり(笑)。

アツシ:そうね。楽しいことをどんどん見つけて行きたいよね。全然止まってなんかいられないよ。それ考えるだけでも、すごく楽しいんだよね。

──2002年の始まりは、

アツシ:1月5日のロフトからはじまるね。大晦日もロフトを含めて3本やっちゃうしね。ということは、やっぱり今年もお正月なしだね~(笑)。少しでもお正月気分を味わうために、お年玉がてら、1月のツアー入場者全員にTシャツプレゼントしちゃうよ~。今年も楽しくやりたいね。ホントは必死なんだけど、とにかく楽しくて仕方なくってしょうがないよ。

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